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伊予国は愛比売と謂ひ

四国は伊予松山での嫁さんと息子の三人暮らしの日々と気になる出来事を徒然に綴ります。

神戸ルミナリエ2010 (その2)

2010-12-14 00:50:24 | 神戸のまち
神戸市庁舎1号館24階の展望ロビーからルミナリエ会場を見ます。展望ロビーは約100mの高さにあります。

ルミナリエ会場だけでなくポートアイランドの灯りも見えます。


スッパリエーラとソロピースです。


大きなソロピースです。


スッパリエーラのアップです。


今回は消灯式を見るという目的がありますので、また会場に戻ります。

スッパリエーラを裏から見ています。


消灯式はガレリアの中ほどで行われます。
20分ほど前から待っていましたが時間が近づくにつれ、人が集まり始めました。
まだ人が歩いているので脇で待っています。と、消灯10分前になって急に人が通りに集まりました。
フロントーネの方向から警備員を中心に構成する儀礼隊がガレリアをしずしずと進んできます。

「しまった、出遅れた!」と思いましたが、なんとかいい場所を確保。
脚立を立てた報道関係者?も多数いました。

儀礼隊の方は定位置に着いてから気を付けの姿勢で微動だにしません。我々もそのまま待つこと5分。



会場に流れていたルミナリエの厳かな曲が止み、女性のアナウンスに続いて「しあわせ運べるように」が流れ出しました。曲が終わると儀礼隊のリーダー(と思しき方)の「阪神、淡路、大震災の、犠牲者の、御霊に対し、敬礼!!」の声を合図に全員で敬礼。
そして消灯の曲と鐘の音が消えると一斉に消灯。
会場は一瞬どよめき、そして拍手に包まれました。



消灯直後の会場の様子です。現実に引き戻されたようで、なんだか軽い虚無感すら感じました。


震災から16年を経過し、ルミナリエも観光化しているとの意見もありますが、この瞬間ばかりはルミナリエ本来の開催意義というものを感じずにはおれませんでした。ルミナリエの開催意義は終わったという人もあるかもしれませんが、ずっと続けていくこと、これが犠牲者を忘れず、教訓を生かしていくという決意につながると思いました。また来年ルミナリエに会いたいなと思います。




神戸ルミナリエ2010 (その1)

2010-12-13 23:09:48 | 神戸のまち
今年もルミナリエに行くことができました。今回は最終日となり、消灯式も見ることができ、ルミナリエの開催される意味というものを再認識することができました。

今年のテーマは Il cuore nella luce (光の心情)輝きの記憶を留めるために です。

例年通り大丸神戸店の前から誘導路が始まります。今年は初めて雨のルミナリエを体験することになりました。



フロントーネです。今年のテーマは 喜びのポルターレ(扉)。高さ約20メートル、幅21メートルです。
フロントーネ自体は丸いアーチ状なのですけど、ガレリアと一緒になって、大きな扉のように立っています。


ガレリアに入っていきます。テーマは 光の波動。高さ13メートル、幅9メートル。23基が設置されています。


ガレリアの入口付近はルイビトンのお店が入ったビルがあります。壁が総ガラスなので、そこにルミナリエが映りこんだ構図が定番となっています。




雨ですが、最終日のせいか意外と多い人出でした。




ガレリアの最後には星が付いています。


ガレリアを振り返ってみます。


東公園に入ってきました。
今年のスッパリエーラはズバリ、 光の砦。全長160メートルで最高部は14メートルあります。
こんなデザインは初めて見ました。立体的で面白いです。


今年は雨で足元が濡れています。東公園は舗装されていないので泥になって革靴ではかなり辛かったですが、逆に地面が光るので、それを意識して撮ってみました。


また、ソロピースがあるエリアでは水たまりに映るソロピースを撮ることができました。




ソロピース。今年のテーマは 光の交錯。
高さ13メートル、幅2メートルのものが1基、高さ9メートル、幅4メートルのものが1基、高さ7メートル、幅2メートルのものが10基設置されています。








これで一通り見ましたので、今度は神戸市役所の展望台に行きたいと思います。

神戸空港からJALが消えた

2010-05-31 22:55:24 | 神戸のまち
経営再建中の日本航空(JAL)は31日、神戸空港を発着する3路線すべてを廃止し、同空港から撤退する。運航最終日となったこの日、多くのファンも駆け付け、ラストフライトを見送った。


 2006年に神戸空港が開港して以来、JALは毎年、最多の年間旅客数を占めてきた。当初は仙台や鹿児島など1日6路線10便を運航していたが、3月末に主力路線の羽田便を廃止。現在は新千歳、那覇、石垣への3路線5便を残すだけとなっていた。

 「神戸ありがとう」。JAL機が飛び立つたびに、約20人の社員がプラカードや横断幕を手に見送った。手を振り、小さくなっていく飛行機に頭を深く下げた社員の1人は「1日も早く再生し、神戸に戻ってきたい」。

 毎年、JALを使って家族旅行に行くという神戸市兵庫区の会社員の男性(33)は「一番、安心感があった航空会社。神戸の元気がなくなってしまう気がする」とぽつり。川西市のフリーターの女性(40)も「よく利用しただけに寂しい」と話していた。
(神戸新聞)

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今日、神戸空港を発着するJAL便がラストフライトを迎えました。一時期は機材を大型化するなど、景気もなかなかよかったのですが、今ではスカイマークの基地みたいなもんです。「経営再建して戻ってくる」と意気込んでますが、問題は帰ってくるべき「神戸空港がそのときどうなっているのか?」そっちのほうが問題だったりして。


神戸ルミナリエ2009 (3)

2009-12-07 23:58:24 | 神戸のまち
会場を出て神戸市役所1号館24階の展望ロビーへ行ってみました。
ここは神戸市内を一望できるところで、ルミナリエの穴場的スポットです。
やはり、たくさんの人が来ています。



こんな感じで、ルミナリエ会場が闇の中に光を放っています。
遠くにはポートアイランドの光も見えます。



会場全体をとらえています。



スッパリエーラとソロピースです。



ソロピースのアップ





ガレリア。午後9時を過ぎて人もかなり減りました。



スッパリエーラの中も人影が減りましたね。もうすぐ消灯です。



今年もきれいなルミナリエを見ることができて、よかったです。
来年もみれることを願っています。


神戸ルミナリエ2009 (2)

2009-12-07 23:45:35 | 神戸のまち
東遊園地に入ります。



振り返るとガレリアが見えます。ガレリアとは画廊という意味だそうです。こうやって通路のように見えるとまた別の印象があります。

スッパリエーラの今年のテーマは「光の宝石箱」。全長130m、最高19mの光の壁掛けです。内部には今年も光のカッサ・アルモニカ(光の記念堂:直径7m、高さ11m)が設置されました。





スッパリエーラは壁掛けという意味ですが、こうやってみると、壁掛けみたいに見えますね。

ソロピースのテーマは「光の鼓動」



これは高さ11m、幅5mのもの1基、高さ11m、幅9のものが2基で構成されています。



こちらは、高さ7m、幅3mのものが10基と高さ12m、幅5mのもの1基です。



今年も「願い事をお祈りする鐘?」が設置されました。



東遊園地にある「阪神・淡路大震災 慰霊と復興モニュメント」である「コスミック エレメンツ」。2001年4月21日に、皇太子ご夫妻も出席され、除幕されたものです。僕は入ったことはありませんが、地下室上部に高さ5mほどの水盤から落下する滝があり、水盤上に設けられたモニュメントは、1辺が1メートルの立方体御影石で、地震が起きた時間を指しているそうです。地下室には、六千余名の犠牲者の名前が掲示されていて、通路には、このモニュメントを建設するために寄付された多くの人々の名が掲示されているとのことです。



こちらは「希望の灯り」です。ルミナリエの光が映りこんできれいです。



こちらは、水に映るソロピースです。



どこの放送局でしょうか、取材をしてました。女性の方、どっかで見たことあるような・・・。

今年は行く時間が早かったせいか、去年より人が多く感じました。
やっぱり最後は市役所24Fから見たいということで、行ってみました。
それは、また次にて。

神戸ルミナリエ2009 (1)

2009-12-07 23:34:11 | 神戸のまち
今年もこの光を見ることができました。神戸ルミナリエ2009です。今年のテーマは「光の抱擁」。

今年も大丸前から長い「導入路」を歩くとフロントーネが見えました。





今年のフロントーネのテーマは「記憶の扉」。高さ20m、幅22mです。今年のデザインは真ん中が去年とよく似てて、両脇がなで肩から四角くなった感じです。



では、フロントーネをくぐってガレリアに入ってみましょう。



今年のガレリアのテーマは「星のかけら」。高さ13m、幅9mで24基が設置されています。





ガレリアをアップするとまた違った印象になります。





ガレリアの終わりから振り返ってみました。月曜の8時ですが、たくさんの人が歩いていますね。

この後、メイン会場の東遊園地に入ります。
それについては、また次にて。

なつかしのお店「おくひら」

2009-12-07 22:55:14 | 神戸のまち
三宮に戻る前に当時行きつけであった洋食屋「おくひら」さんに行きました。



夫婦でやられているお店で、マスターの洋食は絶品です。そして洋食屋さんだけどお母さんの作る「幕の内」も絶品なのです。今回はその幕の内をいただきました。



3年前と変わったのはテレビが液晶になったことぐらいですかね、という話をしましたが、景気悪化の影響で夜のお客さんが少なくなり、かわりにお昼のお客さんが増えたのだそうです。見た目には出ないけど、こんなところにも景気の影響が出ているんですね。嫁さんとよくいっていたので、嫁さんのこともよく覚えてくれていました。嫁さんの妊娠の話をしたらすごく喜んでくれました。遠くのところにも私たちのことを覚えてくれている人がいるのはうれしいことだと思います。

ガオー!鉄人28号モニュメント

2009-12-07 22:25:15 | 神戸のまち
会社のみんなと別れてから昔住んでいた長田区に行ってみました。まずはこれ。新長田駅の南、若松公園に完成した鉄人28号です。この辺りはよく週末に買い物で来たところです。さて、なぜここに鉄人28号かというと、この鉄人28号を書いた横山光輝氏が神戸市須磨区の出身ということで、阪神大震災後の復興・商店街活性化活動を目的とした『KOBE鉄人PROJECT(神戸鉄人プロジェクト)』というのができ、いちばん被害を受けた長田区の若松公園内に高さ15.6m(全長18m)の実物大モニュメント像をつくるということになったのだそうです。外装は耐候性鋼板製、重量は約50t。総工費は1億3,500万円で、神戸市から補助金4,500万円で残りは個人や企業からの寄付や協賛金によって集められました。2009年7月27日に起工式が行われ、9月29日に完成(完成セレモニーは10月4日)しました。



下にいる人と比べると大きさがわかりますか?



右手を高く突き上げています。その先には・・・。



震災で大きな被害を受けた大正筋を始めいくつかの商店街があります。それらの商店街へエールを送っているんですね。



横から見るとどっしりとしてますねえ。



夜はライトアップもされています。

これから鉄人28号が新長田の新しい顔として活躍してくれるものと思います。
さて、新長田から三宮花時計前を走っている神戸市営地下鉄海岸線も鉄人28号バージョンが走っています。


ヘッドマーク


鉄人28号のステッカー


天井もラッピングされています。

ヘッドマークとステッカーのほか、車内も鉄人28号の解説ステッカーが貼られています。また、横山光輝氏の代表作「三国志」のキャラクターが各駅にあるのだそうです。海岸線全体が三国志ワールドといった感じです。

その海岸線に乗って三宮に戻り、ルミナリエに行きました。
それについてはまた次の記事で。

神戸異人館街散策

2009-12-07 17:31:41 | 神戸のまち
毎年、全国大会の後には社員旅行なのですが、今年は新型インフルエンザの影響で全国大会の開催が危ぶまれた結果、全体での社員旅行は中止。部署ごとに行うことになりました。私たちの職場では神戸で自由行動ということに。

10時ごろに大阪を出発。阪神高速を西進し神戸市の北野に着いたのが11時頃でした。ここから15時までは自由行動です。私は久しぶりに北野を歩いてみることにしました。



これが北野地区の象徴とも言うべき「風見鶏の館」です。この辺りはいつも賑わっていますね。月曜日というのに、結構な数の人がいました。



「萌黄の館」です。こちらも重要文化財です。実は入ったことがないんですねえ。今回も入りませんでしたが、嫁さんと一緒に来た時にとっておきます。



北野地区の上のほうにある「うろこの家」です。館ではなく家なんですねえ。入館料は1000円と最高値です。こんなに高くてもたくさんの人が入館してゆきます。私も久しぶりに入ってみました。



クリスマスが近いということで今年もサンタさんがぶら下がっております。何だかおそまつくんの「しえーっ」をしているようにも見えなくはないんですけどね。さて、うろこの家といえばその窓から見る神戸の街並みですよね。





これが有名な「うろこの家からの眺め」です。うろこの家に入ったのは2000年に「国際園芸・造園博 ジャパンフローラ2000」に行ったときに寄った以来ですが、景色はあまり変わっていません。でも高層ビルが少し増えた気がします。

室内はこんな感じです。異人さんはここでどんな暮らしをしていたんでしょうね。



最後に下のほうに降りてきて「ラインの館」に入りました。ここは神戸市の管理で入場料は無料。一階は観光案内所のようになっています。二階は阪神大震災の資料室で震災時の北野の被害状況を見ることができます。



その二階からみた景色です。窓枠と紅葉でいい感じです。

さて、北野にはまだたくさんの異人館があります。下の写真はスターバックス神戸北野異人館店が入った異人館です。正式名称は「北野物語館」。スタバが入ったのは今年の3月27日からなんですね。登録有形文化財に指定されています。こんなところで飲むコーヒーはまた格別でしょうね。

異人館の中にはレストランとして使われているところもあります。グラシアニというフレンチレストランは北野の町からちょっと離れた山本通りにありますが、隠れ家みたいでよさそうです。



その近くにあるシュウエケ邸も個人所有で公開されている異人館です。こういうのが神戸市内にはいくつも残っていて、ます。これが神戸のすごいところです。ただ、老朽化が激しく維持費が大変ということで公開が中止されたり、解体されてしまうものも少なくありません。いつまでの保存してほしいところですが、行政の支援もなんとかならんでしょうか。

そんなこんなで異人館めぐりの散歩は終了。そのあと、東京への出張がある私は皆と別れて別行動となりました。その話はまた次の機会に。




知らなかった・・・

2009-12-04 00:22:06 | 神戸のまち
神戸市長田区にある「ながたシューズプラザ」。この中に太平洋製靴という靴屋さんがありました。安い価格でオーダーメードシューズを作ってくれるところで、私もここで一足作りましたが、とても気に入っていました。しかし、その後神戸を離れてしまいました。かなりご無沙汰してて、今度久しぶりに神戸に泊まることになり、靴のメンテナンスおよび新しい靴をオーダーしようと思っていましたが、今日、シューズプラザのHPを見たら、お店がない。ネット検索してみると2008年9月に倒産してるじゃありませんか!!大ショック。どうしたらいいんだ。