里美富士

里美富士（638ｍ）

　

「里美富士（前峰、中峰、奥峰）」

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　「生田(おいだ)の大滝」を見たので帰ろうと思いましたが、まだ時間に余裕があり

ましたので支流の方に足を伸ばしてみることにしました。


「支流の滝」

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標高がが少し上がったせいでしょうか、流れの脇の方が分厚く凍結しています。

たぶん流れの飛沫が少しずつ凍って大きくなったものと思われます。


「里美富士案内板」

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　前に来た時には見かけなかったんですが、こんな案内板を見つけてしまいました。

最初はこのまま支流を登り、笠石方面に足を伸ばそうと思っていたんですが、前回登

れなかった「里美富士」に登って頂上でお昼のおにぎりを食べるのもいいかなと思い、

登山道に足を踏み入れました。


「杉林の登山道」

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　小さな尾根と沢を横切って進むと、比較的まっすぐな登山道（林道）に出ました。

そこからは、杉林の中をひたすら登ります。


「頂上手前の急登」


　このまますんなり頂上かなとちらっと思いましたが、突然なだらかな道から

九十九折りの急登が現れました。

大体○○富士と名前が付いている山は、結構な急斜面があるものです。

（それなりの山なので○○富士と命名しているのでしょうから。）

「里美富士」もご多分にもれず急斜面が現れました。

杉林と雑木林の境目からきつい登りがスタートです。


加えて登山道の上に落ち葉が分厚く重なっていて道を覆い隠しています。

ふかふかの落ち葉の斜面を登山道はどっちかなと見渡すと、少し先に「赤い目印」

が見えました。

「赤い目印」が無かったら間違いなく道迷いです。

「里楽ゼーションの会」様に感謝です。

それにしてもこの落葉樹の葉っぱに松葉が混じった落ち葉が、良く滑ります。

注意していないとズルッと一気に持っていかれます。


「分岐の標識」

　何か頂上らしきところに出ましたが、一面に木が生い茂っていて地形もなだらかな

感じで、頂上の感じがしません。

周りを見渡し少し盛り上がっている方に行ってみました。


「里美富士(中峰）」

ありました、頂上の標識が、６３８ｍ　東京スカイツリーよりちょっと高いです。

反対側の鍋足山群の最高峰５５１ｍ峰より１００ｍ近く高いのですが、全くそんな

感じはしません。鍋足山の方が高い感じです。

里美富士はなだらかな、まーるい感じのする山です。

標識の傍に「三角点」も見つけました。


「三角点」

　少し開けたところに腰を下ろし昼食にしました。

でも、眺望がまったくありません。

木々の間から鍋足山方面がわずかに見えるだけです。

冬は落葉しているので見通せますが、緑の時期はちょっと厳しい感じです。


「中峰からの眺望」

　西の方に行くと「前峰」、北東の方に行くと「奥峰」と案内標識がありましたが、

登山道も落ち葉に覆われてはっきりしない感じでしたので、今日はここまでにする

ことにします。


「杉林のハートマーク」


　同じ道を淡々と下ります。

落ち葉で覆われた道は下りの方が滑りますので、トレッキングポールを使って

慎重に下ります。

途中こんなのを見つけました。

大きな太い藤蔓が大きな輪っかを作っていました。

ハートマークには見えませんね？　


「小さな沢」

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ここだけですかね、道迷いしそうなのは。

でも、赤ペンキがありますから大丈夫ですね。

この沢を越えると、直ぐに生田沢支流が見えます。


「生田沢支流」

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登ってきた生田沢支流に合流しました。

写真を撮っていると、上流から２人連れの方が降りてきました。

ちょっと立ち話、何と同じ町の方で住まいも近く年齢も同年代の方でした。

ご夫婦で山歩きを楽しんでいるそうです。

マイナーな山ですので誰とも会わないと思っていたんですが、結構歩いているんですね。


「Ｏさん夫妻」

Ｏさんたちは「大滝」を見ていくとの事でしたので、分岐でお別れしました。

また何処かの山でお会いしましょうとご挨拶をして。


「小滝」


　駐車スペースに戻ると４駆車がまだありましたので、スタート時に挨拶した方は

まだ下りられていないみたいです。

林道から生田集落の入り口に挿しかかると、正面に明日登ろうと思っている「鍋足山群」

が悠々と雄姿を横たえていました。


「鍋足山群」

次回に、つづく。


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