玉祖(たまのおや)神社は式内社(名神大社)で、旧社格は国幣中社。周防国一宮である。同市内にある同名の神社三社、および大阪府八尾市にある玉祖神社は当社から勧請を受けたものであり、玉祖神社の総本社である。
延喜式神名帳には「玉祖神社二座」とあるので祭神は二柱ということになる。一柱は玉祖命(たまのおやのみこと)であるが、もう一柱は不詳であり、石凝姥命とする説などがある。玉祖命・石凝姥命ともに日本神話では岩戸隠れの段に初出し、天孫降臨の段では五伴緒として天孫とともに天降った。
玉祖命は玉祖連の祖神とされる。岩戸隠れの際に勾玉を作った神であることから宝石関係者、レンズのことを「玉」ということから眼鏡関係者、水晶を使用することから時計関係者より信仰を集める。
社伝によれば、玉祖命がこの地で亡くなったため、社殿を造営して祀ったのに始まるとされ、附近には玉祖命の墳墓と伝えられる「玉の石屋」がある。平安時代には周防国一宮として崇敬を受け、中世以降も歴代領主から崇敬された。神階は康保元年(964年)に従一位まで昇った。
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山陽自動車道防府西インターチェンジから西に少し行ったところに鎮座。社務所にいっても誰もおられず、「社務所にいないときは宮司宅へ」との張り紙に従って、宮司宅に伺ったところ、神社にいてますよ、とのことで、再び行ってみると、社務所の中から話し声が・・・。行き違いになったらしい。参道から社前にかけては一般の道のようになっているが、きれいに整備されていた。

玉祖神社鳥居

拝殿と本殿
延喜式神名帳には「玉祖神社二座」とあるので祭神は二柱ということになる。一柱は玉祖命(たまのおやのみこと)であるが、もう一柱は不詳であり、石凝姥命とする説などがある。玉祖命・石凝姥命ともに日本神話では岩戸隠れの段に初出し、天孫降臨の段では五伴緒として天孫とともに天降った。
玉祖命は玉祖連の祖神とされる。岩戸隠れの際に勾玉を作った神であることから宝石関係者、レンズのことを「玉」ということから眼鏡関係者、水晶を使用することから時計関係者より信仰を集める。
社伝によれば、玉祖命がこの地で亡くなったため、社殿を造営して祀ったのに始まるとされ、附近には玉祖命の墳墓と伝えられる「玉の石屋」がある。平安時代には周防国一宮として崇敬を受け、中世以降も歴代領主から崇敬された。神階は康保元年(964年)に従一位まで昇った。
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山陽自動車道防府西インターチェンジから西に少し行ったところに鎮座。社務所にいっても誰もおられず、「社務所にいないときは宮司宅へ」との張り紙に従って、宮司宅に伺ったところ、神社にいてますよ、とのことで、再び行ってみると、社務所の中から話し声が・・・。行き違いになったらしい。参道から社前にかけては一般の道のようになっているが、きれいに整備されていた。

玉祖神社鳥居

拝殿と本殿