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伊予国は愛比売と謂ひ

四国は伊予松山での嫁さんと息子の三人暮らしの日々と気になる出来事を徒然に綴ります。

神戸空港が検査に合格

2005-11-01 13:34:31 | 神戸のまち
国土交通省が進めていた「神戸空港の施設や照明などに対する検査」が終了し、国土交通省は31日、設置管理者の神戸市に検査合格を通知した。矢田市長は11月4日に国交相あてに2月16日に供用を開始する趣旨の届け出を提出し、開港までに必要な航空法上の手続きをすべて終える。(検査は、今年8月24日から26日まで滑走路やエプロンなどの土木施設、30日から9月1日までは滑路灯火や誘導路灯火など照明施設を対象に行った。)

また、神戸市は、空港内で荷物の運搬や航空機のけん引などの業務用車両に軽油を販売する給油事業者の公募を7日から受け付ける。空港島東側の約150平方メートルで給油施設を整備、運営する。
(これについては、問題がある。というのも、当初、空港内の車両(航空機の牽引や消防の車両)に軽油を給油する設備を設置する方針だったが、お金がかかるということで、設置せず、タンクローリーから直接給油する方針に変更。そういうことで空港も建設してきたが、結局必要であるという意見が出て、また大金を投入して設置することになった。これでまた税金の無駄遣い。もともと、消防法などの問題で、空港外からタンクローリーで軽油を持ち込んでそのまま置いておくという方法はというのは問題があり、また貯蓄できる量も限られるので、現実には難しいというはなしだったのが、神戸市は何を考えていたのか、OKと判断してここまで来たのだ。いかに、神戸市が「物事を着実に進めていく能力」に欠けているかを示す事例となった。)

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これで、神戸空港の2月16日開港が確定する。その一月後には実家のある北九州市に「新北九州空港」が開港する。こちらは国が設置管理する第2種空港。北九州市の東、周防灘に浮かぶ海上空港。当面、滑走路は2,500mだが、3,000mまで伸ばせるように埋め立てを行っている。開港時は21時間の開港だが24時間化も可能。問題は、アクセスが自動車しかないということだろう。(それでも、自動車専用道路で九州縦貫道とつながっているので、まあ便利は悪くない。でも、)宮崎のように下曽根駅か朽網駅、あるいは小波瀬駅あたりから分岐させ、空港へのアクセス鉄路を作るかしてほしい。昔はモノレールを伸ばすのかなあとおもっていたが、現状では無理そうだ。
こういってみてみると、北九州空港のほうが前途洋々に見える。実際、そうかもしれない。が、北九州市とその周辺と山口県西部の人々が利用圏内とは思うが、周辺には福岡空港や宇部空港が控え、それとの競争となるだろう。どのようになるか、この2空港をこれからも注目していきたい。

神戸空港HP
新北九州空港HP



ポートライナーの新運賃

2005-10-12 23:56:54 | 神戸のまち
国土交通省に申請中のポートライナー新運賃が公表された。

開業予定日は平成18年2月2日

これまでの均一料金(240円)を止め、区間制に移行する。初乗りは200円。三宮からだと神戸大橋を渡るまでがこの初乗り区間である。先端医療センター前までが二区間目となり、240円。市民広場から先は3区間目だろうと思っていたが、ここはなんとか我々利用者の利便を図ってくれて感謝。神戸交通振興バスは320円だから、値段でも太刀打ちは出来ない。もはや、お役御免になってしまう運命なのか?ポートアイランド南駅までが3区間目で280円、神戸空港駅が4区間目で320円となる。なお、島内ループ線の駅は市民病院前駅扱いとなるそうだ。

定期券も割引率が上がり(42.4% => 45.7%)、六ヶ月定期(二区目まで)の場合、これまでの49,740円から46,980円となった。
(次も六ヶ月定期を買うつもりだが、値段が下がった2月2日以降の分はどうなるのだろう?)

同時に3つの新駅の駅名も公表された。
PI二期北駅=> 先端医療センター前駅 (関西には~前っていう駅が多い)
PI二期南駅=> ポートアイランド南駅 (周りに何もないから?)
神戸空港駅 => 神戸空港駅      (これしかないわなあ)

また、外国人にもわかるように駅に番号をつけることも決まった。

延伸線開業後のダイヤは、三宮と神戸空港間が18分。快速だと16分30秒。(結局、16分という看板は下ろしてしまったが、2分程度なんて関係ないと思うが、わざわざ快速まで仕立てて16分にこだわるところが、「そうはいかない」というところか。)ちなみに、快速は貿易センター駅とポートターミナル駅を通過するとのこと。

ちなみに六甲アイランド線も区間制となるとのこと。
 

花あかりフェスタ

2005-09-18 00:35:49 | 神戸のまち
市民広場で9月16日から18日まで「神戸*花あかりフェスタ」が開催されました。私はポーアイに住んでいるわけではないので、16日の仕事帰りに寄ってみました。花あかりフェスタは全国から寄せられた花の絵を使って光のオブジェを作ろうというものです。昨年は平面的な構成でしたが、今年は立体的な構成に戻っていました。そして、震災から10年を現す「KOBE 10th」の文字が浮かび上がっていました。結構きれいだなと、感心して見ていました。

今日の神戸港

2005-09-16 18:05:15 | 神戸のまち
今日は飛鳥が10:00-15:00まで、ふじ丸が12:00から27日12:00までの入港だったため、お昼の3時間だけだが、久しぶりに4突に2隻の豪華客船が係留されることになった。こうしてみるとなかなか豪華。最近は、海外のクルーズ船が大阪港に行ってしまうことが多くてさびしい限りだ。神戸市は中突堤を外国船が入れるように改造する計画にしており(その影響で関西汽船が4突にまわされた)、来年初頭から外国船を入れるよていだそうなので、来年春のQE2ももしかしたら、中突堤に入ることになるのかもしれない。

神戸新交通切り替え工事(その2)

2005-09-13 00:10:33 | 神戸のまち
神戸新交通ポートアイランド線の軌道切り替え工事(その2)が行われ、10日から11日にかけてポートライナーは運休となった。
そして切り替え後の最初の営業日。早速昼休みに乗ってみた。というのも、今回は中公園駅北側のポートアイランドから三宮に向けての線のうち、空港からの線と島内を巡ってきた線をつなげる工事だったから、普通なら帰りにしか乗れないからだ。(帰りだとすでに辺りが真っ暗)島内を巡ってきたポートライナーがいつもの通りにホームに滑り込み、発車。これまでならポートライナー大橋まで一気に加速して駆け上がっていっていたのだが、神戸空港からの線と交わるポイントが出来たので、時速15キロのノロノロとしたスピードで発車、ポイントを通過、その後、加速していった。なるほど、こんな感じになったのねえ。10日からは既存の駅の改修工事も順次開始とのこと。延伸線開業に向けて工事は加速してゆくのだろう。

(写真:切り替え工事が終わった中公園駅北側。上が島内線、下が神戸空港からの線のホーム。)

台風14号、近畿に最接近

2005-09-07 23:07:30 | 神戸のまち
6日午前に台風14号が近畿地方に最接近。コースが北側に逸れたため、直撃はまぬがれた。南から吹く強い風に神戸港の潮位もかなり上がったが、なんとか岸壁を乗り越えるまでにはいたらず、国道2号線が水没するようなことはなかった。(姫路港では港が冠水したようだが)午後になると、風も収まり、夕方には美しい夕焼けが広がった。(写真はMASAYOさんから拝借させていただきました)
それにしても今回の台風の被害は甚大だ。鉄道の鉄橋は流されるし、港は流木で埋まる、高速道路は崩れる、町は泥水に浸かる・・・と大変な被害。それに人的被害も大きかった。やはりこの台風、並みでなかった。

須磨ベルトコンベヤー稼働終了

2005-09-07 12:25:20 | 神戸のまち
神戸新聞記事より
「山、海へ行く」とのキャッチフレーズで、神戸市の開発行政を象徴した「須磨ベルトコンベヤー」が十二日、稼働を終える。運び出した土砂は計五億七千八百万トン。山を削った跡に七つの大型団地が生まれ、土砂はポートアイランドや六甲アイランド、神戸空港に生まれ変わった。公共デベロッパーを陰で支えてきた四十一年間の歴史に幕を閉じる。同コンベヤーは一九六四年に始動。西区の神戸複合産業団地から須磨海岸まで総延長一四・五キロあり、搬出能力は一時間あたり九千トン。当時は公害が社会問題化しており、ダンプによる排ガスや騒音を出さないために考案された。十二日は午前十一時から、神戸複合産業団地で完了式典を開く。午後二時すぎ、須磨海岸で最終の船が出航し、神戸空港に運ぶ。同市は十月から高架部分の撤去に取り掛かり、トンネルやベルトコンベヤーについては活用方法を検討している。(小山 優)

稼動終了日の神戸新聞記事

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神戸市のある意味象徴的存在であった「須磨ベルトコンベアー」が12日に最後の日を迎える。神戸市の須磨区、西区の山を切り崩して出てきた土砂を運び続け、その結果、海にはポートアイランド、六甲アイランド、神戸空港が生まれた。そして山には団地の用地が生まれた。「山、海へ行く」のキャッチフレーズのもとで行われた公共事業がよかったかどうかは議論しないが、もし、この公共事業がなかったなら、神戸は旧市街だけとなり、恐らく今日のような人口を支えることは出来ず、衰退していたのではないだろうか。そういう意味では今の神戸市を作った立役者であることは間違いないだろう。それがその使命を終えることで、一つの時代がまさに終わったのだということを痛感する。できれば、公共事業主導の行政の時代があったという記念にこの積み込み場だけでも保存して欲しいと思う。

神戸空港管理事務所開設

2005-09-03 12:13:00 | 神戸のまち
神戸新聞より抜粋
神戸空港(愛称・マリンエア)の現地拠点となる管理事務所が二日午前オープンし、報道関係者らに披露された。十七人の市職員が空港施設の点検など、これから開港に向けて大詰めを迎える準備作業にあたる。事務所棟に表札がかけられた後、開所式が行われ、一日付で新ポストについた松浦厚所長が「白いキャンバスに絵を描く晴れ晴れとした気持ちと共に、重大な責任を感じる。安全を第一に空港の発展に努めたい」とあいさつした。管理事務所は鉄骨平屋建て約四百平方メートル。事務室や警備管理室のほか、開港後は空港施設での環境への取り組みを市民に発信する「エコリサーチセンター」を設ける。当初、管理事務所はターミナルビル内に計画されていたが、就航する航空三社が予想を上回る規模でオフィスなどのスペースを希望したため、同市は急きょ、ターミナルビルの東側に別棟を建設した。 空港整備事業は二百七十二ヘクタールのうち86%が陸地化。滑走路、駐機場(エプロン)などの基本施設が既に完成。十月には国交省が管理する管制塔が開所。開港への秒読みを迎える。

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いよいよ本格的に開港へ向けて動き始める神戸空港。もうここまで来たら後戻りは出来ません。ぜひ、有効活用の途を見出してもらいたい。これが高額な税金を支払っている神戸の一市民の切なる願いです。

初めて見たよ、飛んでるツェッペリンNT号

2005-08-29 18:14:38 | 神戸のまち
今日はツェッペリンNT(BMW号)が関西国際空港二期島から神戸の間を4往復するとのことで、昼休みに北公園で見かけたのに、カメラを持っていなかったので撮影できず、休憩の時間にキメックセンタービルの展望室から最後のフライトの撮影にようやく成功しました。飛行船というので、ふわふわ飛んでいるというイメージですが、関空から飛んでくるときはかなりの速度を出しているようで、ぐんぐんと近づいて来ました。飛行船はポーアイの西側を通って貿易センタービル付近で東に旋回、さらに西へ180度回頭して、兵庫区付近を通過し、関空方面へ去っていきました。ツェッペリンNT号が日本に陸揚げされたのはこの神戸のポートアイランドでした。(ツェッペリンNT号神戸陸揚げ)そのときは飛行しているところを見ることが出来ず、ようやくこの目で飛行しているツェッペリンNT号を見ることが出来ました。

 
ツェッペリンNT号                               三宮上空へ向かうツェッペリンNT号

 
三宮上空をゆくツェッペリンNT号    神戸港上空を飛ぶツェッペリンNT号

 
神戸港を出て関空へ向かうツェッペリンNT号              神戸空港上空をゆくツェッペリンNT号