40歳からのカラーコーディネート

自分に似合う色を身につけるだけで、周囲に好印象を与えられます。装いに無頓着な40代以上の男性必読ブログ。

似合う色だけ着てればいいのか

2006-06-18 21:45:44 | Weblog
週末、美容院に行った時、普段読まない女性雑誌をあれこれ見てると美容ジャーナリストという肩書きの女性が読者に提言しているのが目にとまりました。
曰く「似合う色だけ着て安心していて、いいのか?どんな色でも着こなして時には意外な自分も演出するのがイイ女」とのこと。

そうねぇ~、私なんてほとんど同じ色ばかり。似合う色が分かるだけに店員さんに勧められても、「この色を着るとおもいっきり顔色がくすむので着られないんですよ~」とお断りします。
ただ、デザインによってはその色だからこそ素敵!と思える服もあり、「たまには冒険を!」と一瞬思うのですが、やっぱり似合うないから買っても着なくなるだろうなぁとやめてしまうんですね。
私の場合、結構、顔が青白いので寒色系のカラーだと寂しい感じになったり、元気のない印象になるため常に明るく綺麗な色でまとめるよう心がけています。

でも、確かに考えようによってはいつも同じような色ではマンネリ……。
タイトルの指摘は、既に自分で十分似合う色を自覚し、日頃からその色を身につけている人にのみ適用できると私は考えます。つまり、「自分の色」を確立している方々。
これは男性・女性関係ありませんよ。
「あの人は黒のイメージ」と周囲に思われている人なら、時にはそのイメージを打ち破り、明るい色を選択するのもインパクトがあります。
だからと言って、全くカラー理論を無視したとんでもない色に走ると必ず失敗し、自分が落ち着かないだけでなく、周りから「今日はどうかしちゃったんですかぁ?」と不審に思われる恐れもありますよね。

例えば、日本人男性は寒色系が似合う傾向があるのですが、寒色系って別に黒や青ばかりじゃないんですよ。
いつもブルー系統で全身コーディネートしてる人なら、サマーやウインターの寒色系グループの中からピンクや黄色といった綺麗めカラーを選べばいいのです。
同じピンクでも暖色系は珊瑚色のようなオレンジがかった色。一方、寒色系は薄い桜色や青みがかったフューシャや紫がかった色、と区別すると分かりやすいでしょう。黄色だって暖色系そのもののように思っている人が多いのですが、たまご色なら暖色系でもレモン色だと寒色系。
以前も説明しましたが、色の大きな分類でいうと、どの色にも寒色・暖色の色みをがあるのです。

自宅のタンスを開けてみてほぼ同じ色で埋め尽くされているような人は、同じカラーグループの中で他の色も是非お試しください。
外は雨ばかりで、何となく気分も沈みがち。こういう日は絶対、明るい色、鮮やかな色が元気を与えてくれます。自分を奮い立たせる意味でも、いつもとちょっとだけ違う自分を演出してみるのもいいことだ、と記事を読んで感じたので皆様にもお伝えいたしました。
雨続きで体調を崩している人が多いようです。ご自愛くださいませ♪