ロシアの北都 サンクトペテルブルク紀行

2005年秋から留学する、ロシアのサンクトペテルブルク(旧レニングラード)での毎日を記します。

ペテルブルク案内記7-2日目:アレクサンドルネフスキー修道院-

2006-07-02 21:51:58 | Weblog

【写真:アレクサンドルネフスキー修道院の前にて。Hと私。(28/06)】

 プーシキン観光の後は帰りもマルシュに乗り、15時頃ペテルブルクへ。白夜のこの時期、15時といってもまだ真昼で、15時くらいから午後が始まるという感覚。

 午後は私の彼女Bが街を案内してくれる。はじめはガスティニードヴォルで待ち合わせることにしていたが、アレクサンドルネフスキー修道院などを見てはどうかという彼女の提案により、メトロのアレクサンドルネフスキー広場駅でBと合流。
 アレクサンドルネフスキー修道院は、メトロの駅を出てすぐのところにある。まずはチフヴィン墓地を見学。ここにはロシアの作曲家や劇作家など、多くの芸術家が埋葬されている。中にはチャイコフスキーやドストエフスキーなど、世界的に有名な人のお墓もあった。

 修道院の名前となっているアレクサンドルネフスキーは13世紀の人。1240年にネヴァ川沿岸でスウェーデン軍を撃破した際のロシア軍の指導者で、後に聖人とされた。修道院の建設は1710年から始まり、1797年に大修道院の称号を与えられたという。
 Bによると、ここはただ単なる観光地ではなく、現在も人々のお祈りの場となっている(”действующий”な)修道院なのだという。アレクサンドルネフスキーの遺骸もここに葬られている。
 
 この修道院や墓地は当初観光ルートに予定していなかったが、私も初めて訪れる場所であり、来て良かったなと思った。
 観光を続ける前に軽く何か食べようということになり、ネフスキー大通りを歩いてモスクワ駅近くのブリーニーの店「テレモーク」へ。ブリーニーも、ロシアを訪れる人には紹介したいと思っていただけにちょうどよかった。
 ブリーニーを食べながら、Bとこの後の観光ルートづくりをする。地図を見ながら作戦を立て、芸術広場→夏の庭園→トロイツキー橋→ピョートル大帝の家→ペトロパブロフスク要塞→ヴァシリー島→大学河岸通り→宮殿橋→デカブリスト広場の順に歩くという、要所を網羅した素敵なルートが出来上がった。
 
 さあ出かけようと店を出た直後、ちょっとしたハプニングが起こった。


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