goo blog サービス終了のお知らせ 

NPO法人こころthe士業通信

特定非営利活動法人こころthe士業の公式ブログ。
活動実績や今後の予定等をお知らせしてゆきます。

第136回定期勉強会 - 開催報告

2023年04月23日 23時00分45秒 | 活動記録
第136回定期勉強会
2023年4月23日(日)
なか区民活動センター・研修室1

<午前の部(10:00〜12:00)>
テーマ
「名誉を賭けた少額訴訟」
~なぜ原告は訴額1万6千円の本人訴訟を起こしたのか~
講師
渡邉和美氏(特定社会保険労務士)

平成30年5月に、横須賀簡易裁判所にて少額訴訟の提起がなされました。インターネット通販におけるトラブルによるもので、消費者保護の観点から重要なポイントを多く含む内容でした。ネット通販は少額の取引が多く、被害額や損害賠償が高額とならず被害者が「泣き寝入り」するケースもあるそうですが、本件は当事者の強い信念と、決して泣き寝入りとさせない姿勢が、予想以上の結果を勝ち取ることにつながりました。
国民生活センターの消費者問題における判例紹介でも取り上げられた裁判について、実際に傍聴人として参加された講師にご講演いただきました。



<午後の部(13:00〜16:30)>
「2023年事務指定講習(通信指導課程)対策講座」
参加者によるグループワーク形式の講座を、3月12日に引き続き開催いたしました。
演習課題の後半に取り組むと共に、先輩の開業経験として当NPOの石川靖会員に、また、実務案件の実例紹介として白石代表に登壇いただく機会を設けました。



* * *

今後の定期勉強会の予定は、当NPOのウェブサイトにてお知らせしています。
「勉強会・セミナー」のページからお申し込みください。

なお、各会場の定員につきまして、新型コロナ感染症の対策のため、座席数を減らして開催する可能性があります。
会場により定員は異なりますが、基本的に先着順となることと、感染症の状況を踏まえて、開催予定の変更の可能性がある点もご了承頂いた上で、お申し込みください。
(開催中止となった際は、受講料は頂きません。)
http://55634.org/

第135回定期勉強会 - 開催報告

2023年03月12日 21時29分07秒 | 活動記録
第135回定期勉強会
2023年3月12日(日)
横浜市社会福祉センター・会議室

<午前の部(10:00〜12:00)>
テーマ
「賃金制度設計の考え方と導入事例紹介」
講師
米田徹氏(特定社会保険労務士・中小企業診断士)

賃金制度に悩みの無い会社は皆無と言ってよく、社労士として問題解決にあたるチャンスは大きいのですが、その一方で、業種や規模ごとに千差万別の内容であり、一律に最適解を求めることが難しい点があげられます。今回のテーマでは、東京で活動する賃金研究会が推奨する「役割期待対応型賃金制度」の制度設計の考え方について講義形式で解説いただくと共に、中小企業への導入事例を紹介していただきました。



<午後の部(13:00〜16:30)>
「2023年事務指定講習(通信指導課程)対策講座」
参加者によるグループワーク形式の講座は、実に3年ぶりの開催となりました。
社会保険労務士の本試験に合格し、実務経験がない方にとっては、避けて通ることができない「事務指定講習」の通信指導課程の課題作成に取り組むと共に、同じ合格年代の仲間での人脈づくりや、先輩社労士との情報交換の機会を設けることを目的をしています。
参加者4名をお迎えし、課題作成の中でも複雑な労働保険の年度更新手続きなどの答案作成に取り組んでいただきました。



* * *

今後の定期勉強会の予定は、当NPOのウェブサイトにてお知らせしています。
「勉強会・セミナー」のページからお申し込みください。

なお、各会場の定員につきまして、新型コロナ感染症の対策のため、座席数を減らして開催する可能性があります。
会場により定員は異なりますが、基本的に先着順となることと、感染症の状況を踏まえて、開催予定の変更の可能性がある点もご了承頂いた上で、お申し込みください。
(開催中止となった際は、受講料は頂きません。)
http://55634.org/

第134回定期勉強会 - 開催報告

2022年12月10日 20時36分56秒 | 活動記録
第134回定期勉強会
2022年12月10日(土)
なか区民活動センター・研修室1および研修室2

<午前の部(10:00〜12:00)>
テーマ
「士業が知っておきたい障害者雇用の基礎知識」
講師
木下文彦氏(社会保険労務士・両立支援コーディネーター・中小企業診断士)

2006年に国連で採択された障害者権利条約について、日本では2014年1月に批准がなされ、それと前後して障害者基本法の改正など、差別・虐待の解消防止を目指し、様々な取り組みがなされています。事業経営にとっても、障害者の就労支援や社会参画のための施策への取り組みは、避けて通ることができなくなりつつあります。
企業の人事部で障害者雇用部門の責任者を務められている講師に、制度に関する知識と考え方はもちろん、現場の実務を通して感じた問題など、社労士などの専門家にとって、アドバイスを求められたときに知っておくと役立つ内容をご紹介いただきました。



<午後の部(13:30〜15:30)>
テーマ
「紙芝居で学ぶ!中小企業のためのミニ人財育成ツール・アイデア集」
講師
藤堂武久氏
(一般社団法人日本紙芝居型講師協会代表理事・中小企業診断士(弁護士))

当初弁護士として労働問題等に取り組まれた講師が、「手遅れ」のケースを数多く経験された経緯から、中小企業診断士・研修講師になり、人財の採用・定着・人財育成を通した労使トラブルの予防を専門に活動されています。具体的な取り組みの一つである、中小企業で実施可能なミニ人財育成のツール・アイデア集について、紙芝居型でご紹介いただくテーマとなりました。
講師自らが実践と失敗を繰り返しながら、定期面談・ビジネスコーチングの手法、人財の採用・定着戦略、ミニ社員研修、会議サポート・司会進行支援、各種教材等の編集など様々な実例を編み出された手法について、参加者にはグループワークを交えて体験していただきました。



* * *

今後の定期勉強会の予定は、当NPOのウェブサイトにてお知らせしています。
「勉強会・セミナー」のページからお申し込みください。

なお、各会場の定員につきまして、新型コロナ感染症の対策のため、座席数を減らして開催する可能性があります。
会場により定員は異なりますが、基本的に先着順となることと、感染症の状況を踏まえて、開催予定の変更の可能性がある点もご了承頂いた上で、お申し込みください。
(開催中止となった際は、受講料は頂きません。)
http://55634.org/

第133回定期勉強会 - 開催報告

2022年11月13日 19時46分30秒 | 活動記録
第133回定期勉強会
2022年10月29日(土)
横浜市技能文化会館 7階(701、703)

<午前の部(10:00〜12:00)>
テーマ
「障害年金事例研修「社労士はどこまで出来るか。」」
講師
高橋茂氏(特定社会保険労務士・年金マスター・ファイナンシャルプランナー)

社会保険労務士にとって、障害年金の請求手続きは、複雑な内容が多く含まれるため得意とする方が限られている現状にあります。しかしながら、精神疾患やがん罹患者に対する生活保障の役割としての障害年金の重要度が高まりつつあります。実際に年金を受給できるか否かは、受傷・発症当時の被保険者資格や保険料納付状況によるところがポイントとなりますが、今回の講義では、一度は不支給とされた障害基礎年金の請求手続き案件を、年金記録訂正を中心として、さらに様々な角度からの要素の積み上げにより、審査請求と訴訟を経て支給決定に至った過程をご紹介いただきました。





<午後の部(13:30〜15:30)>
テーマ
「就業規則はここまで柔軟に作成できる! 
 『中小輝業への道』の作成過程で知った中小企業のすごい取組み」
講師
堀内れい子氏(社会保険労務士法人つむぐ代表特定社員)

社会保険労務士にとって、中小企業の労務管理のサポートは悩みが多いテーマと言えます。様々な課題がありながら、その中には、従業員が働きやすい職場環境を実現するために、経営と法令(就業規則)を上手に連動させて成功している事例があります。事業主と社会保険労務士がタッグを組んで実現した、その自由な発想とすばらしい取組みはもちろん、コロナ禍を乗り切ろうとする姿勢について、詳しくご紹介していただく内容となりました。

* * *

今後の定期勉強会の予定は、当NPOのウェブサイトにてお知らせしています。
「勉強会・セミナー」のページからお申し込みください。

なお、各会場の定員につきまして、新型コロナ感染症の対策のため、座席数を減らして開催する可能性があります。
会場により定員は異なりますが、基本的に先着順となることと、感染症の状況を踏まえて、開催予定の変更の可能性がある点もご了承頂いた上で、お申し込みください。
(開催中止となった際は、受講料は頂きません。)
http://55634.org/

第132回定期勉強会 - 開催報告

2022年09月23日 19時31分37秒 | 活動記録
第132回定期勉強会
2022年9月4日(日)
なか区民活動センター・研修室1

<午前の部(10:00〜12:00)>
テーマ
「将来に向けた「事業・経営計画」作成実務(補助金申請をしてみよう!)」
講師
青柳英明氏(社会保険労務士・財務コンサルタント・産業カウンセラー)

新型コロナ感染症への対策として、国や地方公共団体の給付金、厚生労働省の助成金、経済産業省を中心とした補助金、金融機関による特別融資といった各種制度の活用をされた事業主は数多くありました。その一方で、これらの制度を今後も上手に利用していこうとする場合、必要になってくるのが将来に向けた事業・経営計画です。今回の講義では、家業の会社を継承された講師ご自身の経験から、経営計画を立てる大切さと、それを補助金申請にどうつなげるか、プロセスを詳細にご紹介いただきました。



<午後の部(13:00〜15:00)>
テーマ
「入管行政と在留資格をめぐる諸問題」
講師
木下洋一氏(未来入管フォーラム代表)

外国人が日本に在留するために必要な「在留資格」について、日本の入管行政が重要な役割を果たしていますが、その問題点について触れる機会はさほど多くはありません。そもそも在留資格とは何か、在留資格を失うとどうなるのか、技能実習や入管法改正をめぐる諸問題などを絡めて考える内容を企画いたしました。入管行政に実際に携わり、現在は民間の立場から、これらの制度に対する問題提起を発信されている講師に、詳しく講義いただきました。



なお、本ブログでの定期勉強会の通算回数の表記につきまして、前回の記事では第129回と表記しておりますが、2020年からの新型コロナの影響により開催を中止した回が2回あり、カウントに加えた回数への修正を行いました。
前回とは数字が連続しておりませんが、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

* * *

今後の定期勉強会の予定は、当NPOのウェブサイトにてお知らせしています。
「勉強会・セミナー」のページからお申し込みください。

なお、各会場の定員につきまして、新型コロナ感染症の対策のため、座席数を減らして開催する可能性があります。
会場により定員は異なりますが、基本的に先着順となることと、感染症の状況を踏まえて、開催予定の変更の可能性がある点もご了承頂いた上で、お申し込みください。
(開催中止となった際は、受講料は頂きません。)
http://55634.org/