goo blog サービス終了のお知らせ 

伊予国は愛比売と謂ひ

四国は伊予松山での嫁さんと息子の三人暮らしの日々と気になる出来事を徒然に綴ります。

やっぱりね

2006-06-21 20:41:33 | 神戸のまち
 二〇〇八年から本拠地を大阪に一本化するプロ野球オリックス・バファローズが、〇七年のスカイマークスタジアム(神戸市)の試合数を二十程度に減らす方向で検討していることが二十日、分かった。同球場を所有する神戸市にも近く伝え、正式発表する。現行の年三十四試合と比べると、ほぼ四割減となり、市は球場運営などで大幅な見直しを迫られそうだ。

 市は球場の命名権を、スカイマークエアラインズに〇五年度から三年契約で販売。三十二試合より少なくなった場合は、試合数に応じて減額する契約を結んでいる。球場への主要アクセスとなる市営地下鉄を運営する市交通局も、試合数減により減収となる見込み。

 市は今後、観客増につながる土日のゲーム開催などを球団に求めるとともに、他球団にも主催試合を神戸で開催するよう働きかける方針。

 同球団をめぐっては、〇四年のシーズン後、大阪を本拠地としていた近鉄と統合。〇七年までの限定で兵庫、大阪の二本拠地制が認められ、今季はスカイマークスタジアムと大阪ドームで三十四試合ずつ開催する。
(神戸新聞)
*************************************************************************

オリックスが経営再建中の大阪ドームを運営する大阪シティードームの管財人との間で売買契約が進んだころから、このような話が現実になることはわかっていた。(6月9日同社管財人とオリックスとの間での売買契約に調印し、正式に大阪ドームのオリックスへの売却が決定した。)確かにオリックスの態度も冷たいものがあるかもしれないが、阪神大震災の頃はあんなに熱かった神戸市民も震災の傷跡が癒えるにつれ、その熱を下げていったと思う。だから、このような結果になっても致し方ない。そのことを反省しないと、今度はサッカーチームにも逃げられかねない。

神戸・関空ベイシャトル

2006-06-19 20:22:30 | 神戸のまち
7月13日より、神戸空港と関西空港間に高速船の航路が誕生します。
航路名は「神戸-関空ベイ・シャトル」。使用される船は双胴高速船で船名は「うみ」「そら」です。現在、旧神戸ジェットシャトル(K-JET)の発着場所を基地として試運転が行われているようです。また、予備船と思われる「しゃるまん」(三原観光汽船から移籍か)も姿を見せています。以前、K-JETで失敗した経緯があるので、今回こそは着実にやって欲しいものです。
(7月13日からポートライナーと連動したセットの券が発売されるとのことです。http://www.city.kobe.jp/cityoffice/39/port/new/press/20060616pp02.pdf


双胴高速船「うみ」
総トン数 約84トン
旅客定員 120名
速 力 約30ノット


高速船「しゃるまん」

地球深部探査船「ちきゅう」が入港

2006-06-09 14:28:33 | 神戸のまち
 地震のメカニズム解明に挑む地球深部探査船「ちきゅう」(五七、〇〇〇トン)が八日、神戸港・ポートターミナルに初入港し、報道関係者に公開された。

 同船は、二〇〇五年に独立行政法人・海洋研究開発機構が開発。地震発生のしくみなどを探る十五カ国の国際プロジェクトで中心的な役割を担っており、今夏公開のSF映画「日本沈没」にも登場する。

 この日は、船に設置された管の中にドリルを通して深海底からさらに七千五百メートル下まで掘ることができるシステムなど、世界最新の機器が紹介された。

 来年には、紀伊半島沖の東南海地震震源域で調査を行う予定で、八月から下北半島沖で本格的な掘削の試験を行う。神戸港では十、十一日に一般公開がある。神戸港振興協会TEL078・327・8982
(神戸新聞)
**************************************************************************

地球深部探査船、その名も「ちきゅう」が、8日に神戸港へ初入港。昨日の昼前にはすでに神戸港沖の錨地に到着。一晩すごした後、午前6時にポートターミナルへ接岸。あまりの早い接岸時間に撮影はもはやあきらめました。出勤途中に姿を見たが、とにかくでかい。船ではなく、建物という印象。ブリッジの上にヘリポートがあり、船体中央には船底からの高さが約130mあるやぐら。後部甲板は掘削用のパイプ?がきれいに積み上げられている。これらが4基あるクレーンでやぐらに運ばれるのだろう。やぐらはポートアイランドの二期区にあるポートライナーの駅からでも見え(神戸タワーより高いらしい。)、知らない人は「一晩でビルの骨組みが出来たのだろうか?」と思ってしまうかもしれない。
一度掘削を始めると半年は動けないらしい。波風にもびくともしないぐらい耐えねばならないし、こんな大きな船体になったのだろう。乗組員や研究者も交代はヘリなんだそうだ。
2005年秋から日本近海で試験航海を行ったあと、2007年秋から統合国際深海掘削計画の一環としてまず東南海地震発生域の掘削を行う予定。この船で巨大地震の原因がつかめたらいいですね。
(ちなみに今夏公開の映画「日本沈没」にもでてくるそうです。)


(6月8日撮影)


(6月9日撮影)

梅雨シーズン到来

2006-06-08 18:23:55 | 神戸のまち
気象庁は九州北部から東海地方にかけて今日梅雨に入ったものと見られると発表した。神戸も夕方から雨が降り出した。これから1ヶ月強、うっとうしい季節となるが、ここで降ってくれないと後々困るので、被害が出ないようほどほどに雨をお願いしますね。

地域   平成18年  平年比    平年
九州北部 6月 8日ごろ 3日遅い   6月 5日ごろ
四国   6月 8日ごろ 4日遅い   6月 4日ごろ
中国   6月 8日ごろ 2日遅い   6月 6日ごろ
近畿   6月 8日ごろ 2日遅い   6月 6日ごろ
東海   6月 8日ごろ 同じ      6月 8日ごろ

水産庁高速型漁業取締船「白鷺」

2006-05-31 09:40:46 | 神戸のまち
今日はお昼休みの自転車を飛ばしてHATまでサイクリング。目的は水産庁高速型漁業取締船の「白鷺」だ。この船は一旦漁業取締りの航海に出てしまうとなかなか帰ってこないらしく、チャンスを逃すといつまでも見れないかもしれないからだ。今日はうまいこと白鷺桟橋(「HATなぎさの湯」の近く)に泊まっていた。この船はなかなか精悍な姿でいいなと思う。



また、途中、国土交通省の国土交通省 近畿地方整備局神戸港湾空港技術調査事務所(長い名前だ)に監督測量船「いずみ」がいるのを見かけた。初見につき撮影。


観覧車解体進捗4

2006-05-31 09:27:00 | 神戸のまち
三月末に閉園した「神戸ポートピアランド」(神戸市中央区)で、観覧車の解体作業が進んでいる。直径約六十メートルで、建設当時は「世界一の大きさ」だった。数々の思い出とともに、神戸を彩ったランドマーク。解体後はイタリアで再利用される。

 作業は十七日から始まり六月中旬までかかる予定。ゴンドラを外し、外周から解体しているが、阪神・淡路大震災後、ボルト部分を溶接して頑丈にした分、時間がかかるという。

 娯楽施設を扱う商社の担当者ウィル・アスキューさん(37)は「大型観覧車はヨーロッパでは珍しい。もう一度、名所に生まれ変わって、子どもらの夢を紡いでいくだろう」と話す。園内の施設は十月末に撤去が完了し、跡地には北欧の家具メーカーが進出する。(広畑千春)
(神戸新聞 5月30日)
**************************************************************************

観覧車「ジャイアントホイール」の嫁入り先が決まりました。イタリアだそうです。ヨーロッパでは観覧車の数が少ないそうで、また名所になるでしょう。ウィーンの有名な大観覧車「プラーター」のように、みんなに親しまれて欲しいものです。それにしても、イタリアとはなんと縁の深いことか。ルミナリエはイタリアの職人さんらの手を借りて行っている行事だし、インフィオラータはイタリアの各地で行われる行事が元になっています。こんどは日本からイタリアへ。どんな姿で再登場するのか、それも楽しみです。



また、アジアに送り出される遊具の積み出しも開始されたようです。これらも新天地でまた活躍して欲しいと思います。