京都の闇に魅せられて(新館)

京都地下鉄『萌え萌えプロジェクト』





 「階段を使う人って素敵!」
 いかにも萌えキャラという感じの女の子がこう言って階段の使用を促している、私から見ればちょっとイタい感じもするポスターですか(笑)。
 これは何のポスターかと言いますと、京都市交通局の、京都市営地下鉄が、もう何年も前から行っている『萌え萌えプロジェクト』という企画のポスターなのです。



*よろしければ、以下をクリックしてランキングにご協力お願いします。





 何年か前から、京都市営地下鉄で行われているこの『萌え萌えプロジェクト』。
 これに伴って、京都地下鉄の一部の駅階段も、ご覧の通りに。




















 こうして見ると、カロリーは結構消費しにくいものですね。

 この階段は、京都市営地下鉄のどこだったかな?
 山科駅だったかな?
 それとも、烏丸御池駅?
 あるいはどこか他の駅だったか?

 すみません、どこの駅の階段かど忘れしてしまったのですが(汗)。
 ただ、京都市営地下鉄の一部の駅階段にはこのような消費カロリーの表示があります。
 『京都妖怪探訪』などで、またそれ以外にも公私でここの地下鉄を利用している私にもすっかりお馴染みの光景になりました。

 その中でも面白いもののひとつが、「京都市役所前」駅の階段です。



























 このプロジェクトについては私は、「健康増進+節電」のためのPR活動かな、とか思っていたのですが。
 調べてみたら、「京都市営地下鉄の集客推進」の意味もあったようです。
 京都市が、「京都市地下鉄5万人増客推進本部」の下部組織として、公募職員で『萌え萌えチャレンジ班(若手職員増客チーム)』を立ち上げてやっている企画の一部だそうです。
 以下に紹介ページもあります。


*京都市交通局:萌え萌えチャレンジ班
http://www.city.kyoto.lg.jp/kotsu/page/0000096959.html



 ところで、冒頭写真のポスターの女の子についてですが。





 彼女についても、ちゃんと名前などの設定があります。
 『京都市交通局:萌え萌えチャレンジ班』のページによれば、彼女の設定は以下の通り。


>氏 名 太秦 萌 (うずまさ もえ 17歳)
  身 長 158cm
  体 重 47kg
  性 格 元気で活発,真面目だが天然な部分もある。頑張っている人を自然と応援してしまう。



 彼女の他にも、このプロジェクトのためのオリジナル・キャラが居るそうです。


>氏 名 松賀 咲(まつが さき 17歳)
      陸上部所属(中距離走が得意)
性 格 萌の幼なじみ。活発でしんどくても頑張る性格。陸上部では中・長距離に挑戦している。トレーニングの一環で階段を上ることを心掛けている。


 このキャラは、市営地下鉄に実際にある駅の名前から創られたようですね。


 さらに、こんなキャラも居ました。


>氏 名 小野 ミサ(おの みさ 17歳)
      軽音部所属(ギターが得意)
性 格 萌の幼なじみで萌とは土・日に一緒に地下鉄で買い物に行く。
      あるアニメの影響で軽音部に入り,ギターを練習している。
      運動が苦手なため,ついエレベーターに乗ってしまう。


 このキャラも、市営地下鉄に実際にある駅の名前から創られたようですが。
 京都アニメーション某アニメ作品の人気に便乗して創ったという感じがしないでもないですが(笑)。






 それにしても、かつてこういう「萌え」とか「萌えキャラ」などというものは、一部のオタク(ヲタク)だけのもののようにとらえられ、異端視されてきたものですが。
 それが今ではすっかり社会的認知度も高まり、公共団体の企画にまで使われるとは、私のように昔からオタクだった者からすれば、隔世の感を禁じ得ません。


 それでは、今回はここまで。
 また次回。




*京都市交通局:萌え萌えチャレンジ班
http://www.city.kyoto.lg.jp/kotsu/page/0000096959.html


*「京都市交通局」のHP
http://www.city.kyoto.lg.jp/kotsu/




『京都妖怪探訪』もよろしく!



 
*よろしければ、以下をクリックしてランキングにご協力お願いします。






ふるさとを守る脱米救国バナー ふるさとを守る脱米救国バナー



2ちゃんねる から子供たちを守ろう!

コメント一覧

小路@管理人
http://moon.ap.teacup.com/komichi/
>わ~い、お茶さん

 いつもコメントありがとうございます。
 萌えキャラピクトグラムは確かに、あれば面白いですが、もしかしたら、もう既に使っている地方自治体とかもあるかもしれませんね。
 前に訪れた境港市では、水木しげるキャラのピクトグラムが使われていたりしていますし。

 私は最近のNHKが嫌いですが、さすがは国民大衆を相手にしているメディアだけあって、そういう新しいものを取り入れ、活用するだけの柔軟性や先見性は持っているようですね。

 『萌え』のように、元々は日陰者・キワモノ扱いされていた文化が、メジャーな、日本文化にあるというのは、日本の歴史上しょっちゅうあることですよ。
 かな文字、歌舞伎、文学、などなど。
 その意味でオタクとは、数々の文化を生み出した日本人の個性・才能やスピリットを引き継いだ者たちではないか、と私は思っていますよ。
わ~い、お茶
こんばんは。「萌えキャラ」といえばNHKの
天気予報に登場する「春ちゃん」を始めとするキャラも萌えキャラに入るでしょう。最初見た時は驚きました。「民放でもこんな事をやってる所は無いのに天下のNHKが此処までやるか」と。でも「梅雨くん」は見た事がありません。まだ季節ではないからでしょうか?萌えキャラのピクトグラムがあれば面白いと思います。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「京都散策」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事