暮らし研究家『暮らし家』の古民家・田舎生活

豊かな暮らしってなんだろう。モノではない「何か」。残し、守り、伝えたいモノや事柄を岡山県西粟倉村から発信します。

朋あり遠方より来・・・たらず。

2016年03月05日 | クラシカ
事件です。


クラシカのフェイスブックページ→https://www.facebook.com/kurashikaclassica/

ここに記載されている地図情報に誤りがあることがわかりました





もし…もし今までにこの地図情報を元に来られた方がいらっしゃったら
本当に本当にすみません!!










ある友人が200km近い距離を車で来てくれていたのですが
フェイスブックの地図を頼りに来たところ




このへんに連れて行かれていました・・・


西粟倉はココです・・・



今回は時間切れのためたどり着くことができませんでした。
とんぼ返りです。
貴重な時間とお金を無駄にさせてしまいました・・・。





いや無駄ではなかったのかも。
たぶん、この友人、私たちにこれを知らせるためにわざわざ仕組んでくれたのだと思います。






・・・さすが心友。







いや、反省しています。
本当にごめん!
フェイスブックページ、ちゃんと訂正いたしました。



これに懲りずにまた来てください。
もう心より歓待いたしますので!!


おせらによるおせらたちのOsera。

2016年02月25日 | クラシカ
岡山の地域情報誌「Osera」にカフェ部門の『てまひま』が掲載されました。



以前私の友人がこの雑誌に取上げられた際、取材をする場所として天徳寺をお貸ししたのが事の発端。
オープン前だし、まだ認知される前ということで、もう少し地に足をつけてから・・・と迷っておりましたが
私たちの「クラシカ」としての思いの部分も載せていただけるとのお話を頂き、お受けいたしました。

取材というものに慣れておらず、なかなか自分たちの思いを伝え切れなかったと後悔も多かったのですが
Osera編集の大室様、ライターの中原様、カメラマンの妹尾様、思いをうまく汲んでくださって、本当に感謝しております。
そして機会を下さった友人のRさん、Oseraの茅野様にも感謝の意を。




クラシカは衣・食・住・暮らしを通して
便利や効率と引き換えに忘れつつある何かを
見つけられるような、再発見できるような場所として
みなさまをお迎えできたらと思っています。



クラシカは
オーベルジュとしての「天徳寺」(住)
カフェ部門の「てまひま」(食)
捨てられゆくものの価値を見直す古道具部門の「マルニケンカタバミ」(道具)
で構成されています。

「ほぼ」月イチの『暮らしの会』も開催する予定です。
今後ともクラシカを宜しくお願い致します。




Osera陽春号、2月25日、本日発売です。








ちなみに。
「オセラ」とは岡山弁で「大人たち」(おせ=大人・ら=たち)という意味だそうです。
岡山県民になって22年目の春に初めて知りました(笑)。

手前みそを作ってみよう! ~クラシカ暮らしの会~

2016年02月09日 | クラシカ
クラシカのコンセプトは
残す・守る・伝える



日本食の基本であるお味噌。
ハードルが高そうに見えて意外に材料も作り方もシンプル。
じゃあ作ってみませんか!?と呼びかけて集まってくださった大人17名、子ども12名。

今回はまるみ麹の山辺社長を講師にお迎えするという何とも贅沢な味噌作り。
まずは山辺社長から味噌や麹についてのお話を。

お子様同伴の方が多いということで、絵本を使ってわかりやすく説明してくださいました。


その間、裏では大事な大豆を大釜で煮る旦那。

ゆで方バッチリ★と社長からもお墨付きをいただきましたヨ。




まずはやわらかく煮た大豆をコネコネ。
量も多くないので袋に入れて手でつぶしていきました。
力が入りすぎて袋が破れるハプニングがあった組もあったようですが、これもご愛嬌




次に麹と塩を混ぜていきます。
「ちょっと食べてみて」の社長の言葉に、手が止まらなくなったお子様もいて「食べすぎ~」の声も響いていました(笑)。




それを先ほどの大豆と混ぜ合わせます。





しっかり混ぜたらお団子作り。
それを空気を抜くようにみそ樽の中に投げ入れ、ふたをして重しをしたら、もう完成。



今の便利な世の中、お金を出せばほとんど何でも手に入るのですが
裏を返せば、意外に何でも自分で作れるのです。

当然といえば当然なのですけれど、なかなかそれを知る機会がない。
今回参加してくださった方の全員が「お味噌って簡単に作れるんだー」と思ってくださったはずです。
大袈裟なようですが、こういう小さな積み重ねがいろんな事に前向きにやってみよう!というモチベーションになったり
「できない」という選択肢が今より格段に少なくなります。
知らず知らずのうちに3キロのお味噌と共に、生活のハリやうるおい、もしくは自分に対する自信も持って帰って頂きました。




お味噌作りの後はみそまる作り。
みそまるとは戦国時代の保存食だった「みそ玉」にヒントを得た携帯みそ汁のもと。
みそにおだしや具材を混ぜ込んで作ります。
詳しくはこちら→http://misomaru.com/


これは子どもたち大喜びでしたね~。



具を中に入れ込んだり


親子で協力して作ったり。
それぞれ個性的なみそまるが完成しました。

















この子どもたちの誇らしそうな、嬉しそうな顔がすべてを物語ってくれている気がします。






クラシカでは今後も暮らしに寄り添ったテーマでこのような暮らしの会を続けていきたいと思っています。
クラシカFacebookページはコチラ→https://www.facebook.com/kurashikaclassica/

理念無きものに成功なし。

2016年01月15日 | クラシカ
今日は西粟倉を出て、一路岡山県の南方面へ。


お昼も近づき、お昼を取ろうとたまたま入ったお店。
「総社塩元帥」


外食する時の基準として、「なかなか家では作れないもの」を食べたいと思うのですが
ラーメンって、ほら、あの食欲をそそる香りとひと口目の幸福感…
…と同じくらいの食べ終わった時の胃の違和感



ラーメン食べたいならこの違和感は我慢するしかないし、それがイヤなら食べなければよいってお話で。




と、思っていましたが、この「塩元帥」って化学調味料を一切使っていないんですって!!



今じゃよくあるのかなぁ?
私は初めて出会いました。



醤油ラーメンも(食べさし)


塩ラーメンも(食べさし・笑)
無化調なのに(無化調だから?)しっかり出汁もきいていてすっっっごく美味しかった!
特に一押しの塩ラーメンのスープは最後まで飲めてしまいます。




お味もさることながら、このお店の素晴らしいこと…。

自分と自分の家族のために真剣に生きている人
誰かに喜んでもらうのが大好きな人
誰も見ていない時こそいつも以上に頑張れる人
否定的な言葉を口にしない人(不平・不満・愚痴・泣き言・悪口・文句・陰口・不正・嘘)




ちょっと最近心がささくれやすくなっているので
「はぁ~、気をつけな…」と思うとともに
有言実行のスタッフの方たちを見て心が洗われる気がしました。
どのスタッフも、どのお客さんに話す時にもにこやかで、しっかり目を見て
ちょっとしたことも聞き逃さないように…というように丁寧に対応しているのが、見ていて気持ちが良かった。


やっぱりお商売って、モノを売るのでなくて、その人自身を売るものなのだろうなぁ…と感じました。
塩元帥は近畿を中心に岡山にも3店舗あるようです。HPをチェック★





塩元帥を後にして向かった先は
これまたすばらしい社長と、いつもにこやかな社員さんのおられるまるみ麹さんへ。
来週のクラシカ睦月の会~手前みそを作ろう~の打ち合わせをしてまいりました。
不慣れな私たちに、シュミレーションをしながら必要な道具や準備物を教えてくださったり貸してくださったり…
本当にいろいろとお心遣いに感謝します。

さて!当日になるまで(たぶん当日も)ドキドキですが準備は整ったと思います!
クラシカのフェイスブックページはこちら→https://www.facebook.com/kurashikaclassica/







塩元帥のトイレに貼ってあった言葉。
理念無きものに計画なし
計画無きものに実行なし
実行無きものに成功なし
故に理念無きものに成功なし