どうも、こんにちは。
今回はシリーズ第3回でもふれました‘妖怪ストリート’大将軍商店街をとりあげます。
平安京の時代にはこの一条通に「百鬼夜行」という妖怪の群れが通ったと、伝えられています。このことから、妖怪での町おこしが行われています。
百鬼夜行絵巻(大将軍商店街のサイトより)
http://www.kyotohyakki.com/web_0317/emaki.html
とは言っても今回は、「妖怪ラーメン」と「妖怪ラスク」といった、妖怪ストリートならではのグルメにテーマをしぼってとりあげたいと思います。
特に「妖怪ラーメン」は結構有名なようで、一度は食べてみたいと思っていました。
前回の続きから。
大将軍八神社の入り口前から、一条通りをそのまま東へと進んでいきます。すると、すぐに商店街に入ります。
商店街の一角に、妖怪ラーメンで有名な食堂「お食事処 いのうえ」が見えます。
食堂「いのうえ」の店先です。
この写真を撮ったのは確か前の冬頃ですが、いつもこのように怪しげなフィギアやイベントポスターなどが並んでいるようです。
それでは、中に入って噂の妖怪ラーメンを注文してみます。
これが妖怪ラーメンです。
真っ黒なスープに、紫色の麺、そして赤い粉をまぶした、いかにもという感じの怪しげな、おどろおどろしい外見のラーメンです。
赤い粉はパプリカの粉で、黒いスープはイカスミで着色されているのでしょうか?
紫っぽい麺は……何で着色されたのかはわかりませんでした。
あまり上手く撮れていませんが、中にはピータンも入っています。
それ以外は、ニラとチャーシューが入っていて、ごく普通のラーメンのようです。
実際に食べてみると、おどろおどろしい外見とは違って、わりと淡泊な味のおいしいラーメンです。
完食です。
余談ですが前職で私は、京都市内のいろんな場所を回っていたので、各地のラーメン屋とか食堂などを見て回ることが多かったのです。
さらに時々こういうサイトを見て、京都市内のラーメン屋をチェックしていたりもしていました。
つまり、実は私はちょっとしたラーメンマニアでもあるのです(笑)。
その私が「おいしい」と言うのですから、「いのうえ」の妖怪ラーメンは、ただ奇をてらっただけのラーメンではありません。少なくとも、食べてみても損はないと思いますよ。
なお、京都市内は数多くのラーメン屋が競争を続けている「ラーメン激戦区」でもあります。その京都市内で長く続いてるラーメン屋は、その競争を生き延びてきたのですから、そこそこ以上のレベルはあると思います。
京都市内でおいしいラーメン屋を探したい方は、こちらのサイトを参考にされてみてはいかがでしょうか。
あっと。
妖怪ストリートのグルメに話を戻しましょう。
妖怪ストリートというだけあって、各店の前にはそれぞれ個性的な妖怪たちが並びます。
商店街の中にあるパン屋さん店先。
ここに居る妖怪は、「食パンじじい」と「赤ふんコロネくん」というらしいです。
このパン屋では「妖怪ラスク」という商品を売っているそうです。
中に入って、「妖怪ラスク」がどんなものかを見ます。
これが妖怪ラスクです。
私が店に入った時には、ひと袋しか残っていませんでした。
よく売れている人気商品なのでしょうか。
買って、食べてみます。
妖怪ラーメンのスープみたいに、真っ黒な外見。イカスミか何かで着色したのでしょうか。
食べてみると、これがすごく甘くておいしい(ただ、私のような甘いもの好きにはいいのですが、甘いものが苦手な方にはちょっときついかも)。
他にも、「妖怪コロッケ」「百鬼夜行茶」「百鬼夜行どらやき」といった食べ物があるそうです。
食べ物以外にも、この商店街ならではの商品も売っているそうです。
その詳細は、こちらをご覧ください。
こういう形の町おこしもあって、面白いですね。
それでは、今回はここまで。
また次回。
大将軍商店街のホームページ
http://www.kyotohyakki.com/
*京都妖怪探訪まとめページ
http://moon.ap.teacup.com/komichi/html/kyoutoyokai.htm
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