悪魔の王サタンの血をひく少年が、祓魔師(エクソシスト。悪魔祓い師)を目指しながら、悪魔と戦い続ける。
そんなストーリーの人気アニメ『青の祓魔師』。
TVアニメ版は既に終了していますが、原作漫画は月刊誌『ジャンプスクエア』にて現在も連載中です。
この劇場版が、今月の28日から全国東宝系にて公開されます。
その劇場版公開と連動して、京都市営地下鉄では、今年12月8日から翌年1月16日までの間、スタンプラリーのイベントが開催されることになりました。
妖怪マニア、オカルトマニアにして、また二次元オタクでも私は、是非ともこれに参加してみようと思い立ちました。
まずは、スタンプを押すための台紙を手に入れます。
この台紙は、地下鉄駅で手に入るようです。
そして、地下鉄線上にある5つのスタンプポイントの駅を回って、スタンプを集めていきます。
なお、このスタンプラリーなど、京都地下鉄を乗り回すには、以下のような「京都市営地下鉄1dayフリーチケット」を使うと便利です。
このチケットについては、シリーズ第64回でもとりあげています。
1枚600円(小児300円)で、京都市営地下鉄全線が1日乗り降り自由となります。
さて、回っていきます。
順番はどこからでもいいのですが、私はまず「二条」駅から。
ここには、「勝呂竜士(すぐろ・りゅうじ)」のスタンプが。
その次は、「東山」駅へ。
ここには、主人公の双子の兄弟・奥村雪男のスタンプと等身大ポスターが。
3番目は「北山」駅。
ここは、主人公・奥村燐(おくむら・りん)のスタンプと等身大ポスター。
「九条」駅。
最後に「五条」駅。
5つ揃いました。
最後に、「烏丸御池」駅へ。
北口にある案内所、ここがゴールポイントです。
「達成の証」として、メフィストフェレスの青いスタンプをもらって完成します。
達成した記念にもらったステッカー、数に限りがあるそうですが。
さらに、台紙に付いている用紙で応募しますと、抽選で特製プレゼントが当たります。
私も当たるといいのですが。
そういえば、肝心の劇場版をまだ観ていませんでした。
また観に行こうと思いますが。
私個人の感想で言えば、原作漫画が一番面白いと思うのですが。
ただ、月刊誌に掲載している漫画なので、ストーリーの進行があまり早くないのが、ちょっと足りない感じがしないでもないですが。
ところで。
この作品にだけでなく、「悪魔や妖怪の血をひく者が、悪魔や妖怪と戦う」という設定は、古くからの伝説や伝承などにも多くみられます。
例えば、大陰陽師・安倍晴明には「葛葉姫という白狐を母に持っている」という伝説があります。
日本だけではなく、西欧にも「ダンピール」の伝説があります。人間と吸血鬼(ヴァンパイア)との間に生まれた「ダンピール」は、優れたヴァンパイア・ハンターとなれるという伝説です。菊地秀行の有名な小説『吸血鬼ハンターD』シリーズは、これを元に創られています。
『青の祓魔師』の「サタンのご落胤」とか、『吸血鬼ハンターD』の「ドラキュラ伯爵の血をひく男」など、「随分と厨二病な設定だ」というご意見もあったようですが(笑)。
しかし現代のエンターテイメント作品にも、古くからの伝説・伝承の影響を受けていることがある。
そう考えれば、面白いですね。
それでは、今回はここまで。
それでは、また次回。
*TVアニメ『青の祓魔師』公式サイト
http://www.ao-ex.com/tv/
*『青の祓魔師』劇場版公式サイト
http://www.ao-ex.com/
*京都市交通局のHP
http://www.city.kyoto.lg.jp/kotsu/
*京都妖怪探訪まとめページ
http://moon.ap.teacup.com/komichi/html/kyoutoyokai.htm
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