Среда 14 Декабря, 2005
Я сегодня купил новогодние открытки. Я буду посылать их моим преподавателям и моей семье в Японию, из Франции или из Италии.
Вечером я ел суп из гороха. Этот суп был очень вкусный. Потом мы с Сергеем и его матерью вместе смотрели кино ”Ментовские войны”. У нас в Японии тоже есть такие войны милиции. Я узнал, что милиция в России похожая на милицию в Японии.
2005年12月14日 くもり時々晴れ
ロシア滞在105日目
【今日の写真:クリスマスと新年祝いの装飾が賑やかなモスクワ駅前。】
今日の主な動き
05:50頃 起床
08:46 出かける
08:54 マヤコフスカヤ駅
09:04 バシレオストラフスカヤ駅
09:14 学校
12:20 文房具屋
12:49 大学の事務室がある建物
13:57 文学部の建物
日本語の授業ゲストとして参加
16:00頃 文学部近くのカフェ
17:09頃 ネヴァ川沿いのバス停から147番のバスに乗車
17:42 ソヴィエト通り付近で下車
17:47頃 「シンドバッド」(学生向けの旅行代理店)
18:24頃 インターネットカフェ
19:12 帰宅
今日の授業で、9月から使っていた水曜と木曜の文法の教科書が1冊終わることになり、授業では最後の方のページにある復習問題をやった。
メインは何と言っても名詞、代名詞、形容詞などの格変化と、動詞・前置詞と格の組み合わせ。動詞と格の組み合わせは、ロシア語独特の組み合わせ方も中にはあるが、日本語から連想する格がそのまま正解となる場合が多く、そんなに覚えづらくはない。例えば「電話する」という動詞とともに「~に」を表す与格を使ったり、「尊敬する」という動詞とともに「~を」を表す対格を使ったりするあたりは、日本語と同じ感覚。
あとは変化語尾をマスターすれば完璧なのだが、まだ完全に覚え切れていない。もちろん基本的な男性・女性・中性・複数名詞や形容詞の変化はちゃんと頭に入っているが、言語にはつきものの例外パターンを全て覚えるのはなかなか大変。何となく音では分かっていても、例えば「イ」ならば”и”なのか”й”なのか”ь”なのか混同し、小さな所で未だに間違いを繰り返してしまう。教科書の作者もこのことは十分分かっているらしく、練習問題の中には、長文の名詞の語尾だけがことごとく虫食い状態になっていて、それを埋めさせるというユニークなものもあった。
明日は文法のテスト。テストで点を取るためと言うよりは、ロシア語の上達のための良い機会だと思って復習をしたいところである。
午後、ホームステイ費用を支払いに、文学部のコワレンコ先生のところへ行く。すると彼はちょうど部屋を出るところで、「あと10分待ってて。」と言われた。それくらいの余裕はもっていたので、言われたとおり事務室の中で待つ。
ところが、7分ほど経過したところ、オリガ先生という別の先生が、「ボリス(コワレンコ先生のこと)に用事か?」と私に尋ねてきた。「そうだ。」と答えると、「彼は今昼食に行ったから、あと20分くらいで戻ってくる。」と言われ、私はびっくり。「彼は10分待てと言っていたから、あと3分くらいで来るはずだ。」と私がすかさず言い返すと、「じゃあもうすぐ戻ってくるかもね。」だって。
ところが、15分待っても、20分待ってもコワレンコ先生は戻ってこない。14時からは日本人のIさん、A子とともに、日本人講師Kさんによる日本語の授業に参加する予定だったので、だんだん気がもめてきた。今日は諦めて帰ろうかと思ったが、ヨーロッパ旅行への出発が16日に迫っており、出発前にしておくべきことを先延ばしするのは良くない。
ようやくコワレンコ先生が戻ってきたのは30分後。30分待たされたこと自体に文句があるわけではない。アポイントをとっておいたわけでもないし(もっとも、アポイントをとる必要はないのだが)、先生にも先生の都合というものがあろう。私の不満は、「10分」と言われながら、その3倍も待たされたことの一点。
始めから、30分ならば30分と言ってくれれば先に昼食を食べに行ったり、廊下で待っていたIさんやA子と話をしながら待ったりということも出来るのに、いつ来るかいる来るかと待っているのは落ち着かない。ロシア語の「10」には「10分からその3倍程度」という意味があるのだろうかと本気で思ったくらいである。
ここでは、人々が待ち合わせ時刻に遅刻してくるのはごく日常的なことなので、時間にルーズなことにはいちいち気をもまないことにしている。それでも、この「10分が30分」という今日の出来事には、久々に苛立った。
ようやく費用の支払いを終えたところで、Iさん、A子とともに日本語の授業が行われる教室へ向かう。K先生と知り合いのIさんが、昨日日本センターで偶然会った私達を、今日の授業に誘ってくれたのである。
授業といってもかなりの少人数で、今日の学生は3人。先にいたH谷さんとK先生を含めると、日本人5人とロシア人学生3人(いずれも女)という構成。
3人のうち2人は日本への留学経験があるという。もう一人は留学経験はないらしいが、いずれも皆日本語がかなり話せて、ほとんど通常の会話をしている感覚で話が出来た。
今日のテーマはお見合い結婚の是非。恋愛と結婚は違うのかそうでないのかについて、皆で意見交換をした。先生が予め用意しておいたプリントに、「お見合いをするとしたら相手のどこをみるか?」という問題があり、あるロシア人は「財布の中身を見る。」旨発言。「いきなり財布かよ!」と思ったが、よく考えれば経済面も極めて重要である。
議論を進めるうち、国際結婚についてどう思うかという話になった。先生が用意した資料によると、日本でも年々国際結婚をする人が増加しているようである。ロシアに来る以前、私は国際結婚は大変いただけないことだと思っていたが、ここに来て西洋の人々と接し、彼らにとっての国境が物理的にも、精神的にもかなり低いことを知った。単にその影響を受けたからというわけでもないが、いつの間にか考えが変わった。
西洋の歴史を見れば、近代には特に諸王家が今でいうところの国際結婚を繰り返し、ヨーロッパの王家は皆親戚と言っても過言でないような関係があった。昔の王家に限らず、国際結婚は現在もかなり身近なところにある。例えばスティーブンの両親(スコットランド人とスイス人)、文法の先生の娘さん(ロシア人とスペイン人)は国際結婚。もしかして、ヨーロッパの人々には外見上も大差がないのかと思い、学生3人にこんな質問をしてみた。「ロシア人の皆さんは、ヨーロッパの他の国の人々をすぐに見分けられるか?」すると、おそらく簡単には見分けられないだろうという私の予想に反して、3人とも「よく分かる。」旨の答えだった。いくらヨーロッパが近いとはいえ、さすがに同じ国の国民かそうでないかは見分けられるようである。
お見合い結婚の是非から始まって、国際結婚の話題まで、なかなか興味深くて面白い授業だった。
その後Iさん、A子、H谷さんとともにカフェで遅い昼食を食べる。帰りはネヴァ川沿いのバス停から147番のバスに乗り、モスクワ駅の先まで行く。
17日のモスクワの宿を、先日国際学生証を発行してもらった「シンドバッド」で予約。学生向けのゲストハウスで、料金は一泊朝食付きで800ルーブル(約3200円)と格安。
帰宅後、セルゲイが夕食の用意をしてくれた。今日の夕食は豆のスープとじゃがいも、肉それにお茶。豆のスープが大変おいしかった。
夕食の際には、リスニングの練習も兼ねて、いつもセルゲイらとテレビかDVDの映画鑑賞をする。未だになかなか聞き取れず苦労しているが、セルゲイがところどころ説明を加えてくれる。今日見た映画は、警察の縄張り争いの様子を描いたものらしい。縄張り争いなんて、日本の警察や役所と全く一緒。どこの国でも、似たようなことをやってるというわけだ。
Я сегодня купил новогодние открытки. Я буду посылать их моим преподавателям и моей семье в Японию, из Франции или из Италии.
Вечером я ел суп из гороха. Этот суп был очень вкусный. Потом мы с Сергеем и его матерью вместе смотрели кино ”Ментовские войны”. У нас в Японии тоже есть такие войны милиции. Я узнал, что милиция в России похожая на милицию в Японии.
2005年12月14日 くもり時々晴れ
ロシア滞在105日目
【今日の写真:クリスマスと新年祝いの装飾が賑やかなモスクワ駅前。】
今日の主な動き
05:50頃 起床
08:46 出かける
08:54 マヤコフスカヤ駅
09:04 バシレオストラフスカヤ駅
09:14 学校
12:20 文房具屋
12:49 大学の事務室がある建物
13:57 文学部の建物
日本語の授業ゲストとして参加
16:00頃 文学部近くのカフェ
17:09頃 ネヴァ川沿いのバス停から147番のバスに乗車
17:42 ソヴィエト通り付近で下車
17:47頃 「シンドバッド」(学生向けの旅行代理店)
18:24頃 インターネットカフェ
19:12 帰宅
今日の授業で、9月から使っていた水曜と木曜の文法の教科書が1冊終わることになり、授業では最後の方のページにある復習問題をやった。
メインは何と言っても名詞、代名詞、形容詞などの格変化と、動詞・前置詞と格の組み合わせ。動詞と格の組み合わせは、ロシア語独特の組み合わせ方も中にはあるが、日本語から連想する格がそのまま正解となる場合が多く、そんなに覚えづらくはない。例えば「電話する」という動詞とともに「~に」を表す与格を使ったり、「尊敬する」という動詞とともに「~を」を表す対格を使ったりするあたりは、日本語と同じ感覚。
あとは変化語尾をマスターすれば完璧なのだが、まだ完全に覚え切れていない。もちろん基本的な男性・女性・中性・複数名詞や形容詞の変化はちゃんと頭に入っているが、言語にはつきものの例外パターンを全て覚えるのはなかなか大変。何となく音では分かっていても、例えば「イ」ならば”и”なのか”й”なのか”ь”なのか混同し、小さな所で未だに間違いを繰り返してしまう。教科書の作者もこのことは十分分かっているらしく、練習問題の中には、長文の名詞の語尾だけがことごとく虫食い状態になっていて、それを埋めさせるというユニークなものもあった。
明日は文法のテスト。テストで点を取るためと言うよりは、ロシア語の上達のための良い機会だと思って復習をしたいところである。
午後、ホームステイ費用を支払いに、文学部のコワレンコ先生のところへ行く。すると彼はちょうど部屋を出るところで、「あと10分待ってて。」と言われた。それくらいの余裕はもっていたので、言われたとおり事務室の中で待つ。
ところが、7分ほど経過したところ、オリガ先生という別の先生が、「ボリス(コワレンコ先生のこと)に用事か?」と私に尋ねてきた。「そうだ。」と答えると、「彼は今昼食に行ったから、あと20分くらいで戻ってくる。」と言われ、私はびっくり。「彼は10分待てと言っていたから、あと3分くらいで来るはずだ。」と私がすかさず言い返すと、「じゃあもうすぐ戻ってくるかもね。」だって。
ところが、15分待っても、20分待ってもコワレンコ先生は戻ってこない。14時からは日本人のIさん、A子とともに、日本人講師Kさんによる日本語の授業に参加する予定だったので、だんだん気がもめてきた。今日は諦めて帰ろうかと思ったが、ヨーロッパ旅行への出発が16日に迫っており、出発前にしておくべきことを先延ばしするのは良くない。
ようやくコワレンコ先生が戻ってきたのは30分後。30分待たされたこと自体に文句があるわけではない。アポイントをとっておいたわけでもないし(もっとも、アポイントをとる必要はないのだが)、先生にも先生の都合というものがあろう。私の不満は、「10分」と言われながら、その3倍も待たされたことの一点。
始めから、30分ならば30分と言ってくれれば先に昼食を食べに行ったり、廊下で待っていたIさんやA子と話をしながら待ったりということも出来るのに、いつ来るかいる来るかと待っているのは落ち着かない。ロシア語の「10」には「10分からその3倍程度」という意味があるのだろうかと本気で思ったくらいである。
ここでは、人々が待ち合わせ時刻に遅刻してくるのはごく日常的なことなので、時間にルーズなことにはいちいち気をもまないことにしている。それでも、この「10分が30分」という今日の出来事には、久々に苛立った。
ようやく費用の支払いを終えたところで、Iさん、A子とともに日本語の授業が行われる教室へ向かう。K先生と知り合いのIさんが、昨日日本センターで偶然会った私達を、今日の授業に誘ってくれたのである。
授業といってもかなりの少人数で、今日の学生は3人。先にいたH谷さんとK先生を含めると、日本人5人とロシア人学生3人(いずれも女)という構成。
3人のうち2人は日本への留学経験があるという。もう一人は留学経験はないらしいが、いずれも皆日本語がかなり話せて、ほとんど通常の会話をしている感覚で話が出来た。
今日のテーマはお見合い結婚の是非。恋愛と結婚は違うのかそうでないのかについて、皆で意見交換をした。先生が予め用意しておいたプリントに、「お見合いをするとしたら相手のどこをみるか?」という問題があり、あるロシア人は「財布の中身を見る。」旨発言。「いきなり財布かよ!」と思ったが、よく考えれば経済面も極めて重要である。
議論を進めるうち、国際結婚についてどう思うかという話になった。先生が用意した資料によると、日本でも年々国際結婚をする人が増加しているようである。ロシアに来る以前、私は国際結婚は大変いただけないことだと思っていたが、ここに来て西洋の人々と接し、彼らにとっての国境が物理的にも、精神的にもかなり低いことを知った。単にその影響を受けたからというわけでもないが、いつの間にか考えが変わった。
西洋の歴史を見れば、近代には特に諸王家が今でいうところの国際結婚を繰り返し、ヨーロッパの王家は皆親戚と言っても過言でないような関係があった。昔の王家に限らず、国際結婚は現在もかなり身近なところにある。例えばスティーブンの両親(スコットランド人とスイス人)、文法の先生の娘さん(ロシア人とスペイン人)は国際結婚。もしかして、ヨーロッパの人々には外見上も大差がないのかと思い、学生3人にこんな質問をしてみた。「ロシア人の皆さんは、ヨーロッパの他の国の人々をすぐに見分けられるか?」すると、おそらく簡単には見分けられないだろうという私の予想に反して、3人とも「よく分かる。」旨の答えだった。いくらヨーロッパが近いとはいえ、さすがに同じ国の国民かそうでないかは見分けられるようである。
お見合い結婚の是非から始まって、国際結婚の話題まで、なかなか興味深くて面白い授業だった。
その後Iさん、A子、H谷さんとともにカフェで遅い昼食を食べる。帰りはネヴァ川沿いのバス停から147番のバスに乗り、モスクワ駅の先まで行く。
17日のモスクワの宿を、先日国際学生証を発行してもらった「シンドバッド」で予約。学生向けのゲストハウスで、料金は一泊朝食付きで800ルーブル(約3200円)と格安。
帰宅後、セルゲイが夕食の用意をしてくれた。今日の夕食は豆のスープとじゃがいも、肉それにお茶。豆のスープが大変おいしかった。
夕食の際には、リスニングの練習も兼ねて、いつもセルゲイらとテレビかDVDの映画鑑賞をする。未だになかなか聞き取れず苦労しているが、セルゲイがところどころ説明を加えてくれる。今日見た映画は、警察の縄張り争いの様子を描いたものらしい。縄張り争いなんて、日本の警察や役所と全く一緒。どこの国でも、似たようなことをやってるというわけだ。
でも、シティバンクの残高は、わかりません。
通帳では調べられません。
いくらおろしたかで、類推するように。
ヨーロッパ旅行、くれぐれも気をつけて楽しんでね。
私も2年前、ぺテルに1年半ほど留学していた(スモールにー)ので、非常に興味深く読ませていただきました。
ロシア人の10分は30分、ていうのが日本人の感覚から言って、苛立つそのお気持ち、ひっじょ~に理解できます。
でも30分ならまだいいほうです。私の親しいロシア人男性は、「もうちょっと」と言って2時間くらいかかるんですよね。彼の場合は要するにтормазなだけなんですけど。
だから待ち合わせ時間は指定の時間より予め30分くらい遅れて行ったりしてます。
でもロシア人て概して、時間が迫っててもマイペースな民族ですよね。
ちなみに、コワレンコ先生のファーストネームは何ですか?
はじめまして。コメントどうもありがとうございました。
スモールニーに留学されていたのですか。1年半とは、結構長いですね。
ペテルブルクにいらしたmiさんなら、このブログ、いろいろ突っ込みどころがあるでしょうけど、miさんがペテルブルクで感じられたことも折に触れて教えて下さい。
ロシア人の時間の感覚、慣れるまでには時間を要しますね。鵜呑みにするのはよくないと分かっていながらも、やはり約束の時間に遅れてはまずいだろうという考えが頭の中にあり、待ちぼうけを喰らうことが多々あります。おっしゃる通り、ロシア人はかなりマイペース。でも意外なところでしっかりしている(鉄道は定時に動くとか)ので、どこがどうなってるのかよく分かりません。
コワレンコ先生のファーストネームは確か「ボリス」だったはずです。
ペテルブルクに滞在経験がある者どうし、また情報交換しましょう!