こだまの日々

ベーシスト kodaminの日記です

続・12/12和田アキラさんセッション・ライヴ レポート

2015-12-31 19:40:51 | Weblog
年末になっても、いまだ興奮が冷めやらない12/12 福岡市中洲S.O.Raでの、和田アキラさんのライヴレポートの続きです!


会場ぎっしりにお越し頂きましたお客様の後ろから、今回もまた素敵な写真を撮影してくださったプロ・カメラマンの田代さんのお姿も見えます。


今回も田代さんのその素晴らしい写真をお借りして、レポートをしたいと思います!


ギター 和田アキラさん
言わずと知れたあのプリズムを率いて35年以上日本のミュージックシーンをリードし続ける現役にして伝説のプレーヤーの和田さん、還暦間近とは思えない凄まじい超絶プレイには、今回も一緒にステージに立たせて頂きながら、鳥肌が立ちました!


ドラム 野田雅仁くん
今年で和田さんのサポートは二年目のドラマー野田くん。
今回も、変拍子やキメなどをたくさん含むメニューが満載だったにもかかわらず、見事なドラミングを見せてくれました!


ベース児玉康成
和田さんとのセッションは今回で、3年連続になりました。
毎回、和田さんから物凄い刺激を頂いて得るものが大きく、本当に有難い経験をさせて頂いております。

また、この日のライヴには、全国から和田アキラさんやプリズムの筋金入りのファンの方々が沢山来られてました。
その中でも、全国のファン代表的な立場にいらっしゃいます、山崎健さんがFacebookに曲毎の感想(2nd.stageセッション)を書いて下さいましたので、転載させて頂きたいと思います。

(以下)
12月12日(土) 和田アキラさん、博多での児玉康成さん(B)、野田雅仁さん(ds) とのトリオでのライヴ私感、別なところにのせましたが、こちらにはまだでしたので改めて。。。
では、一曲ごとに書いてみます

ちなみに児玉さん、野田さんはそれぞれ大分、熊本出身のプレイヤーで福岡のヤマハで講師もされているプレイヤーさんたちです。去年も和田さんとセッションをされてましたが、今回の選曲は全て児玉さんセレクションだそうです。ちなみに一曲だけ却下があったとか。。。

Palace in the Sky
もともと3ピースのロックサウンドの曲なのでトリオとしてはやりやすいだろうなあ。
ドラム、タイトで気持ちいい。この3人での
ベース原曲へのリスペクトを感じられて嬉しい。2年前にPRISMの前座バンドで見たときはギターをフロントに出して一歩退いているかのようなイメージだったが、今回は演奏を引っ張っているかのような力強さが感じられて、おっ?!という感じ。右手のフィンガリングが2年前に見たときよりも随分力強く感じられるのは気のせいだろうか?
バックがきちんとしているので和田さん、PRISMの時と変わらないプレイができている様子。GT10をJC120につないだだけというのに音色がかなりイイ感じなのも気分を良くしている要因なのだろう。

Seven Wonders
トリオでこれをやるというのを聞いて仰天してしまった(/_・)/
タイトル通りAメロはずっと7/8拍子だが、児玉さん野田さんコンビのリズムは鉄壁。
和田さんの精密リズムともピッタリシンクロしていて実に心地よかった。打ち上げでお二人とお話ししてたらサビで8/8になると「やっと戻ってきた~」と安心してたそうですが、全然そんなこと感じませんでした。

Firefly
このへんに叙情詩的なこの曲を持ってくるあたり、児玉さんのセンスはいいですね~
(^^ゞ でもこれもゆったりとしていて聴いていると心地よいくせに演奏してみるとクセモノですよね。Aメロのバックはシンコペーションの嵐だし、ベースはハイポジションのコードでアルペジオもちょこちょこ入ってくるし、そのときのエフェクターも忙しそうだし。。。
でもいい感じの演奏だったので和田さんもノビノビ弾いていましたね。

Back Street Jive
これは治郎さんもコメントしてましたがベースは思い切りリズムが跳ねていて、その感じを再現しないとこの曲にならないんですが、これまたいい感じでリズムを再現してくれていて嬉しかったな。最後のドラムソロもシャープでカッコ良かった。

Led Boots
これを持ってきたのは先日の『プリオペア』(六本木でのプリズム×カシオペア3rdのジョイントライブ)のオープニングに演奏した影響だろうか? テーマが8/8でサビが7/8なのでいつ聴いてもちょっとノリ損なってしまう。。。自分にはちょっと溶け込めないところがあるのが否めないかも。

湖と空
スタジオ盤はサステナーでテーマのロングトーンを弾いてるのかな? 和田さんはいつものメイン機でしたが、あのロングトーンを再現してました。GT10だけでできちゃうんだな! 
この曲はパーツ同志のつなぎ目をメンバー全員でバシっと決めるのがなかなか大変そうに思えますが、決まってましたね~、さすがでした。治郎さんのペースは和田さんのロングトーンの合間にコード弾きやタッピングを入れたりしてますが、しっかり再現してくれてました。う~、気持ちいい(^.^)

Captain Senor Mouse
これはベースとドラムで作り出す循環リズムがきちっとしていないとボロボロになってしまいそうな曲ですが、これをリクエストするあたり、自信の表れを感じます。事実、いいリズムでした。ただ、この類いは和田さん、実は不得意な類いじゃないかな? チック・コリアなどに多いクネクネとややこしいメロディって、苦手そうに弾きますからね~(^_^;) 実際ポチポチとミストーンだして自分で苦笑しているシーンをよく見かけますから。。。アドリブソロのパートになるといきなり元気を取り戻しますが(^^ゞ

アンコール
Take Off
え? これ、3人でやるんですか? 七不思議(Seven Wonders)と同じくらいビックリポンだす(^_^;) オリジナルは2キーボードですもんね。スタジオ盤で建さんが弾いているベースは低いところも高いところもまんべんなく使っていて、しかもその間の上昇、下降フレーズが実にカッコイイんですが、これまたしっかりリスペクトしてばっちり弾いてくれてました、素晴らしい! しかもシンセが弾くフレーズ(プリオペアの時にチェルさんが一回目音を出し損なったとこ(笑))までベースがカバーしてたりして、大忙しでした。この曲はキメキメキメがところどころにありますが、ドラム、ベース、バシっと決まっていて気持ちよかったな。

という感じなんで、実に満足して聴き終えて、しかもその後打ち上げでお二人と(後から和田さんも合流)お話しできて、実に充実した博多の夜だったわけです。

ついついベース目線で見ちゃうのでベースが中心の記載ですが、ドラムも切れ味よく素晴らしいプレイでした。

(以上です)

有難いことに、このように具にライヴの内容をレポート頂きました!
本当に感謝致します。

打ち上げでも、和田さんを囲んでファンの方々と一緒に盛り上がりました!


大仕事をやり遂げた後の、中洲のネオンがとても優しく感じました。

また、来年も一緒にやろう!

と言って下さった和田アキラさんの期待に応えるべく、これからも頑張ろうと思います。
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