こうふ取材日記

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盲導犬が受け入れられる住みよい街を目指して

2013年12月16日 | イベント

甲府市盲導犬ユーザー友の会・日本盲導犬総合センターによる市長表敬訪問


12月12日(木)、市内に住んでいる盲導犬ユーザーと日本盲導犬総合センターの皆さんが
盲導犬の普及啓発のため、甲府市へお越しくださいました。

 

 

宮島市長も目隠しをして盲導犬体験歩行を行いました
宮島市長の歩行サポートをするのは「カンナ」ちゃん。

カンナちゃんは、盲導犬のPR犬として、
さまざまなまちへ赴き、活躍しているワンちゃんです

まずは、市長応接室のテーブルをぐるっと一周。
分かれ道や曲がり角、障害物などがあるとピタッと止まり、パートナーに知らせます
そして、パートナーの指示で動き出します。

「ライト、ゴー」右に曲がる場合はこのように言います。

ワンちゃんは褒められるととても喜びます
「グッド」と思い切り褒めていました。

 

さて皆さん、山梨県にはどのくらいの盲導犬が活躍していると思いますか

正解は・・・
16頭(平成25年3月末時点)。
そのうち、市内で活躍する盲導犬は7頭だそうです

盲導犬は人間の役に立つためという目的をもって生きる犬で、「補助犬」に属しています。
補助犬は、盲導犬のほかに、「介助犬」「聴導犬」も含まれています。

現在日本では、そのような補助犬が公共施設や飲食店などへ同伴することの受け入れを法律で義務付けてから約10年になります。
しかし現状は、すべての施設やお店で受け入れられているとはまだまだ言い難い状況だとユーザーの方はおっしゃっていました

甲府市でも新庁舎の建設に伴い、盲導犬用トイレを設置したり、
歩道を「歩行者専用」と「自転車専用」で分けるなど、
盲導犬や視覚障害者にとって住みよい街となるよう努めていますが、
皆さん一人ひとりの心がけで、目の見えない人や目の見えにくい人が、
行きたいときに行きたい場所に行きやすい環境をつくることができます

是非一度、皆さんの周りが補助犬や視覚障害者の方にとって歩きやすいか見渡してみてください

 


 


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