これまでにも何回か「この季節は危険」と書きました。
平均すればまだまだ涼しいですが、突然暑い日がやってきて、しかも
日差しが強い。そこへきて苗の方はというと、まだ充分に根を張って
いないものも多く、でも葉は大きくなっていて、ということで、暑く
なると葉からの蒸散に根からの供給が追いつかなくなる事があります。
例えば、この子。
昨年挿し木したミセスクミコ。
いくら毎朝水をタップリあげようが、日除けをしようが、ダメな時は
やはりダメで、このクミコ以外にも小町やミカコが次々とグッタリ。。。
そんな時、みなさんはどうしていますか?
私は今まで、取りあえず水をタップリあげて様子を見て、涼しい日陰に
置いて・・・といったことで再生を試みていました。本などにもそれに
近いことが書いてありますし。
程度がそれほどひどくない時は、それで再生することも多いのですが、
中には一晩たっても元気にならない子もいます。特に根の発達が充分
ではない挿し木の2年目などは、ダメなパターンが多いです。
今までは、そんな子は結局ダメにしていました。
が、この度その子達の復活の道を見つけました。
まずは葉がカラカラになっている枝を切り落とします。この枝は残念
ながら諦めます。次に、グッタリしているけど、まだ葉は生きていそ
うなた枝の先を2~3節のところで切り落とします。で、この枝は挿
し木用に葉を整理し、水につけて元気にします。
残った鉢の方は、グッタリしている葉を1/2~1/3程度の大きさ
に切ってしまいます。下の写真のような感じ。わかります??
挿し木と鉢のダブルでの再生を試みるわけです。
挿し木だけよりも確率的に良い方法かもしれません。
そして、この処置をして1週間くらいたった小町とミカコ。
生きています。頑張ってます。
これからは、この方法を取ることにしてみます。
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