ロシアの北都 サンクトペテルブルク紀行

2005年秋から留学する、ロシアのサンクトペテルブルク(旧レニングラード)での毎日を記します。

インタビューを受ける

2006-02-06 20:18:45 | Weblog
2006年02月02日
ロシア滞在通算144日目
【今日の写真:カザン聖堂前にあるクトゥーゾフ元帥(1812年の大祖国戦争(=世界史的にはいわゆるナポレオン戦争)でフランス軍と戦った英雄とされる)の銅像と、その上にかかる細い月】

今日の主な動き
09:00 出かける
09:08 マヤコフスカヤ駅
  メトロ マヤコフスカヤ(09:13)→バシレオストラフスカヤ(09:20)
09:37 大学の事務のある建物
13:40 バシレオストラフスカヤ駅
 メトロ バシレオストラフスカヤ(13:44)→ガスティニードヴォル(13:48)
13:56 日本センター
17:27 ネフスキー通り駅
  メトロ ガスティニードヴォル(17:36)→マヤコフスカヤ(17:38)
17:51 帰宅

 今朝も気温は-17度を下回る寒さだが、-30度近くまで下がった前回の寒波に比べればまだ暖かい方。
 
 午前中、早速クラスを移動する相談をしに事務へ行く。担当のオリガ先生が授業中らしく、11時に終わるというのでラウンジで待っていたが、11時にもう一度事務へ行くと、オリガ先生があくのは12時40分以降だと言われた。始めから12時40分に終わると言ってくれれば良いのに、またしても「帯に短したすきに長し」のような中途半端な時間が出来てしまった。まあ、ここではそんなことも良くあることだと割り切っていればよい。
 オリガ先生を待つ間、文房具屋へ行ってファイルとノートを買ったり、大学のカフェで昼食を食べたりする。ようやく彼女が現れたのは13時を過ぎてから。クラスの移動の相談には別の人が応対した。だいたい今と同じかそれよりも少し上のレベルで、午前中のクラスを希望。14番というクラスを紹介されたので、明日はそのクラスに行ってみることにした。
 
 午後日本センターにいると、図書室に男性が一人やって来て、何か話し始めた。彼は”Бизнес сегодня(日本語で良い訳が思いつかないので、英語にすると"Business today")”という雑誌の記者で、ここにいる日本人に取材したいらしい。そこで、偶然同じ場所にいたA子とともに彼の取材を受けることに。
 内容は、どうしてイギリスやアメリカではなくロシアに留学したのか、ロシア語を将来にどう役立てるつもりか、街で話をするロシア人の印象はどうかなどといったことから、日本企業がロシアに進出する際の問題点は何だと思うか、外国人にとってペテルブルクで不便なことはあるかなど、約40分間いろいろなことを聞かれた。いつもロシア人と話をするときとは違って、彼の言うことはかなり良く理解できた。が、今度は自分の伝えたいことがなかなか上手く言えない。その原因は語彙不足。普段、店や駅、レストランなどの場面において、あるいはホストファミリーや友達などとの会話は比較的上手くいくが、今回のインタビューのように、日常会話であまり話さないようなことを話そうとすると、思うように言葉が出ない。日常会話からより一歩二歩踏み込んで中身のある会話をするためには、もっと語彙を増やさなければならないと感じた。
 話す人や状況によって、今日のようにとても良く聞き取れることもあれば、ほとんど理解できないこともあったり、話が出来たり出来なかったり、要するに私のロシア語はまだ不安定なのかもしれないが、語学はそれらの繰り返しで身につけていくものなのであろう。焦らず、地道にやっていくことが肝要だ。

 
   



最新の画像もっと見る

コメントを投稿