コブリのひげをひっぱりながら…

ある日 上肢局所性ジストニア と診断され
 とうとう愚痴り相手の猫もいなくなった
  元小動物臨床獣医師の独り言

ぐーちゃん 

2017年02月14日 | 日記



ツキは落ちるとも



日は昇る・・・



個人的に どうしても書かねば 次に進めず

何度も何度も 数えきれぬほど

書き直しては ボツにしてきました

ひとんち (余所) に起こった

悲しいおはなしを 読まされる方は 堪らんコトと思います

せっかくの バレンタインデー なのに

ごめんなさい

読み飛ばして ください








直近の4年間

「ぐー」 とは 離れ 地方都市で暮らし 

昨春に帰京し やっと 「ぐー」 と 「子」 と

一緒に暮らせるようになったけれど

その後も 「ぐー」 は 線の細さから

いわゆる 「おなかの弱い子」 になり

随分 悩ませられた




仕事場を閉めた後も



コイツが 16歳で逝く時きゃ 何が要る?

っと 僅かばかりの 薬物と注射器など

手元に残していたけれど

それを 思いもよらず 「ぐー」 に使う事になるとは・・・



ところが 一緒にいられた 蜜月は 半年ばかりで 

なにかの因果で 「子」 には 

9月から 「ぐー」 と 離れて 

本人曰く 「肌の色も違う 言葉も通じないところ」 で

半年 帰らない 帰れない ことが決まり

再び 離ればなれになることに・・・



通院治療という手もあるけれど

ソレが 線の細い ぐー のためになるのか

明らかな原因が判らない上で 「する」治療と本人の通院の負担と

天秤にかければ 自宅から出ないで なんとかしようと・・・

状態は 不安定で ゆっくりと 下降線

時間ばかりが過ぎる日々

そして 自宅でも 時に 「子」 の 腕に噛みついて 

穴があいて出血するほど抵抗するようになり

そこまで嫌がることが どういうことか など

離日までの おおよそ 一ヶ月ものあいだ

毎日々々 濃厚な話を 聞き 聞かせ 

残り時間は 「週単位」 と思われる と・・・

だから 抵抗しない 投薬と飲水量の確保 以外

嫌がることを 無理強い せず

「なにもしない」 を 「しよう」 と ハナシを決めて

「子」 離日・・・

そして 8週間が過ぎ 

寒くなりはじめる頃

「子」 の ハハオヤ が 死に水をとった

(実際に 立ち会えたと聞く・・・)

今時は ネットで 所謂TV電話 が使えるので

最後に 子が 名を呼んだら

尻尾を振って答えた らしい

そして

海の向こうの方々は とても親切で

「子」 曰く

「本当に優しい人は なにも聞こうとはしない」 と・・・




花は 束ではなく 二輪しか入れられなかった らしい




きょうは あたたかくなるのでしょうか

どうぞ みなさまにうれしいことがたくさんありますように!

そして 毎日笑顔がありますように!

















































コメント
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