コブリのひげをひっぱりながら…

ある日 上肢局所性ジストニア と診断され
 とうとう愚痴り相手の猫もいなくなった
  元小動物臨床獣医師の独り言

実習生 第2弾炸裂

2010年10月10日 | 日記
上高田の某専門学校から
期間2週間の約束でお預かりした実習生
久々の超弩級放射能漏原潜…






まずは初日
こちらの都合で
午後の診療時間である3:30pmを回ってから来るように指示
ところが…
3時にならないうちから電話で

「今、着いたんですが どこから入れますか?」


まあね
やる気があって良いのかもしれない…
学校の誰かに「早めに着くように」と言われたのかもしれない…
でもね
「どこから入れますか?」は、ないだろうに…
午後の時間はコマゴマしたことやっていて
コッチの邪魔にしかならない
つまんねぇ飛び込みの営業が入ってこられないように閉めてあるのだ
アンタが入れる隙間なんかないのよ!

ということで
初日は動物をさわる前に行儀見習いの徹底で
今のアナタが病院の中で学ぶことなんかありません
そのまま帰宅なさい!
そして
今回のアホな電話をしたことで何が起こったのかレポートにするように指示
提出期限は翌実習日の朝一番!


内容は端から期待してません
せめて宿題レポートは「読んで頂く」書き方ができればOKのつもり…
ところがところが…
やっぱりダメですね
それ以下でした

表紙もタイトルもナシ…
紙っぴら一枚だけ
ネットで「レポートの書き方」とか検索しなかったの?
表紙もタイトルも無くて読んでもらえると思ったの?
と怒られ
「患者さんがいるから、座って待ってなさい!」



そしたら…
椅子の上でじょこじょこと
まさしくミミズののたうつ文字で表紙を作成中…
ホチキスがないのでバラのまま…
自分の学校の名前も「犬」→「大」で意味の分からん名前に…

アンタねぇ
あんまりワタシを馬鹿におしでないことよ~
とは思いますが
少なくとも「実習受け入れ可」と学校には伝えたので
なにか出来そうなことをさせないと…
とにかく中へ入れて着替えさせて
まずは自己紹介…
「責任者の■■です こっちは看護士の▲▼です」と………

………………………………
………………
………


オイ!!
アンタの番だよ!!
自己紹介されているのにアンタは黙ってんのかい??


普段は(本心とは裏腹に)大声なんか出さないスタッフが
自己紹介されたら自分の名前も言わなくちゃダメよ~♪


他にコイツは何が出来るんだ??
そうだ
表のガラスを拭かせてみよう…
但し「ガラスクリーナーが通行人にかからないように!」
と注意してから…
(自分にかかるのはどうでも良いもんね)




表を拭かせて…
表を拭いて…
まだ表で…
表…
いつまで表…
ガラスがすり減るから中も拭くようにスタッフに指示…
中も拭かせて…
中を拭いて…
まだ中で…
中…中…中…

オイ!!
いつまで拭いてんだ??
なにぃ~?
外の拭き残しを拭いて良いですかって??

もう止めんかい!!



喉元まで出かかっている
「もう辞めんかい」を押し殺し
ちょっとでも動物に触れば
なんか違うかもしれない…
まずはガラス拭きで汚れた手を洗わせなくては…

洗い終わったら
洗い終わったら?
洗い終わったら????????????

「じっと手を見る…」

スタッフが「なにしてるの?」
そしたら「汚れが落ちているか見てました!」

普段は(本心とは裏腹に)キレたりしないスタッフが

アンタねぇ
ウチの3歳の姪っ子だって
「手をあらい終わったよぉ~♪」って言って来るよぉ!?
アンタ3歳児以下ぁ??

横で聞いていて思わず吹き出しそう…

ちょっとだけ動物に触りましたが
動物は診察台から落下!
ソレでオシマイです
3時間頑張りましたが「もう辞めんかい!」でお帰り願い
学校には「実習継続不可」のお詫びを入れて…

久々ですね
本当に久々です
こんな超弩級な実習生約20歳!
そう言った意味では絶滅危惧種?
だれも危惧してない?

つける薬がないのは仕方がないけど
国民年金はちゃんと払えよ!
コメント (2)
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