八木祥光先生のNHK豊橋市文化センター受講者の方々の写真展。愛大のお教室とは異なる雰囲気。同じ先生でも教室によって違うんですね。いろんな色が飛び込んできてカメラの良さだけじゃないよね…とため息。光とかきっと空気の匂いも五感で受け止めて撮られてるんだろうと己の感性不足を痛感です。
桜ケ丘ミュージアムは『めだかの会水墨画展』。ちょっとだけかじった(実はお道具だけ揃えた)表装の先輩方が参加されている会です。第1展示室で額装、第2展示室で軸装、なんと第3展示室は水墨画以外の趣味の作品展。ハガキの片隅にちょこっと挿絵を描けたらいいな…。私にはKくん先生(もうすぐ6歳)の水彩色鉛筆講座受講がいいのかな。
ギャラリーに入った途端『私の』、硝子工芸篠崎久さんの『酉』のペンダント。紐の長さ調整が自由自在の優れもの。Mちゃんの干支『亥』がなかったのが残念。かずら工芸の宇山敬司さん、昨年に続き今年も魅せてます。使い方はいろいろ自分流で。しっかり乾燥していても色が生き生きした作品たち。私のボキャブラリーでは表現できませんが黄緑より黄色のつづらの色に。癒されます。佐藤秀樹さんの七宝焼、艶消しされた石に近い作品を魅せて頂きました。鯉幟のストラップ(こちらは七宝焼のイメージ通り)、目茶目茶かわいいんです。本当に『なくてもいい でも あったらいいね 彩り展』。かづら工芸の色紙掛は異人野崎遊河童さんの作品。すごい人はつながっているんですね。6月2日まで是非憩いのひと時を頂いて下さい。
大字書でスカッとさせて頂ける華墨展がはじまりました。いつも若々しい大澤華香先生、書は勿論軸装も素敵『徳川家康人生訓』『トマトを掌に』。大木雅人先生は『雲従龍』。森安華舟さんの新美南吉詩無題『大人が』の前で時が止まってしまいました。さしあたってMちゃんKくんとの約束はしかっり守らなくっちゃね、素直な心ですくすく伸びてほしいから。言葉の重みがズーンと響く書展です。ありがとうございました。
無知なので絵の白は塗られた白ということに気づいていませんでした。昨年小向町の喫茶アルベロで長田広子さんに「墨彩画は紙の白をそのまま使えるんです。」と教えて頂きました。その長田さんが豊川市小田渕町わたなべ珈琲店で作品展と知りランチがてら行ってきました。唐辛子・人参・茄子・大根・筍etc殆どおいしそう。葱坊主はさすがにおいしそうとは…。博多明太子とのりのパスタをいただきました。調理中からガーリックのいい匂い、おいしかった。食後の歯磨きいつもより真剣。6月1日(月)まで。
昨日は大安で母の快気祝いを持ってお見舞いに来て下さった方々のお宅を回りました。最近やたらと眠くて横になればバッタンキュー。毎日やることがあってもなくてもいつのまにか。そんなわけでお茶券付きの案内状を頂いていたのに、その上近くまで行ったのにと。見る度に不思議を感じる版画の世界、行けるかな。
豊川市麻生田町改め大橋町ギャラリー花棕櫚、安物買いの銭失い病を反省させて下さる私にとってかかりつけ医。書家の清田麦舟先生のお弟子さん呉服のまり屋真理子さんとの出会いも花棕櫚から。日進市米野木町森の響でのご案内にちょっとびっくり。よい物は受け継いで貰えると頭ではわかっているんですが、なかなかねっ。残念ながら今回はどちらにも伺えませんが、訪問頂いた方、お時間があれば宝物の時間頂けること請け合いです。
先週来豊した甥のK君、PC部屋に荷物を置きに行って(彼が何を運んだのかは不明)案内状を顔の前に掲げて「見て~」、笑わせてくれました。お面の案内状と理解しているというだけで伯母ちゃんは感激。夜店のお面は別として、能面は見透かされている怖さがありました。でも、じっと見るとひょうきんだったり怒っているようで優しそうで。展示の能面年代物にみえても愛好者の方たちが打った新作。細かく観察されている人々のお話をダンボしながら廻りました。奥が深すぎる…。面は角材から打って100gくらいの重さのまで、手にとってあまりの軽さにびっくり。着けて舞うんですから重くてはね。ギャラリー亜鳥絵で油絵能面を魅せてくださった及部和良さんの絵も展示。その節はありがとうございました。23日(土)には観世流能楽師山本博通氏による能面解説+保存会所蔵の面が披露されるそうです。能面に触れるには資格が必要ということを学びました。年は重ねていても無知な自分を再確認。
保存会の皆様豊橋にすごい文化を継承くださりありがとうございます。
保存会の皆様豊橋にすごい文化を継承くださりありがとうございます。