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伊予国は愛比売と謂ひ

四国は伊予松山での嫁さんと息子の三人暮らしの日々と気になる出来事を徒然に綴ります。

神戸空港はこれからが正念場

2006-05-15 10:30:22 | 神戸のまち
 開港三カ月を迎える神戸空港を発着する航空機の四月末までの搭乗率が68%と、二月に比べ8・7ポイント減り、旅客数が減少傾向にあることが十二日、神戸市のまとめで分かった。一方で、一日平均の貨物量(郵便を含む)は毎月増加。空港見学も人気で、見学者数の累計は神戸・北野にある異人館街や有馬温泉の年間観光者数を上回るペースだ。

 二月十六日の開港からの旅客数は計約五十六万九千人。搭乗率は、二月の76・7%をピークに、三月は70・7%、四月は61・9%と下がった。七路線のうち六路線が月を追うごとに低下。沖縄は三、四月が同率だった。

 貨物は四月末までの総量が約四百六十四万キロだった。一日平均でみると、二月は約四万七千キロだったが、三月は約五万九千キロ、四月は約七万三千キロで毎月二割以上のペースで増加している。

 また、神戸空港ターミナルビルは観光スポットとしての人気を維持。これまでに百十四万人以上が訪れ、うち約八十六万人を見学者が占めた。今のペースが続けば、北野(年間約百三十八万人)や有馬(年間約百五十九万人)を超える計算になる。

 同市は、開港特需が薄れたことなどを減少の要因と分析しているが、四月は大型連休前で旅行客が減る季節要因もあるため、「全体としてはまずまずの数字」としている。また、貨物の増加は「伊丹や関西国際空港の国内線の減便や航空機の小型化に伴い、神戸を使う機会が増えている」(ヤマト運輸)ことが背景らしい。(松井 元)
(神戸新聞)
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神戸空港の乗客が少し減ったらしい。しかし、東京便は依然と好調である。これは予想できたことなので、あまり驚かない。しかし、沖縄便と札幌便にはもうちょっと頑張ってもらいたいとは思います。貨物は微増。すぐ近くにヤマト運輸や佐川急便の大きな集配拠点もあり(福山通運も現在建築中)、便利なのも一因かもしれない。そして、もっとも意外だったのが、空港見学客。依然として好調。こんなに長期間続くとは思わなかった。ターミナルに何しに行くんだろうと思いましたけど、飛行機の離着陸シーンは結構、見てておもしろかった。ポートライナーは今でも休みの日のは満員状態でたいへんです。(昔はイベントがある日以外考えられなかった)神戸新交通もこの思わぬ好調さに少し胸をなで下ろしたかな。

飛行船「チョッピー号」を見かけました

2006-05-11 18:05:25 | 神戸のまち
カタログショッピングのニッセンがチャーター?した飛行船「チョッピー号」が今年も日本列島を南から北へ縦断するとのこと。今日、たまたま北公園から神戸市内を西から東へ移動するチョッピー号を発見。風が強くて結構流されているように見えたけど、大丈夫だったのかしら?


(モザイク上空を移動中。下には練習帆船「日本丸」)


(三宮上空を移動する「チョッピー号」)


アサヒビール、「イナバウアー」を商標登録出願

2006-05-11 15:33:45 | 神戸のまち
 トリノ五輪フィギュアスケートの金メダリスト、荒川静香選手の得意技として知られる「イナバウアー」を、アサヒビールが特許庁に商標登録出願していたことが10日、分かった。特許庁の審査で認められれば商品名として使用する可能性があり、話題を呼びそうだ。商標の指定商品は日本酒、洋酒、果実酒、薬味酒などとした。 (毎日新聞より)

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 はあ?!マジですか。たとえば、清酒「イナバウアー」とかになるんですかね。なんか変な感じ。「阪神優勝」みたいなキワモノ扱いに落ち着くような予感。まあ、認められればの話なんですがね。





明淡高速船存続へ明石市が4000万円補填

2006-05-10 21:19:01 | 神戸のまち
 明石と淡路島を結ぶ明淡高速船(淡路市)が、赤字を理由に5月末での運航休止方針を国土交通省に届けた問題で、明石市の北口寛人市長は9日の会見で「クルージング船などの運航に乗り出すならば明石の観光に大きなメリットがある」と述べ、単年度で4000万円の赤字補填(ほ・てん)をする方針を明らかにした。これを受けて同社は「淡路市からも支援策が示されており6月以降のめどがつきそうだ」と一転して存続する姿勢を示した。

 北口市長は同社の航路について「『たこフェリー』と競合せずに観光を中心とした事業に転換すれば十分やっていける」と述べた。同社の所有する船が乗客定員40人程度の中型船で、瀬戸内海クルージングに向いているとした。そのうえで「平日はふだん通りの運航で、土日や休日は観光ルートにして、明石海峡大橋をメーンにすれば観光客にアピールできる」と話した。

 北口市長は4月26日に同社の一色範彦社長と面談した際にこうした考えを示し、その後、実現の可能性を問い合わせたところ、前向きな回答を得たという。支援期間について北口市長は「とりあえず1年限りで、その後は状況を見て判断する」と話した。

 明石市は同社と11、12日の2回、再び面談して赤字補填の方針を伝える。同社の一色社長は「淡路市からも2000万円の赤字補填の回答を得ている。明石市の分と合わせれば、重油の高騰にも対応できる額だ」と見通しを話した。そのうえで「乗客に迷惑がかかるといけないので、19日までには存続できるかはっきり示したい」と話した。

asahi.comより
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明石と淡路島の岩屋を結ぶ明淡高速船。同じ航路をたこフェリーが運航されており、値段が安いタコフェリーにお客を取られている。フェリーは車両甲板から旅客甲板へ階段を登る必要があり、お年寄りには辛いので、是非継続して運行してほしいという意見が多く寄せられたのだそうだ。そこで、自治体からの赤字補填の話が出てきた。でも、全く同じ航路を2社で(少ない)お客を取り合うのはどうだろうか?便をうまいこと調整するとか、行きと帰りで別の船に乗っても割引があるとか共同で工夫していかないとこの先苦しいのでは?



大成丸、遠洋航海へ出発

2006-04-28 19:33:22 | 神戸のまち
独立行政法人航海訓練所の練習船「大成丸」が、4月28日、神戸港からケアンズ、サイパンへの遠洋航海に出航した。私も出港の様子をポートターミナルから見学。ポートターミナル駅を降りたのは午後1時40分頃。すでに式典も終わり、船は出航の準備に入っていた。今回は登舷礼を行うので、その様子を撮影しようと思ったので、ちょうどいい場所を探していたが、結局、ターミナルの建物の屋上しかないなということになった。岸壁では神戸市消防音楽隊が整列、演奏の準備をしている。船上では実習生がロープを巻き始めた。いよいよ出港。
午後2時、ロープが外され、離岸。汽笛三声。スラスターを効かせて岸壁から離れてゆく。船尾ではタグ(早風丸)が牽引。音楽隊の演奏の中、実習生・乗組員が各層のデッキに整列、「帽振れ」の合図でデッキ上の総員が帽子を振って別れを告げた。音楽隊は「錨をあげて」を演奏している。大成丸はその後、神戸港中央航路に舳先をを向け、去っていく。その横をタグと港務艇が随伴していった。曲は「蛍の光」になっていた。曲が終わるころ、大成丸は航路へ向けて小さくなっていった。

◆「大成丸」の概要について◆
独立行政法人航海訓練所の練習船(汽船)。昭和55年10月、日本鋼管鶴見造船所で進水。5,886総トン。全長124.8m、幅17.0m、航海速力17.9ノット、主機関はタービンエンジン。同船には、福井寛明船長ら士官・乗組員59名、実習生83名[鳥羽など全国5校の商船高等専門学校機関科学生]の計142名が乗船。同船は4月3日に東京を出港の後、鹿児島港を経由する日本沿岸での訓練航海を続け、4月21日から神戸港に入港していたもので、4月28日神戸港を出航し、オーストラリアのケアンズ、北マリアナ諸島のサイパンへ寄港する南太平洋方面への遠洋航海を行い、6月8日に神戸港へ帰る予定。

「SAMURAI BLUE 2006」特別塗装機

2006-04-23 19:45:44 | 神戸のまち
JALはサッカー日本代表チームをサポートするJAL「SAMURAI BLUE 2006キャンペーン」の一環として、サッカー日本代表をイメージした特別塗装機を、運行している。1機目は国際線の成田-フランクフルト線に就航しているが、国内線に国内線B777-300型機を使った2機目を投入。全国各地への路線で運行している。神戸にもたびたび飛来していたが、ようやく休日に飛来してくれた。
今日の運行は神戸-那覇線。14時15分に東側から着陸。その頃私はまだ神戸空港に到着しておらず、アプローチしていく姿を自転車を押しながらスカイブリッジから眺めることになった。そしてようやくターミナル4階の展望デッキに到着。荷物の積み替え作業中のB777-300の姿が目の前にあった。それにしても多くの見学者だ。開港して2ヶ月になるがまだこんなにたくさんの見学者が来るのだなあ。


荷物の積み替えが終了したB777-300。こちらのユニフォームはアウェイ用。この写真ではわからないが、こちら側のデザインは「中村俊輔」選手に見えるが気のせいかな。。。

神戸空港の離発着のピークは午前7時台。その次はこの14時台から15時台で、JALのほかにスカイマーク、ANAの機体もみることができる。しかし、まだ小型の機体ばかりであまり迫力はない。(でも音は十分大きい。)その中でB777-300はジャンボなみの機体なので、大きな印象だ。さて、到着が遅れた分、出発時刻も押して、14時55分が15時10分頃となった。扉が閉められ、ボーディングブリッジが外され、機体が車に押されてエプロンに出て行く。今回は西向きに離陸するため、東向きになった。整備員に見送られ、滑走路の端へ。


左側の特別塗装はこんな感じ。ホーム用のユニホームのデザイン。

滑走路へ出て一旦停止。管制の許可をもらい離陸。結構端の方でふわりと浮いた。そのまま明石海峡大橋へ向け上昇、雲の向こうに消えていった。

この特別塗装機は7月9日までらしい。

神戸の潜水艦

2006-04-21 10:36:19 | 神戸のまち
神戸港は日本で唯一、自衛隊の潜水艦を建造、メンテナンスする港である。潜水艦は呉と横須賀でも見ることはできるが、これらは配備先で、建造とメンテはここ神戸で行う。実際には川崎造船神戸工場と三菱重工神戸造船所が隔年で1隻ずつ受注、進水させている。潜水艦は水上艦と比べ耐用年数が短く、10数年らしい。また2つの工場ではメンテナンスも行う。これらの艦は神戸港の遊覧船からもみることができるが、まだ私は遊覧船に乗ったことがないので、どこまで近づいてくれるかは知らない。
さて、整備ができた潜水艦は試験運転に出る。その姿をたまに見ることができる。ポートライナーに乗っていると、神戸港内をタグに付き添われて移動する潜水艦をたまにみることができるし、今日のように、港外を試運転する姿を見ることもでいる。運行予定なんて出るわけないので、運がいいときしか見れないが、見たときはちょっと得をした気分になる。


ポーアイの横をいく潜水艦「おやしお」型。


明石海峡大橋と一緒に撮ってみた。(小さくて見えないかな)

ザ・ワールド出港

2006-04-11 14:58:12 | 神戸のまち
7日午後6時半に神戸港に入港した「豪華マンション船」ザ・ワールドが12時に次港の清水に向け出港。このザ・ワールドは部屋をマンションのように売り出し、「オーナーは好きな港から好きなだけ」乗ることができるという世界初の船だそうだ。確かに姿もマンションにちょっと似てる?
出港当日は風を伴う雨。旭陽丸に支援され、ザ・ワールドは中突堤国際ターミナルを離岸。私は雨のため第四突堤からお見送り。中突堤に出入りする船も長いレンズならここから結構うまく撮れる様な気がしたがどうであろうか?
(写真は前夜の様子)

神戸空港に暴走車が侵入

2006-04-09 19:31:39 | 神戸のまち
八日午前九時半ごろ、神戸市中央区・ポートアイランド沖の神戸空港で、四輪駆動車がターミナルビルの西側のフェンスを突破し、さらに、約五十メートル南にある二つ目のフェンスも突き破り、飛行機が待機している駐機場に侵入した。

 車は待機中の飛行機に向かって走行。急発進や急転回などを繰り返し、約五-十分間にわたって駐機場内を暴走した。

 不審車両の侵入に気付いた空港職員らが一一〇番するとともに、車三台で四輪駆動車を追いかけ、間もなく駐機場内で車を降り立っていた男を取り押さえ、神戸水上署が建造物侵入の現行犯で逮捕した。

 当時、駐機場には羽田行きのスカイマーク機(乗客百七十六人)と那覇行きの全日空機(同百八十四人)の二機が駐機中で、羽田からの日本航空機(同三百四十九人)、が誘導路にいたという。スカイマーク機が約六分遅れで離陸したほかは、ダイヤに大きな乱れはなかった。

 同署によると、逮捕されたのは神戸市西区に住む無職の男(28)。先月初めから下旬にかけ、精神疾患で神戸市内の病院に通院中だったという。

 調べでは、四輪駆動車は、ターミナルビル近くの障害者用駐車場に停車していたが、いきなり猛スピードで発進、ノーブレーキでフェンスに二、三度車体をぶつけ、フェンスを押し倒したという。同署は動機などを追及している。

(神戸新聞より)
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恐ろしいですねえ。NHKのニュースでカメラからの映像を見ましたが、突っ込んできた後、スカイマークのすぐ近くで何度もドリフト旋回を行っていました。下手したら機体に衝突というところでした。
犯人の男は精神疾患で通院歴がある男だそうです。あまりこれについてはコメントしたくないです。空港側としても不法侵入が無いようフェンスを三重にしたり、センサーをつけたりしてたいとうしていたのですが、RV車が突入するというちょっと考えられないパターンに対応できなかったのでしょうね。羽田か成田ではフェンスに加えてコンクリート壁も設置されているとか。やはり、それぐらいの準備が必要なのでしょうか。

ポートピアランド、25年の歴史に幕

2006-03-31 19:49:29 | 神戸のまち
3月31日、ポートアイランドにあるポートピアランドが閉園した。1981年に開催された神戸ポートピア博覧会のアミューズメントエリアを引き継ぐ形で経営されていた。ピークの1991年度には162万人が訪れたが、1995年の阪神・淡路大震災後は激減。2001年のUSJ開園で入園者の減少が続き、2003年に阪急電鉄が経営から撤退し、神戸市の外郭団体、神戸新交通が「ポートライナーの乗客を確保するため」として運営していたが、経営難は改善せず、2006年2月には神戸空港への延伸線が開通し「乗客確保の役目は終わった」と閉園となった。25年間の来園者は延べ約2000万人。開園当時は世界一だった観覧車やその他の絶叫系マシーンも最初は良かったが、次第に時代遅れとなり、経営難で設備更新も出来ず、悪循環に陥ってしまったということか。でも、これまでよくがんばりました。設備によってはまだ海外での第二の人生が待っています。
(写真は閉園日の入場口の様子)