goo blog サービス終了のお知らせ 

伊予国は愛比売と謂ひ

四国は伊予松山での嫁さんと息子の三人暮らしの日々と気になる出来事を徒然に綴ります。

もう、山は海に行かない。。。

2006-02-28 23:41:49 | 神戸のまち
神戸新聞にこんな記事があった。

 「山、海へ行く」のキャッチフレーズのもと、神戸市の開発行政を支え、昨年稼働を停止した「須磨ベルトコンベヤー」で、須磨海岸(神戸市須磨区)に張り出した桟橋の本格的な撤去作業が二十八日、始まった。

 同コンベヤーはトラックの排ガスや騒音公害を防ぐために開発され、一九六四年に始動した。

 同市西区の神戸複合産業団地から同海岸まで総延長一四・五キロで、これまでに計五億七千八百万トンの土砂を搬出した。削られた山では宅地が開発され、土砂はポートアイランドや神戸空港島の礎となった。

 この日午前、土砂を船に移しかえる長さ約四十五メートルの「トリッパー」を二つに切断、クレーンでつり上げ、船に積み込んだ。トリッパーの撤去は三月一日まで続けられる。桟橋は年内をめどに撤去を終える予定。
**************************************************************************

須磨ベルトコンベアは西区など神戸の山を削って出た土砂を神戸港へ運ぶのにトラックで運ぶ代わりの手段として考え出されたもので、昭和38(1963)年に建設が開始され、昭和39(1964)年に稼動を始めたものである。以来42年。運ばれた土砂はポートアイランド、神戸空港島の基礎となった。この「株式会社神戸市」の象徴とも言える須磨ベルトコンベアが運用を止めたのは昨年の9月。須磨の桟橋はJRや山陽電車、国道2号線からもみえ、いわば須磨海岸の風景の一部になってしまっていた。それがなくなってしまうのは、一抹の寂しさを感じる。

「山、海へ行く」は、山と海に挟まれ東西に細長い神戸市が発展していくために北部の山を切り開くしかなく、その際に出る大量の土砂を「捨てる」先として神戸港があり、それを基礎として港内に海上都市を出現させ、土地不足に悩んでいた旧市街の問題を一気に解決させようという会心のアイディアであった。これは一応の成果を上げたといえるだろう。西区には(空き地も目立つが)住宅地や工業団地が広がり、神戸市民の多くがそこに住んでいる。神戸港にはマンションが林立し、多くの企業が立地した。もし、これをトラックでやったらその排気ガスで神戸市は大変なことになっていただろう。そういう意味でもこの須磨ベルトコンベアは神戸の成長を支えた立役者であった。
僕は小学生だった頃にポートピア博覧会がポーアイで行われ、北九州から見に行ったが、そのときに初めて、「この島が人工の島で土はベルトコンベアで山から運んで船に積んだものだ」と聞いたときの驚きは今でも覚えている。しかし、同時に「いつまでもそんなことしたら、山がなくなってしまうのではないか?」とも思ったっけ。
須磨ベルトコンベアはその使命を終え、その姿を消そうとしている。そして大規模開発の時代は終わった。もう、海に山が行くことはないのだ。これからは大規模開発に頼らない都市の発展を目指さねばいけない。それは、これまでとは違う「住民の視点に立った開発」とつながっていると思うのだが。

神戸空港の騒音

2006-02-26 14:45:58 | 神戸のまち
神戸空港が開港して10日ほど経つ。神戸空港の便を見ると朝7時台の出発が目立つ。条件にもよるが、飛行機は西へ向かって飛び立つことになっている。飛び立つと明石海峡大橋の上空を通過し、それぞれの航路へ向かうことになっている。すなわち、神戸市西部沿岸部、明石市、淡路島東岸がその航路に当たる。
私は神戸市西部沿岸地区に住んでいるわけだが、最近は朝の出勤時間になると遠くでゴーっという音が聞こえる。晴れていたら南の空に上昇中の飛行機の姿を遠望できる。気になる音ではないし、もう慣れてしまった。しかし、垂水へ行ったときは想像以上に音が大きく、ちょっと気になった。それに一日27往復とはいえ、結構な頻度で飛んでくるのには驚いた。明石や淡路島の人が「騒音が気になる」というのもわかるような気がする。航路によっては機体が大きく見え、音もエンジンの出力を調節しているのがわかるほどだ。ただ、住んでいる人たちはなれてしまっているのか、音がするからといって空を見上げる人はいなかった。
ところで、神戸市では市内および周辺市町に騒音等の観測所を置き、騒音や大気汚染をチェックしている。上の写真はポートアイランド南公園に設置された「港島大気観測所」。屋根の上の黒い丸いものは集音マイクらしい。同じような装置が垂水区の五色塚古墳管理事務所にも設置されていた。神戸市では記録を定期的に公開するとのことだが、どこで公開しているの?

舞子ホテルと五色塚古墳

2006-02-25 18:02:04 | 神戸のまち
今日は私の30+α歳の誕生日のお祝いにと妻が「舞子ホテル」での昼食を予約してくれ、行くことになりました。山陽電車に揺られること、10分?舞子駅に到着。改札を出て北にちょっと歩くと舞子ホテルがあります。門を入ってゆくと左手に古い洋館のような姿が左手に現れます。これが舞子ホテル。海運王であった日下部(くさかべ)氏の個人邸宅として建築され、その後高級船員を対象とした宿舎として使われました。現在はホテルとして使われています。


舞子ホテル

 玄関には立派なステンドグラスがありました。玄関を入ると左手の応接室に通されました。この応接室は調度がなかなかすばらしいです。シャンデリアはデザインがシンプルながら凝っていて、上の部屋で人が歩くとシャラシャラと音がするらしいのです。(実際には聞いていませんが)また、暖炉やソファも重厚で高級感が溢れていました。しばらくすると案内の方が来て部屋に案内されました。今回は個室でお食事のため、中庭を見ながら廊下を渡り和室のほうへ移動します。二階の部屋に通されました。中庭の松の緑の向うに明石海峡大橋の主塔が遠く見えます。しかし、近年近くに高いマンションが建ってしまい眺めがあまりよくなくなってしまったとか。景観についてはこちらに住んで胃内という理由で市に陳情しても駄目なのだそうだ。せっかくの眺めがこんなことで台無しになるなんて神戸市もどうかしてるよ。
 さて食事です。いろいろと運ばれてきましたが、もう春のメニューになったとのことで、タラの芽や菜の花、ふきのとうの天麩羅や鰆に味噌を塗って焼いたものなど春らしいメニューでした。またすっぽんの切り身の入ったお澄ましはお味馬手のすっぽんでどうかなと思いましたが、おいしかったです。ちなみに最後のご飯はお代わり自由で4杯お代わりした人もいるとか。(茶碗が小さいですから)デザートを頂き、お食事が終了。帰りに建物と庭を見ることにしました。
この舞子ホテル、入り口の建物は西洋風ですが、中に入ると桃山調という和風の建物になります。中庭があり小さな祠もありました。中庭に面した窓のガラスは昔ながらの「向うが波打って見える」ガラスです。大広間もありましたが、お客さんがいるようでしたので、今回は遠慮。プロントで代金を支払い玄関に行くと階段を発見。上はブライダルの打ち合わせのために使っているとのことで、見学させてもらうことに。やはり2階も階下の応接室と同じく洋間となっていました。シャンデリアが四角くてなかなか面白い。ちなみにこの部屋を歩くと階下の応接室のシャンデリアが鳴るようになっているようです。玄関を出て庭へ。芝生の張られた庭で、山が築かれ小さな池もありました。それになかなか大きくて立派な灯篭がありました。この庭と建物を見るだけでも良かったですねえ。また来たい所です。

帰りは散歩を兼ねて垂水駅まで歩きました。途中、五色塚古墳を見学。
五色塚古墳は4世紀から5世紀のはじめに作られたと見られる兵庫県最大の前方後円墳です。古墳というとこんもりとした森に覆われた丘とそれを取り巻く濠をも出だしますが、本来は段をつけた山で、そのテラス部には埴輪が並べられ、斜面には葺き石が施されていたそうです。ここではその姿を再現するべく整備が行われています。入るには管理事務所で名前を書く必要があります。ちなみに無料。発掘された埴輪なども展示されています。さて、階段を上ってまずは前方部上へ。目の前に明石海峡が広がります。すばらしい景観です。足元は山陽電車とJRが走っています。一部は古墳を破壊して通っているとのことです。段上とはいえ結構広いです。さらに後円部へ上ります。


五色塚古墳

頂上からは一段と眺望が開けます。円周部には復元された埴輪が並べられ往時の雰囲気を醸し出しています。目の前が明石海峡、後ろには垂水の町並み。山の上まで住宅街です。神戸の人たちには慣れっこなんでしょうが、田舎出身の妻にとっては目のくらむ光景だとか。遠くには須磨浦山上遊園を見ることが出来ます。ところで、前方後円墳は円形墳丘墓の通路部分が発達し墳丘と一体化したものといわれています。その通路の先には淡路島があります。淡路島は国産み神話の地で、イザナギノミコトが眠る島です。その島に向かって前方後円墳が作られたというのも偶然ではないと思います。
神戸空港が開港した現在、明石海峡を飛行機が通過する姿を古墳上からも見ることが出来ます。飛行機と明石海峡大橋、そして巨大古墳。この現代と古代が交錯する風景を毎日見ることが出来る垂水の人たちはちょっとうらやましいなと思いつつ垂水駅から帰路につきました。




神戸空港が開港

2006-02-16 19:51:54 | 神戸のまち
本日、神戸空港が開港。

概略
計画試案の発表から24年。着工から6年5カ月。総事業費は3140億円。市はこの費用を土地売却でまかなうつもりだが、計画の0.3%しか売れていない。着陸料収入も就航する機体が小型、中型機であることから、見込みの半分程度。採算がとれるかどうかは不透明。全国で97番目、市が建設から運営まで全てを手がける唯一の空港。

人工島ポートアイランド沖に位置し、面積は272ヘクタール。2500mの滑走路が1本。27往復便が札幌(新千歳)、仙台、新潟、東京(羽田)、熊本、鹿児島、沖縄(那覇)の7都市を結ぶ。年間319万人の利用の見込み。 

前日
航空機6機が翌日に備えるため、夕刻までに乗り入れる予定だったが、ANAの2機が到着後、霧の発生などでJAL3機とSKY1機が着陸できず、関空へ着陸した。

当日
前日に到着できなかったJALの第一便用の機体も午前4時半に関空からやってきた。午前6時に開港式典が行われ、矢田市長が開港を宣言。出発1番機は搭乗手続きに手間取り、予定より4分遅れの午前7時9分、乗客453人を乗せ、無事飛び立った。初の到着便は同8時4分、全日空の羽田発ボーイング767型機。乗客は265人。出発機との間隔を取ったため、定刻より9分遅れた。

**************************************************************************

とにかく、ターミナルビルは人でごったがえしているという。乗りもしないのに見に行ってもねえ。と思うのは私だけだろうか。ターミナルビルはとにかく落ち着いてから見に行きたい。神戸の夜景が見れるというデッキも吹きっさらしで、今は寒いだけだ。


カウントが「0」になったそごうのカウントダウンボード。でも気づく人はほとんどいない。次の日には撤去されてしまっていた・・・。


板宿キッチン「おくひら」さん

2006-02-15 09:29:21 | 神戸のまち

市営地下鉄「板宿」駅から東に5分ほど歩くと小さな洋食屋さんがある。「おくひら」さんである。町の洋食屋さんといった雰囲気が出ていていい。こちらに引っ越してからすぐに見つけ気になっていたが、ようやく入ることが出来たのが2004年の初めだっただろうか。シェフのおじちゃんとおばちゃんが二人三脚でやっているお店だ。ここのお店は洋食なのだが、幕の内弁当もあり、これがいい。家庭料理そのもので、味付けがとても優しいのだ。もちろんメインの洋食もうまい。最近はいろいろお話もさせてもらっている。ようやく常連さんの仲間入りかな。これからも贔屓にしたいお店です。

 

期間限定の「牡蠣フライ定食」。牡蠣も大きく揚げ具合が絶妙で絶品。

節分のときに作っていただいた太巻き。ウマー。


ホテルの壁面に飛行機

2006-02-14 23:44:14 | 神戸のまち
神戸空港開港を記念してポートピアホテルが部屋の明かりで壁面に飛行機を描いた。昨日見たときは胴体が途中で切れたようになっていたが、今日はきれいに飛行機になっていた。写真はポートライナーの先端医療センター前駅のホームから撮影したもの。開港日の2月16日まで行われる。

自転車で空港島に初上陸!

2006-02-14 17:13:35 | 神戸のまち
昼休みを利用して自転車で空港島まで走ってみた。

二期区のだだっ広い空き地にできた道路を走り、ポートアイランド南駅の下を通って神戸空港へつながる道路へ出た。この道はコンテナバースへの道でもあるのでかなりの数のトレーラーが走っている。そんな中、歩道の上を自転車を走らせてゆくと、すでにヤマザキデイリーストアができているではないか!いち早く出展しているとは知らなんだ。しかもトレーラーがいっぱい止まっている。その先にはヤナセが工事中。こんなとこまで車買いに来るか?とつっこみをいれつつ、神戸空港連絡橋(通称:神戸スカイブリッジ)にさしかかる。1.4キロの登り&下りと聞いている。んが、あまり気にならない。意外とあっという間に頂上へ。大阪湾が一望だ。もっと空気が澄んでいたらはっきりと見えたであろう。そのまま一気に空港島へなだれ込む。島内にはすでにトヨタレンタリースがお店を建てつつある。レンタカーは需要があるだろうね。島内はまだ工事中なのでトラックも結構走っている。警備のおじさんやお兄さんもちらほらおり、いっていいかなーと顔色を伺いつつ、通過。注意はされなかった。

開いてないとは知りつつ、ターミナルにいってみる。航空会社やお店の人、工事の人がいっぱいいるが、ただ見に来たという人も結構いた。(まあ、私もそうなのだが)「何しにきてんだろうね、一体?」と思いつつ島内をぐるっと回って職場へ帰着。約1時間の冒険?でした。

海王丸、一般公開

2006-02-12 09:27:52 | 神戸のまち
今日は海王丸の一般公開日だったので、いってみた。

沿革
海王丸は平成16年10月20日、台風23号を避けるため富山港沖に避泊していたところ、強風によって漂流し、22:47頃、岩瀬漁港の防波堤に座礁した。海王丸には国立清水海上技術短期大学校、国立波方海上技術短期大学校の実習生84人、研修生等20人が航海訓練等を行う目的で乗船していたが、21日15:30頃までに乗組員を含め167名全員が救助された。
海王丸は船体に大きなダメージを受け、11月24日、大型起重機船による吊上げ・移動を開始し、11月28日、富山港内の新日本海重工業(株)の修繕ドックに入った。
12月18日及び12月19日の両日でジャッキアップ等により、修繕ドック入りの際に生じた左舷への傾斜の修復、回航に向けて仮修繕を開始した。仮修繕が完了し、平成17年4月5日から11日にかけてIHIマリンユナイテッド横浜工場向け回航。修繕の結果平成18年1月1日付で練習船団に復帰、5日9:00に修繕ドックであるIHIMUを離岸し、10:30過ぎに横浜港大桟橋に係留し、実習生95名を乗船させた。10日14:05に復帰後初の航海訓練へ出港。広島を経て2月8日に神戸港へ入港し、中突堤へ着岸した。
海王丸事故に関する情報(航海訓練所)

当初、みなと総局の一般公開参加者の募集は定員を満たさず、結局募集していない人もOKという形での一般公開となった。募集に応募した人には海王丸の絵葉書がもらえるとのことで、私もゲットしました。(ちょっとした優越感??)募集定員を満たさないというので、そんなにたくさん来てないだろうなと思ってみたら、なんとずらりと人が並んでいるではないか。ムムム。岸壁で10分ほど待ってから海王丸に乗船。制服を着た実習生が敬礼で迎えてくれた。まずは後部甲板から見学。後部甲板には舵輪がある。これは帆走時に使うもので、通常は2人、荒天時は4人で操作する。そういえば、日本丸が出発するときはここで船長が訓示をやっていたな。現代の船は指揮をする部署が前に配置されることが多いが、帆船は帆の状態を見る必要があるので、船尾なのだそうだ。帆船はロープで帆やヤードをコントロールするわけでロープがいっぱいあるわけだが、以外にも甲板上はすっきりとしていて見通しもいい。ロープはマストごとにまとめられていて、わかりやすい。当たり前だがこうしないと迅速に作業をすることなんて出来ないだろう。
後部甲板を回り、船内へ。内装は木で作られたものが多いようだ。装飾も意外と請っているように思われた。妻は自衛艦しか見たことがないので、「イメージが違う」と言っていたが、まあそりゃそうだろう。細い通路を行くと仕官食堂。ここは仕官しか食事が出来ない部屋。立派な部屋だ。さらに奥に行くとー等航海士らの部屋があった。(プライベートルームだが一般公開OK?)大きな給仕室を見て、その向うに第一教室。ここで実習生は授業を受けたり、食事をしたりするのだそうだ。イメージは大学の講義室のような感じだろうか。周りに本棚があり、海事関係の法律書や技術書等がたくさんあった。座礁時は本も駄目になり、いろいろ工面してきたようである。船橋から外へ出て、前部甲板へ。目の前にバウスプリット越し神戸ポートタワーが見え、なんとも神戸らしい。しばし、眺めを楽しんでから下船。やっぱり改修後間もない船体は真っ白で美しかった。
海王丸一般公開

海王丸は13日に神戸港を出港、清水港へ向かった。

神戸空港ターミナル一般公開始まる

2006-02-06 11:34:47 | 神戸のまち
神戸新聞より
 開港を十六日に控えた神戸空港のターミナルビルを初めて一般開放する市民見学会が四日、始まった。午前十時の開場を待つ人たちが約一時間半前から五百人以上も列をつくり、観光スポットを目指す空港関係者らはほっとした表情だった。
五日と十一日にも開かれる。
**************************************************************************

初日は午前中に3千人が来て、入場制限が行われたそうだ。連絡橋も渋滞の車列が出来たらしい。無料というのもあるだろうが、ちょっと意外な(?)。ターミナルのお店も大半が開き、空港グッズもよく売れたらしい。関係者はとりあえずアンドといったところかな。ただし、写真を見ると歩ける部分は限定され、警備員が「とまらないで」とせかすし、ゆっくりは見れないかなと思う。それに反してチケットを買わなければ見れないようなセキュリティエリアも見れる(はずな)のでいってみようかなという気もする。最終日の11日にも飛行機がやってくるし、どうしよう、悩むところである。

ここからでも見えるよ、神戸空港

2006-02-05 22:34:17 | 神戸のまち
神戸空港は海上にあるので、結構遠くからでも見える。
六甲山系のロープーウェイや須磨浦公園の山上展望台では神戸空港を見ようと割引もあるらしい。そして長田区ここには高取山がある。そして新長田の25階建てビルだ。ここは地下と1,2階が大丸。3,4階が神戸市の施設で5から23階まではマンション。25階は日本料理の「高くら」だ。(24階はエントランス)ここからは神戸の海と山が一望できる。最近、新長田も高層マンションがいくつかできそれがちょっと邪魔なのだが、神戸空港はしっかり見ることが出来る。

5日はスカイマークエアラインズが神戸空港へ実機飛行をするというので、その時間に合わせて来店。そのときはちょうどいい席は空いていなかったが、待っているうちに一番いい席が空いたので、お願いをして席を替わらせてもらった。飛行機を待つこと10数分。西からそれは現れた。すーっと神戸空港のほうへ。。。と思ったら右に旋回。今日も東からのアプローチらしい。ビルに見えなくなった機体は次に現れたとき胡麻粒のようになってしまっていた。そのまますーっと左旋回をして神戸空港へ着陸。角度がいいのか、接地するところもよく見えた。嫁さんは初めての神戸空港への着陸シーンに興味津々だったようだ。この東からのアプローチ訓練だからだろうか。そんなに西風が強いというわけでもなかったのにねえ。もしそうじゃなかったら東からのアプローチ用の電波誘導装置のない神戸空港は天気が悪い、西風の日は着陸困難となってしまう。意外と由々しき問題になるような気もしないではないのだが・・・。

ちなみにこの「高くら」さんはちゃんとした落ち着いた日本料理店なので、三脚立てて大きなレンズを構えてというのはやめたほうがいいですよ。それにお昼時は予約しないと窓際の席は確実に埋まっていると思います。また西側は明石海峡の西口がよく見えます。そちらのほうは完全に予約しないと使わせてもらえません。