190603_遺伝子がお見合いをする
2019年6月3日 産経新聞 p.18
人間の遺伝子の構造は、図で描くことができるらしい。
その構造図が似ている人は相性がいいらしい。
従って、伴侶を選ぶ場合は、顔が気に入ったかどうかではなく、遺伝子の構造図が似ているかどうかで、選ぶべきだ。
こういうことが分かってきたので、これを商売にするところが出てきた。
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有料結婚相談のある会社は、遺伝子による有料伴侶紹介事業を始めた。
料金は、入会金32,400円、遺伝子検査料54,000円。
遺伝子を検査した後、次の手順で、伴侶を選ぶ。
一、男13人、女13人が(顔を見えないようするため)すだれごしに向き合う。
二、各自は、異性13人分の遺伝子図を渡されている。
各自は、あらかじめ自分の遺伝子図と似ている異性の遺伝子図の目星をつけておく。
三、各自は、異性13人と、遺伝子図を見ながら、すだれ越しに三分間、話す。
四、各自は、すだれ越しに話したあと、今度は、すだれをとり去り、生の顔で、異性13人と、やはり、一人当たり三分間話す。
五、各自は遺伝子図が自分のものと似ているかどうか、顔が気に入ったかどうかを検討し、伴侶を選ぶ。
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ということが、新聞にでていました。
私は、すでに伴侶がおりますので、この紹介事業は利用しません。
40年前、私どもは遺伝子構造図を利用しないで結婚しました。
それでいまのような状態になっています。