外山恒一候補の政見放送に思う話

多摩地区の当方のところにはまだポスターが行き渡ってないのだけど、本日２３区内を歩いていたら発見した。何をって、こちらの方のポスター。



だいぶポスターと放送で印象が違ったような。
ポスターということでいうと、ドクター中松のもなかなかですよ、画像無いけど。
高島易断の人のも見てみたいのだけど、１４のマスがある板切れが殆ど使われていないのは何ともMOTTAINAIですね。

ところで。
この人のことを支持とまでは言わないけど、シンパシーを感じてるリバタリアンのインテリって結構いそうな感じする。特にブログ界なんかでは。
で、そういう人ってどうなんだろって思う。

この人については赤尾敏のように最後まで行きそうな気がするけど（金持ちにはなりそうもないから・失礼）、身体が元気なうちは威勢のいいこと言いつつ、年とってから丸くなって、転向する人って結構いるからね。インテリやミュージシャンにそういう人が多い。

筑紫哲也が「スローライフ」を提唱したとき、それに対し誰だか知らんが、「そりゃあんたが年とっただけだろ」と突っ込みを入れた人に当方は禿同ですよ。

「我、官を恃まず」の姿勢は立派、心意気やよし。でもそれを年をとっても、病身になっても、天災にあっても、あるいは逆に公権力の側の立場についちゃったときも貫けるかっていったら、そりゃ大部分の人は無理だろと思うんですよね。

リバタリアンな人、あるいは外山候補が批判する改革を提唱する人に対しては、その理屈の中身というより、ヒトの生理的な限界という意味で、話半分ってところはありますやね（当方も逆にアナーキーな世界を夢想すること、なくはないのですがね）。

だからこの政見放送で「少数派に呼びかけてる」ってのはその意味でも正しいと思うのですよね。その数は、本当に少ないのでしょうけどね。
まあ、得票数はそこそこいくかもしれないですけど。

で。
今のところの当方のスタンスですが、以前もお話申し上げたように、あまり政治に期待していないというのは、外山候補やリバタリアン諸兄と同じながら、夜警じゃないが安全はきっちり確保して欲しいなと。

その線でいくと、老害が目立ちつつも（７０歳以上はあらゆる組織のトップについちゃいけないという法律をつくりたいくらいなんだが）威勢のいいあの方への消極的支持になっちゃうのかなと。

浅野氏については、ハコモノで赤字という話よりも、警察の捜査費まで公開しろっていう過去がどうもねえ。。この点が改められれば支持も考えたんだけど、今回もスローガンは相変わらず「情報開示」でしょ。勘弁して欲しい。

氏が当選したら警視庁と喧嘩しそうなんだが、東京はマジにテロの標的の可能性ありそうだからねえ。何よりも東京は過去に最悪のがあったし、協力してやって欲しいのですよね。
やっぱり「安全第一」「安全は何よりも優先する」ですよ。緑十字の旗がある会社のリーマンとしてそう思いますですね。