コブリのひげをひっぱりながら…

ある日 上肢局所性ジストニア と診断され
 とうとう愚痴り相手の猫もいなくなった
  元小動物臨床獣医師の独り言

「書痙:上肢局所性ジストニア」と診断された後のワタシ

2024年03月01日 | 書痙:上肢ジストニア 診断された後のこと

本日で 一連の最終回ですが 毎日 長文が続きます

ジストニアという病気や ソレを発症したワタシに関心のない方には

時間の無駄にしかなりませんコトを 先に申し述べます

 

本日 月が変わって 3月1日の金曜日 

昼過ぎには 雨上がる 気温も上がるが 風強し

花粉が大量飛散 とのこと

千葉県東方沖を震源とする地震が頻発しているのも 気になります

どうぞ みなさまにはたのしいことがたくさんありますように!

そして 毎日笑顔がありますように!

大谷ロスなんか放っといて

防災グッズ 災害避難時の食料飲料水など 緩まずに

見つけましょう

イイことみっつ!

 

さて 10年前の2月26日に 「書痙:上肢局所性ジストニア」 と診断され

薬物療法が始まりました

 

まず最初に 商品名 リボトリール

次いで 商品名 アーテン も すぐに追加で服用を始めました

リボトリールは 成分名がクロナゼパムという 一般的には 「抗てんかん薬」 に分類され

抗てんかん薬で有名な 成分名ジアゼパムと 名前からも同じで 

「脳の神経を静める作用がある薬物」 です

2月26日の黄色三角 無断てん載画像にあるように

小脳の神経の興奮が関わっているので コレを抑えよう という目的

アーテンは 成分名 トリヘキシフェニジル塩酸塩 といい 

パーキンソン病でも使われ 手のふるえや体のこわばりなどの症状を抑えるのに有効とされます

(あくまで 「そういう研究結果もある」 というレベルで 

認知症の進行を助長する可能性を否定できないとドクターが言うので 

アーテンは現在、漸減中)

YouTubeなんかでは 医師が患者の脳みそに電極を刺し

患者は 「バイオリンを弾きながら そこら辺がイイ感じ~♫」

なんて オドロキ動画がありますが 

アレは 「脳」そのものには痛みを感じる神経がないので

皮膚や頭蓋骨などにある 「痛みを感じる神経」 だけを

部分的に麻酔すれば出来る単純なハナシで

同時に 「ボツリヌス毒素の注射」 なんてのも

ワタシはバイオリンだけではなく 「課題が生活全般」 に及ぶため

どちらも 適用外 つまり 積極的にするべき治療法ではありません

それでも 投薬により おかげさまで 「両手で顔が洗える」 ようにはなりましたが

指先は 「感覚が極端に低下」 していて

コ口ナ禍で流行った 「釣り銭皿に置かれた レシート一枚」 が 摘めない

床に落とした1円玉が 拾えない という 「単なる不器用GGI(ジジイ)」 という状態

とてもじゃないけど 

「皆様の大切な家族を ワタシにお任せ下さい」 

などと言えた状態ではありませんので 廃業やむなし・・・

仕事場は 経済的に一番有利なのは 

所謂 「居抜き」 で そのまま他者へ譲渡する事

ですが ワタシ等を喰わせて頂いた皆様

そして お世話になった 獣医師会などの業界関係者に対して

「ワタシとは無関係の他者」 が 入ってくる事をワタシは望まなかったので

全部ゼロ円 にて処分 有料で原状復帰しての撤退

「そうは見えない」 から 「潰れたように見えた」 はずですわ・・・

そして 「廃業」 の 「前日」 のコト

ワタシ等を喰わせて頂いた皆様の中の 若い女性お一人と

まだ在学中だった娘とが 文字通り カッ飛んで来院されました

「そうは見えない」 ので その方も 娘も 安堵した様子でしたが

同時に 「そうは見えないのに 何故?」 という表情に変わった事も・・・

このふたり そして 未だにご連絡を頂く事がある方々には

「○○を生業として 仕事生活を再開しました!」 っと 報告したい

この10年 ソレを成さんが為 一心に あの手この手を試しました

元の仕事は 「その場の一発勝負」 なので コレ できません

ならば 下準備をして 失敗したらやり直せばいい という仕事で

自分が続けられそうなコト ってことで選択肢を考えてゆくと

「都度、豆を挽き ネルドリップで ポットをくるくると回しながら

 丁寧に湯を注ぎ 一杯1.500円で提供するコーヒー専門店」 は 無理ながら

今時のコーヒーメーカーならコンビニレベルのコーヒーは準備できるし

なんなら コンビニ同様 セルフでやって貰う手もある

バゲットは 何度 試行錯誤を重ねても無理と実感 ながら

電動ホイッパーとオーブンは どうやら「課題」に該当しないようで 

プレーンシフォンは 金を貰うレベルで 「焼ける」 コトを実証

ナポリタンなんぞは 茹でて一日置いた方が 「昭和のナポリタン」だし

カレーも「昨日のカレー」の方が ある意味 旨かったりするわけで

使う食材も 鍋釜もコンロも 普通にあるモノでできますし

失敗したら 「本日 カレー売り切れ」 で 誤魔化せるし・・・ってんで

「隠し味はインスタントコーヒーか?」 などと揶揄されたくないので

「授業料を払って料理教室にも通い理論的な学びも積み重ね」 た 上で

飲食で復活できないか と

「定年後 飲食ぐらいできるだろう」的な 安直ではない覚悟を持って

自分では 望んだ積もりだったが 

「そうは見えない?」 どうしても 「安直パターンに見える?」 のが現実・・・

また その程度しかできないのも現実で

真っ当なテナントでは 賃料が払えない と同時に

「少々 いかがわしい物件」 であっても 不動産屋には

「素人」かつ「年寄り」では 相手にさえ されない のも現実・・・

徐々に資金が目減りするのも 予定通りの現実で

そこへ コ口ナ禍での外出自粛 で 老化による筋力の低下も著しく

また ドクターに 

「右手での作業が怪しくなっている 例えば 箸使いを

 箸の持ち方矯正具で 左手で箸が使えるよう

 先に練習したら・・・?」 と 尋ねたら

「右手で出来なくなった事は いずれ左手でも出来なくなる場合がほとんど」

っと返され 左足でバスドラのペダルを 踏んでもダメ というのも現実 

「自力復活」への道は ほぼどん詰まり というのが突きつけられた現実・・・

残念ながら 10年目の節目にもなるコトから 

「白旗宣言」 することにさせて頂きました

ごめんなさい スミマセン これ以上の発展を望む暮らしからは

落ちこぼれます

勿論 100%諦めていない馬鹿なワタシです

大谷グローブが全国に寄付されたように

トルネード野茂も ゴジラ松井も 同様で

ケタこそまったく小さいながら 自分もそうでありたいという

見てはイケナイ 夢のまた夢ながら 欲があり

大学在学中 ある期間 金欠で

「学食の朝バイキング(前日の残り物) 食べ放題」 ってのの経験

ワンプレートに乗せられるだけ乗せて 吐くほど乗せて 450円

一限目は 寝る事も出来ぬほどの腹パンながら 

一日を コレ一食で済ませる日々 ってのを経験したコトもあり

令和の御代 一日一食しか喰えない子供がいるなんて おかしいっしょ?

年頃の女性が 満足に生理用品が買えないなんて おかしいっしょ? 

「行けば 皿一枚洗うだけで とりあえず喰える」

ってのの提供が出来ないか なんて 考えてるんですよ 

考えている ってより 白昼夢 みたいなもんですけどね

ワタシ 変なヤツ で アタマおかしいですから・・・

ってことで 今回が 長文最終です

あすからは 短編 近いうちに タイトルも

「コブリのひげをひっぱりながら・・・」も 変更予定です

尤も 書くのはワタシですから コトの保証はありませんが・・・

 


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