どうも。
仕事の多忙の上に、少し風邪をひいたりして、ここしばらくあまり元気がない状態でした。
それで、ブログの更新も少しばかり滞っておりました。
それにしても今頃の風邪は、なかなか質が悪いし、長引く傾向があるのかもしれません。
皆様も、ご健康には十分に注意をしてください。
さて、『京都妖怪探訪』シリーズも再開といきたいところですが、まず最初に、読者の皆様にお詫びと訂正の報告をしなければなりません。
シリーズ第36回『菅大臣天満宮』にて私は、境内にある以下の井戸が「菅原道真の産湯の井戸」だとばかり思いこんでおりました。
後でわかったことなのですが、これが間違いでした。
菅大臣社(菅大臣天満宮)にあるという「道真産湯の井戸」は、この井戸ではなかったのです。
本当の「道真産湯の井戸」は、本殿よりさらに奥の場所にあったのです。
しかも、樹齢何百年もあろうかと思われる巨大で、神秘的な雰囲気を放つご神木と共に!
まずは、ご神木と本当の「産湯の井戸」がある場所から説明します。
菅大臣社の本殿前。
この写真を撮ったのは、確か2~3月頃でしたので、まだ梅が咲いておりました。
なお、第36回記事にて、ここには「道真を慕って太宰府までついていった」という伝説の「飛梅」があることも紹介しました。
もしよろしければ、読者の皆様も梅の咲く時期にこの神社を訪れ、「飛梅」をご覧になるといいと思います。
話を戻します。
本殿の右側奥に、以下のような場所があります。
この場所の竹製の仕切りの向こう側、そのさらに左奥の竹垣の向こう側に、この神社の
秘密の場所(?)があります。
この向こう側は、普段は一般参拝者は入れません。
ここより先に入れてもらうには、神社の方にお願いし許可を得て、入り口を開けてもらわなければなりません。
私の場合、幸運にもそういう機会に恵まれましたので、ここより先に入れていただくことができました(そして、第36回記事の間違いに気づくことになりました……)。
中にはいると、いくつかの末社・摂社があり、そのさらに奥に大きな銀杏の樹がそびえ立っていました。
この樹は、この神社のご神木だそうです。
大きさからすれば、樹齢何百年と推定されます。
かなり古くからこの場所に立っているようですが、どれくらい昔からかは、神社を管理されている方でも、よくわからないようでした。
「おそらくは、樹齢800年か、それ以上はあるのではないか?」と推定される方もおられましたが、さて……?
さて、あまり上手ではない写真で申し訳ないのですが、以下に紹介します何枚かの写真で、このご神木の全体像をご覧ください。
神社を管理している方のお話によれば、この樹から清浄で神秘的なパワーを感じるという人もおられたようで、ここの一種の「パワースポット」となっています。
中には、このご神木に抱きついたという方もおられたようです。
ご神木の場所よりさらに奥にありました。
「天満宮誕生水」の石碑が。
その碑のすぐ近くに、大きな石のふたをかぶせられた井戸がありました。
どうやら、これこそが本当の「道真産湯の井戸」みたいです。
なお、ご神木と「産湯の井戸」がある場所は、一部では有名な、知る人ぞ知る「パワースポット」だそうです。
さらに言えば……あの菅直人さんもお忍びで訪れたことがあるそうです。
何故かというと、あの人も菅原道真の子孫とされている一人だからだそうです。
これにはちょっとびっくり。
ウィキペディアの「菅原道真」のページを読んだら、「家系」の項目に、以下のように書いてありました。
>有名な子孫として、柳生宗厳、前田利家、大隈重信、菅直人などがいるといわれるが、著名であるがゆえに仮冒が多い点にも留意すべきである。
こんな場所を見落としていたなんて、私も「妖怪マニア」としてはまだまだだったよう
です。
なお、読者の皆様もこの秘密の場所(?)を訪れたいと思われるのならば、神社の方に事前に連絡し、お願いされるのがいいでしょう。
菅大臣社の連絡先は、こちらのページの末尾に書いてあります。
最後は、菅大臣社近くの公園の光景を。
それでは、また次回!
*京都妖怪探訪まとめページ
http://moon.ap.teacup.com/komichi/html/kyoutoyokai.htm
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