今朝、新聞を読んでいたら「色温度」という言葉に出会いました。
恥ずかしながら、私、初耳です。記事内容はパソコンに関するものですが、色に関する本質的な話なので、ご紹介します。
その記事では、「光の質」の観点から、白熱灯の明かりのように赤みがかった光を色温度の低いものとし、蛍光灯の青みがかった光を色温度が高いものと説明していました。
つまり、ウォーム系が低く、クール系が高いわけで、何だか私たちの一般的な感覚からすると反対のように感じますね。
ここでは、青色だと、年配者は眩しく感じることもあるとの指摘。確かにPC画面の青が強すぎると目が疲れるといわれますよね。したがって、パソコンのある部屋は色温度の低いものを配するのが良いとの提案。例えば、周辺の補助照明とか。
先日、ある支社の責任者から来月、支社の研修室のレイアウト変更をするので、その際、張り替える壁紙の色をアドバイスしてもらいたいとの相談を受けました。
机や椅子等の什器類は主に淡いグレーやブルー。今までは壁紙は真っ白だったそうです。
従来のオフィス家具の色と著しく違っては全体のバランスが取れなくなるため、壁紙も大きく色を変えないほうが望ましいと思われたのでクリーム色を提案しました。
大きな面積で貼ると真っ白もクリーム色も同じ「白」としか見る者の目には識別されませんが、やはり落ち着きが違うんです。
ペーパーのような白はクール系の代表選手で、清潔感はあるけれど、まぶしく冷たい印象で活気も湧きません。研修なのに、妙に落ち着いて講義中に居眠りを誘う遠因にも。
クリーム色だと、ウォーム系の温かみのある白なので、清潔感はそのままに、目にも優しく、他のインテリアの色とも相性がよく、居心地の良い空間を演出するのに役立つはず。
このように、色によって目の疲れ方が異なるのは、実は欧米ではずっと昔から一般家庭でも意識されていたんです。それが、白熱灯の普及率の高さに表れています。
日本では、最近ようやく、オシャレなインテリアの一環として部屋に白熱灯を取り入れる人が増えてきましたが、私が子供の頃なんて全くありませんでした。どこの家庭でもピカ~ッと明るい蛍光灯。このほうが、部屋が明るいし、寿命も長く、経済的だということもあります。でも、欧米の家庭では大抵、白熱灯でしかも調光型。シーンによって光を絞ったり明るくしたりするわけです。
これは、服装にも活かせそう!一対一で長時間、相対する時は相手の最も目に付く位置の胸元ブイゾーン(ワイシャツ、ネクタイ)に色温度の低いウォーム系をもってきて、安心感を与えること。
あ~、早くこの場を逃れたい、この人とずっと居ると何だか疲れるといった心理的圧迫を取り除くのに一役かってくれそうではありませんか!
恥ずかしながら、私、初耳です。記事内容はパソコンに関するものですが、色に関する本質的な話なので、ご紹介します。
その記事では、「光の質」の観点から、白熱灯の明かりのように赤みがかった光を色温度の低いものとし、蛍光灯の青みがかった光を色温度が高いものと説明していました。
つまり、ウォーム系が低く、クール系が高いわけで、何だか私たちの一般的な感覚からすると反対のように感じますね。
ここでは、青色だと、年配者は眩しく感じることもあるとの指摘。確かにPC画面の青が強すぎると目が疲れるといわれますよね。したがって、パソコンのある部屋は色温度の低いものを配するのが良いとの提案。例えば、周辺の補助照明とか。
先日、ある支社の責任者から来月、支社の研修室のレイアウト変更をするので、その際、張り替える壁紙の色をアドバイスしてもらいたいとの相談を受けました。
机や椅子等の什器類は主に淡いグレーやブルー。今までは壁紙は真っ白だったそうです。
従来のオフィス家具の色と著しく違っては全体のバランスが取れなくなるため、壁紙も大きく色を変えないほうが望ましいと思われたのでクリーム色を提案しました。
大きな面積で貼ると真っ白もクリーム色も同じ「白」としか見る者の目には識別されませんが、やはり落ち着きが違うんです。
ペーパーのような白はクール系の代表選手で、清潔感はあるけれど、まぶしく冷たい印象で活気も湧きません。研修なのに、妙に落ち着いて講義中に居眠りを誘う遠因にも。
クリーム色だと、ウォーム系の温かみのある白なので、清潔感はそのままに、目にも優しく、他のインテリアの色とも相性がよく、居心地の良い空間を演出するのに役立つはず。
このように、色によって目の疲れ方が異なるのは、実は欧米ではずっと昔から一般家庭でも意識されていたんです。それが、白熱灯の普及率の高さに表れています。
日本では、最近ようやく、オシャレなインテリアの一環として部屋に白熱灯を取り入れる人が増えてきましたが、私が子供の頃なんて全くありませんでした。どこの家庭でもピカ~ッと明るい蛍光灯。このほうが、部屋が明るいし、寿命も長く、経済的だということもあります。でも、欧米の家庭では大抵、白熱灯でしかも調光型。シーンによって光を絞ったり明るくしたりするわけです。
これは、服装にも活かせそう!一対一で長時間、相対する時は相手の最も目に付く位置の胸元ブイゾーン(ワイシャツ、ネクタイ)に色温度の低いウォーム系をもってきて、安心感を与えること。
あ~、早くこの場を逃れたい、この人とずっと居ると何だか疲れるといった心理的圧迫を取り除くのに一役かってくれそうではありませんか!