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こうふ取材日記

広報スタッフが市民のみなさんへ市内の出来事をお届け!
イベントや市政情報などをお伝えします!

「広報こうふ8月号」の配布開始‼

2025年07月25日 | 情報発信課からのお知らせ

浴衣で繰り出すこうふの祭り


最新の情報はホームページ等、市からのお知らせをご参考ください。

https://www.city.kofu.yamanashi.jp/index.html

 


今月号の表紙は「七夕まつり」に繰り出す仲良し二人組。

舞鶴城の南側に新しくオープンしたこのエリアは

江戸情緒漂う街並みだから、浴衣姿がひときわ映えます。

普段とちょっと違う服装でのおでかけは、ワクワク感も増しますね。

せっかくのおめかしなら、記念に残る1枚を撮りましょう!!

こうふ亀屋座&小江戸甲府花小路は、いちおしのスポットです。

 

2~4ぺージは、特集「甲府の中心で盛り上がろう!まちなかのイベント特集」。まずは2ページで“第7回小江戸甲府の夏祭り”をご紹介しました。8月11日が今から待ち遠しいですね!ご家族やお友達とぜひ、おでかけください。3ページ下段では、多様なお店が集まる“まちなかマルシェ”もご案内しました。

4ページ上段は「ぐるぐる歩いて回って楽しめるまちなかに向けた社会実験、スタート!」。市中心部に人が集まるよう、今年も3つの取り組みを実施します。下段は「こうふ亀屋座 小江戸甲府花小路 かわら版」。先月からスタートしたこのコーナーでは、今月どんな催しがあるか一目でわかります。毎月、チェックしてこれは!というイベントにご応募いただけたらと思います。

 

5ページは、「SUMMER EVENT」。8月に開催予定の子ども向けイベントをまとめました。せっかくなら長い夏休みを最後までたっぷり楽しめるよう、計画を立てたいですね。宿題として活用できそうな内容もちらほらあります。思い出に残る最高の夏を過ごせますように。

 

6ページ上段は、「戸籍のフリガナのご確認をお願いします」。戸籍法改正のため、戸籍に記載するフリガナを確認する通知書が届くことをお知らせしました。下段は「9月1日から小型式充電式電池の回収を開始します」。バッテリーが外せるか、外せないかによって出し方も異なります。正しい方法でリサイクルにご協力を。

 

7~18ページは、「暮らしの情報」。市からのお知らせや各種相談、有価物などの収集日程表、施設の催しや募集・イベントをまとめました。今月はこのほか【空き家を適切に管理しましょう】【盆送りお供物の指定集積場所】【第51回甲府市民文化祭 テーマ・出品作品・出演者募集】【サイクリング×アクティビティツアー2025参加者募集】【定額減税補足給付金(不足額給付)】【おしえてドクター】なども掲載しています。

 

19~21ページは、「保健・健康」。いつもの健康診査やオレンジカフェ、健康談話室に加え、【救急医療(連絡先一覧)】【夏の感染症に注意!】【食中毒を予防しよう!!】【高齢者の帯状疱疹ワクチン定期接種の助成】その他、さまざまな内容を掲載しました。暑さに負けないよう、食事や睡眠を十分とって元気にお過ごしください。

 

22~24ページは「we areこうふ きっず!」。親と子の教室・健康診査、健康談話室はもちろん、各幼児教育センター、ヴァンフォーレおしろらんど、市立図書館からのお知らせ、また、【日帰り型産後ケア事業がチケット制になりました!】【児童手当についてのお知らせ】【子育て世帯の住居費等を補助します】など、子どもに関する情報をまとめて掲載しました。熱中症に気をつけながら子どもたちが笑顔で夏を送れますように。

 

25ページ上段は「Happy BaBies」。令和6年7月生まれのかわいい赤ちゃんをご紹介しました。下段左は「女性の起業やキャリアアップを応援」と「甲府商業の部活動を見学しませんか?」。どちらも興味のある方は、お気軽にご参加ください。下段右は「GO!ヴァンフォーレ」。今月はE・マンシャ選手からのコメントです。高い意識を持ってチームに貢献してくれていることがわかります。引き続き、みんなで応援していきましょう‼ 

 

26ページ上段は「Zooむアップ」。モルモットの赤ちゃん3匹をご紹介しました。なんとも古風な名前がつけられた3きょうだい、元気に育ってくれるといいですね。動物園のSNSも癒されるので、おすすめです。下段は「とびだせ!市民レポーター!」。今月は市民レポーターの河野遥さんが、山梨大学の【水素研究】を取材してくださいました。水の浄化技術を研究される亀井先生に、熱い注目が注がれています。

 

27ページ上段は「令和7年度甲府市職員採用試験」。来年度4月採用の職員募集です。たくさんの方からの積極的なご応募をお待ちしています。下段は「甲府商科専門学校 教員募集」。こちらは1名ですが、教育に関心がおありで資格に該当される方は、どうぞご応募ください。

 

28ページ上段は「甲府ジュエリー甲子園2025」。昨年、すばらしいアイデアがたくさん寄せられた大会を、今年は全国に対象を広げて開催されます。どんな作品がデザイン化されるか、お楽しみに。下段は「第3弾がんばろう甲府!プレミアム付き商品券」。使用期間が限られていますので、当選した方は忘れずにご購入してお使いください。スマートフォンの操作が苦手な方にはPayPay商品券購入のサポートがあります。

ぜひ、広報こうふ8月号を、ご覧ください!⇒

https://www.city.kofu.yamanashi.jp/shise/koho/kohoshi/r7/08.html

 

 


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戦後80年特別事業【未来へ遺(のこ)す平和展~過去からつなぐメッセージ~】展

2025年07月07日 | 親子だるまくん

GO!GO!親子だるまくんが行く!!


 

今回は戦後80年特別事業【未来へ遺(のこ)す平和展~過去からつなぐメッセージ~】展をご紹介!!

 

甲府空襲とは

太平洋戦争終盤の昭和20(1945)年7月6日、午後11時23分に警戒警報、同日午後11時54分に空襲警報が発令され、盆地一帯にサイレンが鳴り響きました。マリアナ基地を飛び立ったアメリカ軍B-29大型爆撃機139機が、甲府空襲を目的とし富士川沿いに北上し、断続的に甲府上空に飛来しました。実際には、空襲警報より早く焼夷弾の投下が始まり、日付が変わる前に爆撃が激しくなったようです。空襲警報は、7日午前2時20分に解除されましたが、わずか2時間30分の攻撃で甲府は焦土と化し、7月7日時点で、死者740人・重軽傷者1,248人・行方不明35人・被害家屋18,094戸を記録する大惨事となりました(『こうふ開府500年記念誌 甲府歴史ものがたり』より抜粋)。

※以下の日程で開催中。ぜひご覧ください。

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戦後80年特別事業【未来へ遺す平和展】  本庁舎1階市民活動室

7/4㈮ ~7/13㈰ 9時~17時(最終日は16時まで

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親だるま今年は戦後80年、甲府空襲から80年を迎える年なんだよ。

子だるまへぇ、そうなんだ!知らなかった。

親だるま:甲府市役所1階で、甲府空襲や戦争に関する貴重な資料を集めた展示をしているから、見てみよう。

子だるま手紙があるよ!誰が書いたものかな?

親だるまこれは、子どもが戦地にいるお父さんへ送った手紙だよ。

子だるま手紙を読むだけで、戦争の影響による日常生活の大変さと、子どもがお父さんを想う気持ちがうかがえるね。

親だるまこの手紙を出したあと、甲府空襲が起こったといわれているんだ。空襲で、奥さんと子どもは亡くなってしまったそうだよ。お父さんの気持ちを想うと、胸が締め付けられる思いがするね…。

子だるまあ、前回訪問した松林軒(https://blog.goo.ne.jp/kofukoho/e/2ac2bbe155d33bb84ee4334cd7e5ef23)の看板も展示されているね!

親だるまそうだね。よく覚えていたね。

子だるまうん、覚えているよ。甲府空襲は被害が大きく、たくさんの方が亡くなった、とても悲しくてつらい出来事だったんだよね…。


親だるまこの平和展には、全部で70点もの資料が展示されているよ。そのうち50点は、県内外の皆さんから提供していただいた貴重なものなんだ。焼夷弾に触れることができるコーナーや、当時使用されていた品々を見ることができるよ。

子だるまうわー!硬い鉄やガラスがこんなに変形しちゃうなんて、空襲の恐ろしさを感じるね。

親だるまほかにも、語り部の方が実際に使っていた原稿やイラスト、甲府空襲体験者の体験談などもあるから、読んでみようね。

子だるま戦争の時代を生きた方々が高齢になり、戦時中の話を聞く機会が少なくなっている今だから、このような戦争について知る機会は大切なんだね。今、僕たちが平和に暮らせていることに改めて感謝できる展示だったな…。もっともっと多くの人に見てもらいたいね!

 

親だるまそうだね。戦争を知らない僕たちが、80年前に起こった悲惨な現実を知ることができる、とても貴重な機会だったね。戦争は絶対に忘れてはいけない記憶だからこそ、平和について改めて考えながら、展示を通じて知ったこと、感じたことを、後世に伝えていこう。

 

【さらに詳しく!】

甲府大空襲について(総務省「甲府市における戦災の状況(山梨県)」)

https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/daijinkanbou/sensai/situation/state/kanto_24.html


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店に戻ってきた看板

2025年06月19日 | 親子だるまくん

 

GO!GO!親子だるまくんが行く!!


 

今回は「甲府遺産」に認定された【松林軒の看板】をご紹介!!  松林軒豊嶋家7代目の鈴木伸吾さんにお話を伺いました。

 

昭和20年7月6日午後11時30分、米軍爆撃機が来襲。市北部の上空から姿を現したB29爆撃機139機は約970トンの焼夷弾を投下。市内は火の海となりました。猛火は市街地の約74%を焼き尽くし、市民1127人が死亡、86913人が家を失って焼け出されたと記録が残ります。軍事体制のもと、本当の戦局を知らされていなかった市民たちは、焦土に立ちすくむだけだったとも(『写真集 甲府物語-市制100周年記念-』より抜粋)。今回はこのような戦火をくぐり抜けた【松林軒の看板】をご紹介します。

※以下の日程で【松林軒の看板】も展示されます。ぜひご覧ください。

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戦後80年特別事業【未来へ遺す平和展】  本庁舎1階市民活動室

7/4㈮ ~7/13㈰ 9時~17時(初日は13時から 最終日は16時まで

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親だるま:今日は和菓子屋さんに行くよ。銀座通り店じゃなくて、国玉本店の方だよ。

子だるま:えっ? あまいもの? ぼくの今日のおやつ? 

親だるまあはは、そうだね、おみやげも買おうね。でも、まずは甲府遺産の看板を見に行くよ。

子だるま:やった~♪ おだんご、おまんじゅう、何がいいかな?たのしみだな~!

親子だるま:おじゃましま~す。こんにちは。

鈴木さん:こんにちは。よくおいでくださいました。

親だるま:こちらに甲府遺産に認定された看板があるとお聞きしたんですが。

鈴木さん:そうなんですよ。銀座通り店から持ってきたので今日はこちらに掲示しています、ご覧ください。

子だるま:うわぁ、立派な看板。店名が、書道の字みたいになっているよ。

親だるま美しい行書だね。流れるような独特のとめ、はね、はらいが、細かくきれいに彫りわけられていて、職人技だね。

子だるま:ねぇ、この部分、焦げているみたいだよ?

親だるまそうだね、甲府空襲を物語る、貴重な遺産だからね。

子だるま:えぇっ、そうだったんだ…  よくぜんぶ燃えきらずに残ったね。

鈴木さん:ほんとに奇跡的なことだと思います。お店の近くに住んでいたお客様が焼け跡から拾い出してくれ、ずっと保管してくださっていて、後日、叔母に渡してくれたようでして。

親だるま:お客様のやさしい気持ちが伝わる、素敵なエピソードですね。

鈴木さん:私もそれを聞くと、昔からウチの店が地元の人に愛されていたんだなと感慨深くなります。当時、ちょうど5代目・鈴木善造の頃でして、焼け野原になった甲府のまちの復興に懸命に尽くしたようです。彼は彼で「自分が何とかしなくては! 自分にできることは!」と考え抜いて、使命感を抱いての行動だったんでしょうね。

子だるま:被害がそんなに大きかったなんて、知らなかったな。

親だるま:そうだね、今年は戦後80年。だいぶ時間が経って、 当時を知る人も高齢になってきているからね。でもこういった実物を目にすると、ハッとさせられるね。

子だるま:うん。つらい時代があってこその、“今”なんだと思い知らされるよ。

 

鈴木さん:私も一昨年9月に藤村学校で講演したんですが、昔を知る方々から当時の様子をお聞きするいい機会になりました。むしろ私が知らないことをたくさん教えていただけて、とてもありがたかったです。

親だるま:お店が愛されている証拠ですね。昔から地元の経済をリードして貢献されてきたことを、皆さんもよく理解されているんですよね。

鈴木さん:若いうちは家業を継ぐことに気持ちが向いていなかったんですが、この看板が昨年、甲府遺産に認定されたのをきっかけに、あらためて継承し守り抜いていく意義を感じ、7代目として身の引き締まる思いでいっぱいです。

子だるま:えっと、1代前がお父さんとお母さんで、2代前がそのまたお父さんとお母さんだから、…と。ちょっと待って。うわぁ、7代前って、254人ものご先祖様がいるよ!

親だるま:大正解!それはみんなも同じだよ。そして、ご先祖様が誰一人かけても今の自分が存在しないんだよね。

 

鈴木さん:そう考えると、先代に恥じないようにいっそう頑張らなくっちゃ。

子だるま: だいじょうぶ!おいしいものはいつの時代もみんなを笑顔にしてくれるもん!

鈴木さん:ありがとう。それじゃ、これからもおいしいお菓子づくりに精を出しますね。

親だるま:今日は貴重なものをみせてもらえてよかった。

子だるま:うん!おいしいおみやげもうれしいな♪

親だるま:そうだね。帰ってから今日のことを思いながら食べようね。

親子だるま:今日はどうもありがとうございました。帰りに銀座通り店にも寄ってみます!

鈴木さん:はい。また、いつでもいらしてください。

 

 

【さらに詳しく!】

市民レポーターブログ(第52回藤村学校)https://blog.goo.ne.jp/kofu-reporter/e/05dce8e91e69dbc3ba40d8b844f220d7

松林軒について➡https://shourinken.com/

甲府遺産について➡https://www.city.kofu.yamanashi.jp/bunkashinko/kyoiku/bunka/zai/r5kofu_isan.html

月の雫について➡https://www.city.kofu.yamanashi.jp/welcome/brand/tukinosizuku.html


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「広報こうふ6月号」の配布開始‼

2025年05月26日 | 情報発信課からのお知らせ

MINAMIさんが纏う、Made in KOFU‼


最新の情報はホームページ等、市からのお知らせをご参考ください。

https://www.city.kofu.yamanashi.jp/index.html

 


今月号の表紙を飾るのは、4月5日、「マイナビTGC in 大阪・関西万博2025」で“宝石のまち甲府”をPRしてくださった甲府ジュエリーアンバサダーのMINAMIさん。胸元や耳元、手首にきらめくジュエリーが、たくさんの注目を集めていました。世界的にもハイレベルな宝石研磨はわたしたちのまちで受け継がれ、産業として発展してきた貴い職人技。市民の皆さんから、Made in KOFUを誇りに思ってもらえますように。

 

2~3ぺージは、特集「『だれもが輝ける』ように」。市では女性の起業等を、3ステップのサイクルで支援しています。セミナーや交流会、マルシェなど、女性達のモチベーションがアップし、少しでも背中を押すきっかけになれたらと事業を推進しています。一歩をふみ出す女性達が増えてくれることを願っています。

 

4ページは、「市ネーミングライツパートナーの登録状況」。令和6年度に登録されたネーミングライツを一覧でご紹介しました。皆さんの身近で、名称が変わっているところはありましたでしょうか。右下にはこれ以前の登録もまとめて掲載。地域の悠遊館なども、さまざまな地元企業に支えられていることがわかります。

 

5ページ上段は、「こうふデマンドタクシーを利用してみませんか」「戸籍の氏名にフリガナが記載されます」対象地区を広げて実施するこうふデマンドタクシー。実証運行を便利にご活用ください。戸籍法の改正がありました。本籍が甲府市の方にははがきが届きます。下段「甲府市空き家バンク活用促進助成金制度をご活用ください!」「令和7年度甲府市職員採用試験 フルタイム任期付職員を募集!」。空き家バンクの助成金制度、対象にあてはまる場合は、ご活用ください。行政事務職と保健師のフルタイム任期付職員を募集します。たくさんの応募お待ちしています。

 

6~7ページは、「令和6年度の財政状況をお知らせします」。3月31日現在の数値を一般会計と特別会計、公営企業会計、市債残高、財産とわけて明示しました。一般会計ではさらに収入と支出を市民一人あたりに換算して表示。大きな額も把握しやすくなります。ご一読いただけたらと思います。

 

8~18ページは、「暮らしの情報」。市からのお知らせや各種相談、有価物などの収集日程表、施設の催しや募集・イベントをまとめました。今月はこのほか【甲府駅北口のイベント】【6月1日は人権擁護委員の日】【木造住宅やブロック塀等の耐震化を支援しています】【令和7年度 県央ネットやまなし合同企業説明会】【キャンパスニュース】【特定世帯等重点支援給付金 特定世帯等重点支援加算給付金】【甲府市SDGs推進パートナー募集中!】なども掲載しています。

 

19~21ページは、「保健・健康」。いつもの健康診査やオレンジカフェ、健康談話室に加え、【救急医療(連絡先一覧)】【熱中症予防のポイント】【口からはじめる健康フェスタ 併催 甲府食育フェスタ】その他、さまざまな内容を掲載しました。少しすると、梅雨を迎えます。屋内でもできる簡単なストレッチや有酸素運動など、工夫して元気にお過ごしください。

 

22~24ページ「we areこうふ きっず!」。親と子の教室・健康診査、健康談話室はもちろん、各幼児教育センター、ヴァンフォーレおしろらんど、市立図書館からのお知らせ、また、【ちびっこ図書館まつり】【市立甲府商業高等学校体験入学。学校説明会開催!】【市立甲府商科専門学校オープンキャンパス開催!】など、子どもに関する情報をまとめて掲載しました。テルテル坊主をさげたり、お気に入りのレイングッズを用意したり、梅雨ならではの楽しみをみつけて、今月も親子で仲良く過ごせますように。

 

25ページ「水道だよりNo.155」。6月の水道週間に合わせて開催される、さまざまなイベントをご紹介しました。水の精霊・ウォッツくんのランチトートバッグがもらえる、スタンプラリーもあります。普段何気なく使っている水について、この機会にあらためてふりかえってみるのはいかがでしょう。

 

26ページ上段「Zooむアップ」。ゾウのテルちゃんの体重測定の様子をお知らせしました。怖がらないようにていねいに段階をふんで本番にのぞむなど、獣医さんたちの細やかな配慮がうかがえます。下段「とびだせ!市民レポーター!」。今月は市民レポーターの黒田さんが、甲斐住吉神社の【御田植神事】を取材してくださいました。子どもたちが早乙女姿に扮して行うお田植えは、花笠や衣装も華やか。これからも残ってほしい、すてきな伝統行事です。

 

27ページ上段「Happy BaBies」。令和6年5月生まれのかわいい赤ちゃんをご紹介しました。下段左「GO!ヴァンフォーレ」。今月は孫大河選手からのコメントです。自分の強味を活かしてチームの勝利に貢献したいという強い想いが伝わります。甲府市サンクスデーの様子も紹介しました。下段右「まちの宝を次代へつなごう 甲府遺産」。新しくはじまったコーナーで順次、甲府遺産を紹介していきます。初回は“千松院境内の信玄堤”です。リンク先の親子だるまブログもぜひ、ご一読ください。

 

28ページ上段「第3弾 がんばろう甲府!プレミアム付き商品券」。ご好評にお応えして、市民限定のお得な商品券を発行します。どうか申込期間と使用期間を忘れずに。併せて参加店舗も募集しています。下段「こうふ亀屋座 小江戸甲府花小路」。4月19日のオープン記念イベントを写真でお伝えしました。また、6月のイベントも併せてご紹介。大河ドラマ「べらぼう~蔦屋栄華乃夢噺~」のトークイベントでは俳優のえなりかずきさんが出演します。新しい甲府のおすすめスポット、お散歩がてらおでかけください。

ぜひ、広報こうふ6月号を、ご覧ください!

https://www.city.kofu.yamanashi.jp/shise/koho/kohoshi/r7/06.html


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21歳の信玄公がみた景色は

2025年05月12日 | 親子だるまくん

GO!GO!親子だるまくんが行く!!


 

今回は甲府遺産に認定された【千松院境内の信玄堤】をご紹介!!  須田孝英住職にお話を伺いました。

 

信玄公が領主になったころは、(正確には父・信虎公時代からすでに天災続き)甲府盆地を大水害が幾度となく襲い、甲斐国を守るため、治水は大きな課題でした。たぐいまれな見識と統率力で17年の歳月をかけて信玄堤を完成。築いた堤は460年以上経った今でも機能を果たし、その道の専門家からは“河川工学の祖”と呼ばれるほど。今回はあまり知られていない、ですが確かにその治水システムの一環として存在した信玄堤をご紹介します。

 

親だるま:今日は信玄堤を見に行こう。場所は相生にある千松院というお寺だよ。

子だるま:えっ、お寺? 信玄堤?それに甲府なの?

 親だるま:そうなんだ。信玄堤っていうと竜王が有名だよね。でも甲府市内にもあるんだよ。

子だるま:身近すぎてちょっとびっくり! さっそく行って確かめてみよう‼

 

親子だるま:おじゃまします。今日はよろしくお願いします。

須田住職:こんにちは。よくいらっしゃいました。

親だるま:こちらに信玄堤が残るとお聞きしたんですが。

須田住職:そうなんですよ。昨年、甲府遺産に認定されまして、案内板も設置しました。こちらです、ご覧ください。

子だるま:うわぁ、ほんとだ。石がきちんと積まれていて、ここだけグンと高くなっているよ。

須田住職:川除(かわよけ)と呼ばれるこの信玄堤は、市役所南庁舎(旧相生小学校)のあたりからこの辺を含めて約1.5kmほど続き、小高く盛り上がった場所は竹藪だったようです。今でもその形跡がところどころで確認できるんですが、幸いにも当院には石積みがはっきりと残っていまして。

親だるま:昔は、近くの荒川が氾濫したということですか。

須田住職:ええ。この寺自体、1573年ごろ水難防除を祈念して武田氏により創建されたという由来があります。

子だるま:えっと。2025-1573=452。452年以上も前だね。そのころはどんな人たちがどんな暮らしをしていたのかな。

親だるま:うん。まだコンクリートなどがない時代だから、いったん氾濫するとたいへんな被害だっただろうね。

須田住職:地図でみるとよくわかりますが、西側でちょうど荒川がカーブしていますし、釜無川自体、信玄堤が築かれる前は今より東寄りのルートを流れていたと聞きます。ですから江戸時代に書かれた『甲斐国志』にも、この辺りはとにかく水害が多かったと記されていますし、信玄公が家督を継いだ翌年、天文11年(1542)の釜無川、御勅使川の氾濫はとくに甚大な被害だったようですね。その年、21歳だった信玄公にはどんな景色が見えていたんでしょう。甲斐国を守るため、疲弊した民を救うために、意を決して試練から立ち上がってくれたんじゃないでしょうか。

子だるま:なんとかみんなが安心して暮らせるようにと、頑張ってくれたんだね。

須田住職私が小学生の頃、この辺り一帯は田んぼが広がっていました。釜無川の流水コントロールと、荒川に対するこの信玄堤の二重堤防のおかげで、少しずつ暮らしが安定して次第に集落も増えていったんでしょうね。

親だるま:昔の人たちの苦難と努力のつみかさねの延長線上に、今の私たちがいるんですね。

 

 

親だるま:ん?こちらにあるのは甲府勤番だった武士のお墓ですか?

須田住職そうなんです。当院にはほかにも武田家ゆかりの荼枳尼天(だきにてん)などがあります。

親だるま:武田家を彷彿とさせる、由緒あるお寺なんですね。

子だるま:ほんとに!だからか、なぜか不思議な、ちょっとタイムスリップした気分になれちゃった。

親だるま:そうだね、思いがけず、一気に戦国時代まで思いをめぐらせたね!

子だるま:楽しかったし、まだまだ知らないことがたくさん、それがよくわかったよ。

親子だるま:今日は貴重なものをみせていただき、ご住職、どうもありがとうございました!

須田住職はい。また、いつでも遊びにいらしてください。

 

 

【さらに詳しく!】

『甲府歴史ものがたり』では川除(かわよけ)職人にもふれています。

甲府市/こうふ開府500年記念誌「甲府歴史ものがたり」販売中!

 

複数の堤で成り立った信玄堤(甲州流川除)がひとめでわかります。

信玄堤絵図(保坂達氏所蔵)➡信玄公のまち 古府を歩く

 

甲府遺産について➡甲府市/甲府遺産

 

甲府市役所南庁舎(旧相生小学校)の南側(上)フィッシュランドイシハラのあたり(下)には今でも信玄堤のゆるやかな台地の名残りがあります。

 


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