暮らし研究家『暮らし家』の古民家・田舎生活

豊かな暮らしってなんだろう。モノではない「何か」。残し、守り、伝えたいモノや事柄を岡山県西粟倉村から発信します。

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

想像力。~その奥を知ろうとする力~

2014年12月27日 | 2014年
昨日、仕事納めでした。
現在わたくし、ムラの託児所に勤めておりまして1歳児クラスの担任をしております。




ブランク長いわ、経験少ないわで四苦八苦の9ヶ月でしたが
これだけは言える
テキトーに仕事したことはない!!


まぁ、そのおかげで夫には抜け殻のような姿を見せてしまっていたし
見るに見かねて食器の洗うのや洗濯物を干すのが私より上手になりましたが







私が担任をする際、心掛けたことは

できるだけ本物を見せる


ことと


変幻可能な玩具をそろえる


事でした。










【本物を見せる】

たとえば、お花や動物の壁面。
保育室などには、たくさん飾られていますが
極論を言うと保育室に張ってある画用紙のくまさんやウサギさんは本当の熊や兎じゃないもの。
「かわいい」と思って満足しているのは大人の感覚だ、と思うのです。



ムラにはちょっと外に出れば本物の草や木や花がそこここにある。
そして生きたカエルやアリやちょうちょやカナヘビや…。(たまにシカや猿も見ますが、コレはちょっと危険
それに触れて、見て、におって、たまにはなめてみて本物とはこういうものなんだな、ということを五感で知る。
五感で記憶にすりこまれたものはその中のどれかが呼び覚まされるだけで記憶として蘇ります。
そして、それがふるさとの記憶として蘇り、ふるさとを誇りに思い、ふるさとの人々を大事に思う。


先日、お散歩中にしゃくとり虫がいました。
数人の子どもたちといっしょにしゃがんで見ていた。
しばらく見た後、ちょっと「コワイ」と思った子どもが足でグシャッ!と踏み潰した
思わず私と、もう一人の保育者「ぎゃー!!」って叫んじゃいましたよ。
そしたらその子…
「しまった!」って顔をしてうずくまって動かなくなってしまった。
叫んでしまったことで、否定的な感情を受けたのかもしれないけれど、それよりその子はそこで命の火が消えた瞬間を目撃した。
それがある意味ショックだったんでしょうね。
それからは虫や動物の図鑑を持ってきて「にょろにょろ(へび)」や「むー(虫)」を指差しながらとても興味を持つようになりました。


こういう経験って、バーチャルな世界では絶対に経験できないこと。
ゲームでいくら相手を切り刻んでも、この子のように踏み潰したときの感触やつぶれたときの音や分泌物が飛び出た映像ほどの経験はできない。
何より、その時に得られる感情の成長は絶対に得られない。



ある保育所では、危ないから・割れるからといってプラスティックやメラミンの食器などを安易に使わず
陶器の食器やガラスのピッチャーやコップなどを使っている園があります。
当然衛生面のこともありますが、その園は子どもに本物を使わせたい、と思っている。
割れても大丈夫なものを使わせていると、雑に扱ってもいい、投げても大丈夫、という習慣が身につく。
もし投げてしまって割れたら、そこでその子どもは学ぶのです。
投げるとコップは割れてしまうんだ、と。
何より私が懸念するのは、そういう素材を使うことで、保育者である大人の扱いが雑になります。
お子さんのいらっしゃる方は経験があると思いますが、子どもは大人の真似をしたがります。
本当によ~~~~~く見ています。
私が他の保育者に言うのは「片付けにしろ、おもちゃや食器類の扱いにしろ、大人が日々『見せていく』ことが子どもの育ちには大事」だと。

ムラの託児所でも今年から陶器のコップとお皿を使っていますが
子どもは今のところ割っていません。
割ったのは食器洗いで手を滑らせた大人です(笑)。






【変幻可能な玩具をそろえる】

うちのクラスには基本押さえたら音が出るものや、ソフビのなんとかレンジャーとかましてやテレビは置いていません。
チェーンリングや原木積み木、基本図形のみ(○△□)のマグネット、素朴な赤ちゃんのお人形、おままごとセット、ブロック、絵本etc・・・
素材に関しては本当は自然天然のものでそろえたいところですが、そこはまだ力及ばず…。
「見立てによっていろんな物に変わる素材」を置いていると
1.『これがいい!』ってなったときにけんかが少ない。
2.どんな遊びになっても多用できる。
3.想像力次第で遊びが発展する
というメリットがあります。


現にチェーンリングはおままごとではラーメンやうどんになるし、お風呂になると水の変わりに、または女の子の大好きなネックレスにも。
マグネットは貼り付けて図形を楽しむだけでなく、○のものは最近お店ごっこのお金に早代わりしています。
子どもの想像力は無尽蔵。
時々上のクラスの子たちが遊びに来ると、さらに遊びが発展していて「そっか!そういう使い方があったか!」と大人が勉強させられます。


結局のところ、こういう遊びの中で培われる「想像力」は融通性や判断力を養うだけでなく
ひいては人の気持ちを考える際の土台になるのです。


テレビなどの一方的に情報を与えられる媒体は想像力を働かせる間もなく次の映像に移ります。
少なくとも幼児期の脳の発達ではついていけない。
じっくり手で触りながら目で見ながら、これまた五感を働かせながら自分の世界を確立し
それができた暁には他人にも同じように世界があることを知っていくのだと、私は思います。







私も含め、最近は大人も子どもも想像力が欠如している。
今横たわっている問題のほとんどはこの「想像力の欠如」によると思っています。
だから子どものときにどれだけ想像力を養えるか。
これがこれからを担う子どもたちにとっては最重要課題。
そして、それを提供する大人たちの最重要課題。







FBでフォローしている愛知県のレイモンド庄中保育園では定期的に絵画展を開いているらしい。
壁面ではなく、こういうの見せたいなぁ。







愛情料理研究家 土岐山協子の 『料理はしないんだけど料理研究家のブログ』 『いずれ一人で生きていく子ども達へ』〜深い深い愛情を内田美智子先生に学ぶ


自分が生きている周りにはホントにたくさんの支えがあって
脈々とつながれてきた命のリレーがあって
今何も考えずに口に運ぼうとしているそのひと口にもたくさんの人間の汗と努力があり
だから自分は自分ひとりのための命ではなく
自分も誰かの役に立ち、誰かは自分のためになっている。
そういうことを
想像できる人になりたい、そして伝えていきたい。
コメント

*☆*Merry Xmas*☆*

2014年12月24日 | 2014年



おそまつな写真で申し訳ない…。
プロ級のあかり兄さんの写真をどうぞ~。http://akariani.blog103.fc2.com/blog-entry-182.html









クリスマスだからと、高価なイチゴをいただくムライヌ2匹。
ラブママ、いつもありがとう。



なのに、ムライヌ2号のピートは初めて食べる味に警戒しすぎて、結局アーサーが食べてくれました。

ん?トコ??
トコはもちろん瞬殺でしたよ











みなさんもステキな1日をお過ごしください。。。
コメント

天長節。

2014年12月23日 | 2014年
天皇誕生日。

みなさま、おめでとうございます。






今年は皇紀2674年。
あ、ごめんなさい。
調べました。
これ、すらすらっと書けるとかっこよかったなぁ…。




単一民族が3000年近くも万世一系を維持しているのは、世界どこにもないすごい事実。

中国ウン千年の歴史…といいますが日清戦争で日本と戦った清国はモンゴル民族の国だったし。朝青龍は中国人じゃないし。






私、日の丸はとっても美しい国旗だと思いますし、君が代歌うと背筋が伸びます。
それと同じように誰に教えられたわけではなく、テレビで陛下のお姿を見るとちょっと居住まいを正している自分がいます。
そんなことをいうと右だの左だの、という話になりがちですが…
そうじゃあないんです、自分の国を愛している、大事に思っている、誇りに思っている、それだけなんです。


日本には誇るべき風景風土があります。


日本には誇るべき精神があります。
Spirit of Japan



日本には誇るべき伝統文化があります。

日本人の精神や文化には日本固有の神道が日本人の道徳心に多大な影響をしていると思っています。
椅子や机などの道具でも職人が端正込めて造った物には命があると考えてるし、神道は多様性を飲み込んで一体とする懐の深い宗教。
唯一絶対の神はいなく、命有るものがその命を途絶えたら全てが神になる。
その受け入れるって心が日本人を作っているのだと思います。





私のお知り合いの方、萱葺きの旧家を守り
法事ごとや季節の行事をしきたりを守っておられます。→


しきたりや想いを受け継いでいくことは、とても美しい。
理屈じゃないんだなぁと思います。







受け入れながら守っていく。
守りながら受け入れていく。







この気持ちさえあれば『愛国』というキーワードのもとで
右も左もこのゆびとーまれができると思う。
愛国心や公の精神なく、『個人』を主張しすぎる風潮は日本にはそぐわない。




愛国心を持つことが右寄りだの右派だの言われるなら胸を張って言いましょう。
















かの有名なアルベルト・アインシュタインが大正11年、来日した際に残した詩。


「日本」

近代日本の発達ほど世界を驚かせたものはない。
世界の未来は進むだけ進み
その間 幾度か争いは繰り返されて
最後に戦いに疲れるときがくる
そのとき、人類はまことの平和を求めて
世界的な盟主をあげねばならない
この世界の盟主になるものは
武力や金力ではなく
あらゆる国の歴史を抜き越えた
最も古く
また尊い家柄でなくてはならぬ
世界の文化はアジアに始まってアジアに帰る
それはアジアの高峰である日本に立ち戻らねばならない
われわれは神に感謝する
われわれに日本という尊い国を
作っておいてくれたことを








すめらみこといやさか
コメント

冬の訪問者。

2014年12月22日 | 2014年
おはよー!!
とカーテンを開けると



ん??
ヒトではない足あとが…。

わかります?



違う角度から

鹿かなぁ。鹿だともうちょっと深い足あとつくよなぁ。
あ、ウサギかも






そしてムラの図書館へのスロープ。





まず野犬はいないからタヌキじゃないかな、と地元の方。



ムラには言い伝えがあります。


言い伝えによると、鎌倉時代この地に、狸ガ城という地名の山の洞窟に、狸が住んでいた。
ある時、その狸が狩人に撃たれ傷ついて、塩谷川のほとりの雑草の中に潜み、幾日かを経た後傷が癒えた。

それを見て不思議に思った村人が川辺を探すと、そこに熱湯のわき出ているのを発見した。
その後赤牛が暴れたあげく、泉源に飛び込んでから、温泉の温度が下がったと伝えられている。



だからムラには質の良い温泉があるのですが冷泉なんですね。









この日見たタヌキは本を借りに来たんだろうな、きっと。


















冬至 第六十四候 乃東生 なつかれくさしょうず
コメント

週末あれこれ。

2014年12月21日 | 2014年

以前ロンママさんにいただいた二種類のピール。
ちょっとつまんでみるとおいしくて想像力が膨らむ…( ̄m ̄*)

…ですりおろしたしょうがを入れ、ジンジャーシトラスピールケーキとシンプルなチョコチップケーキを

これはイケル。
ジンジャー系のケーキってちょっと苦手だったのですがコレはマイレシピにめでたく入閣。




コレを持って本場大阪のお好み焼きパーティーに参加。

ねぎ焼きから始まり



メインのお好み焼き。
さすが大阪出身の方が作るとあって大変なこだわりよう。
まずは揚げ玉を作るところから始まるらしい。
アミえびかサクラエビを使ってつくる揚げ玉からふわ~っと海老の香りがして超美味。
豪華に牡蠣も入っていました!
家庭のホットプレートで作る牡蠣のお好み焼きは、火力(鉄板?)のせいかあまり美味しくない、
と思っていた私の思い込みが吹っ飛ぶ美味しさ!!
火力とか鉄板の厚みじゃないんだなぁ。
言い訳できなくなった(笑)。








〆は2種類の焼きそば。
ニンニク・しょうが入りで醤油ベースのちょっとエスニックなものと、キムチ焼きそば。



あ~~、お腹いっぱいになったー






人数が増えたからお好みだけじゃ足りないかも…!
と急きょ作って持っていったおでん。

食べ切れなくてみんなでお持ち帰り(笑)。

当然ケーキもお持ち帰りしていただきました












大雪 第六十三候 鱖魚群 さけのうおむらがる
コメント