⚫ときど記(最近)

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馬鹿も一心の嘘を暴きます!
水仙の嘘を暴きます!
最近、学校の部活動の外部顧問委託の促進が進んでいるのは、情報をとして知っていました。
爺がその事を知った時の反応はシビアで...
誰がなるの?
部活って、夕方からだよね?
土日も休まないよね?
運動部は遠征や大会、練習試合もあるよね?
どのくらいの収入になるの?
ボランティアや自腹で色々しなければならないのなら、受け手はないよね。
なんてことを妻と話していました。
今日...
実態を知らずにそんなことを口にしていた自分をものすごく恥じました。
昨日録画した番組を見ていた爺...
一つ目はサイエンスZERO。
今回のテーマはダイヤモンド半導体についてでした。
半導体と言えばシリコンだということは、ニセ理系の爺なので知っていましたが、ダイヤモンドの半導体はシリコンが苦手な高電圧に耐えることが出来たり、放射線で壊れる可能性が低かったりとすごい技術だということを知りました。
しかも、実用化目標を4年後と話していた佐賀大学の教授の話は、笑顔に満ちていて、研究者だなぁ〜と感動して観てしまいました。
もうひとつの番組が...
福岡の放送局が制作したNNNドキュメント「先生がいなくなる」という番組でした。
アニメも好きですが...
バラエティもサイエンス番組もドキュメンタリーも好きな節操なしです( ̄▽ ̄;)
「先生がいなくなる」を観て...
爺は知らなかったことを恥ずかしく思いました。
学校の先生が忙しいのは知っていました。
朝から部活まで...
運動部は週末も活動するので、休みがなかなか出来ませんが、高給取りだからという勝手なイメージを持っていました。
番組でも、先生の忙しさが伝えられていました。
生徒と向き合うだけでなく、学校運営のための係も複数抱えて、皆さん頑張っていらっしゃいました。
過労死をされた先生の話や、忙しさで適応障害になられた先生も放送されました。
そして、知らなかった法律を知りました。
給特法という1971年に制定された法律でした。
教師は、本俸の4%を支給する代わりに、時間外労働や休日出勤の手当を支給しない。
という、恐ろしい法律でした。
4%の根拠は、1971年の教師のみなし残業時間に相当するものだったそうです。
例えば...
額面で月給35万円の先生がいたとします。
4%は14000円。
朝から夜まで馬車馬のように働いて...
週末も部活に参加して...
生徒に何かあったら、時間に関係なく対応して...
翌日の授業のプリント作成等の準備もして...
残業が月100時間を超える先生も少なくないそうです。
過労死ラインが160時間というのも初めて知りました。
(余談ですが、爺の人生の最高残業時間は月315時間です。翌月倒れたのは言うまでもありませんが、周りの人達も同じような感じだったので、何も疑問を持ちませんでした)
月に100時間以上残業があっても、古い法律のままの日本では...
35万円の月給の先生の手当は14000円しか出ないということを初めて知りました。
月給70万円だとしても、手当は24000円です。
「先生なんて高給取りだから」
なんて思っていた爺をココロから恥じました。
そしてモヤモヤしました。
だからって、外部顧問は余程の条件じゃないと受け手がいないでしょうし、だからといって、給特法が改正されていない現在の学校や市町村の教育委員会に、外部顧問の人件費を正当に払う考えがあるのだろうか???
2022年に有識者会議が開かれ、給特法の見直しも議題に上がったそうですが...
未だなお、改正されていない現実があります。
番組のタイトルどおり「先生がいなくなる」という時代が迫っているのかも知れません。
情熱だけではワリに会わなすぎですから。
私立の学校は、給特法の対象にならずに、残業代が支給されることは、調べて分かりましたが...
学校の先生は、リスクが高い職業なんだということを、痛感した番組でした。
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