kochikika ノート

旧「こちら某中堅企業企画室」。リーマン話、時事の話、パリーグ話など。ぼちぼちやってます。

贈る心得とはおこがましいが・・・という話

2008-04-16 23:19:32 | 仕事関連

あなたが新入社員に贈る心得とは ─ニュース畑の教訓10ヵ条─(ニュース畑) - goo ニュース

朝日新聞のコラム「素粒子」に掲載された「出世心得10ヵ条」。「保身と無責任を肝に銘ずべし」、「失敗は全て他人のせいにせよ」など、皮肉たっぷりに「出世心得」を説いています。

出世にあまり関心の無い身ではありますが、仕事をやりやすくすると言う意味でなら、皮肉抜きで心がけていることがひとつ。
それは「苦手な相手こそ懐に飛び込め」というもの。書いてて恥ずかしくなるのだが、どうしても苦手なタイプだと、そういうオーラが出てしまうもの。そうなるとお互い壁ができてしまうから、もう物理的な距離を詰めていくしかない。
とにかく業務遂行上の障害になると思ったら、先手を打って近づいていくと。
多分、役立つことの方が多いと思うがどうだろうかね。

といいつつ、自分がそれをできているかというと、最近はやや厳しい。
さすがにもう酒乱の相手と酒を飲む気にはなれないし、こっちの下心を見透かしてさらに冷たい態度をとる相手もいるし。まあ、下心が見透かされていても、下心自体を「しょうがねえ奴だな」と受け入れてくれる人もいるけどね。

で、その後のわが新人さんであるが、実に前向きで頼もしい限りである。
ただ「真っ直ぐな質問シリーズ」には苦慮させられてしまう。広報の仕事だと、会社のこと全般を答えなければならないという建前があるからか、本業の技術的なことから、財務会計上のこまい話まで聞かれるのだが、理屈はおいといて「そういうものだ」と覚えてしまった身には、力及ばず全ては無理だ。

最悪だったのは、一回知ったかぶりで回答してしまい、思いっきり恥をかいてしまったことがあったこと。信頼度は大きくポイントダウンだったな、あれは。
「できないこと」でも「簡単にできないと言うな」という教訓を悪い方に覚えてしまった営業マン時代の習性が出てしまった。反省するとともに、それこそ懐に飛び込むなど汗をかくことで挽回したいところ。

ともあれ刺激になっていることは確か。机を並べてればごまかしは効かないので、一緒に理屈から勉強という感じだが、若い脳味噌に並走できるかどうかは自信がない。まあ、肉体労働担当で頑張るかと思う今日この頃。


…しかし本当に内弁慶だよなあ。。



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