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「フレンチローズとエコルド・パリ⑲」~アンドレトウルカ

2023-08-31 07:14:49 | Rose Library
「フレンチローズとエコルド・パリ⑲」~アンドレトウルカ


23年7月17日軽井沢レイクガーデンに行って来ました。そこは4つのローズガーデンより分かれていますが今回はフレンチローズガーデンを撮影しました。フレンチローズガーデンとエコルド・パリとは何の因果関係はありませんが、最初の1枚目撮影したのがモーリスユトリロでした、彼は後期印象派の後のエコルド・パリ派と呼ばれています。そこでエコルド・パリとフレンチローズを掲載・解説してみたいと思います。


「エコルド・パリ」とは~

1928年、パリのある画廊で開催された「エコール・ド・パリ展」が語源だといわれています。印象派のようにグループ展を開いたり、キュビスムのようにある芸術理論を掲げて制作したわけではなく、「パリ派」とはいっても、一般に言う「流派」「画派」ではありません。ピカソとマティスは、パリ派の双子のリーダーと形容されました。キース・ヴァン・ドンゲン、マリー・ローランサン、モーリス・ユトリロ、アメデオ・モディリアーニ、レオナール・フジタ、マルク・シャガール等がいます。


「アンリ・マティス」1869年~1954年
アンリ・マティスは、フランスの画家。野獣派(フォーヴィスム)のリーダ-的存在であり、野獣派の活動が短期間で終わった後も20世紀を代表する芸術家の一人として活動を続けた。自然をこよなく愛し「色彩の魔術師」と謳われ、緑あふれる世界を描き続けた画家であった。彫刻および版画も手がけています。



「アンリ・マティス」
「色彩の魔術師マティス野獣派は 緑あふれる世界を描く」



「リュート」1943年
参照
https://media.thisisgallery.com/20221068

23年7月17日撮影

フレンチローズ「アンドレトウルカ」
咲き始めイエローの強い花は、次第にピンク、オレンジが強くなる。花弁がぎっしり詰まった大輪で、まるでブーケのようなボリューム。形の整ったカップ咲きの花は、開くにつれてロゼット咲きへと変化。花には強いアニスの香りがある。超音速旅客機コンコルドのチーフテストパイロットを務めたフランス人パイロット、アンドレ・トゥルカ氏に捧げられたバラ。
品種名 アンドレトウルカ
咲き方 繰り返し咲き
花色  オレンジ系、アプリコットピンク+ピンク
香り   中香
作出年 2002年
作出者 Dominique Massad
作出国 フランス

参照
https://item.rakuten.co.jp/baranoie/c/0000007031/

「フレンチローズとエコルド・パリ⑱」~ピンクサクリーナ

2023-08-30 06:37:02 | Rose Library
「フレンチローズとエコルド・パリ⑱」~ピンクサクリーナ


23年7月17日軽井沢レイクガーデンに行って来ました。そこは4つのローズガーデンより分かれていますが今回はフレンチローズガーデンを撮影しました。フレンチローズガーデンとエコルド・パリとは何の因果関係はありませんが、最初の1枚目撮影したのがモーリスユトリロでした、彼は後期印象派の後のエコルド・パリ派と呼ばれています。そこでエコルド・パリとフレンチローズを掲載・解説してみたいと思います。


「エコルド・パリ」とは~

1928年、パリのある画廊で開催された「エコール・ド・パリ展」が語源だといわれています。印象派のようにグループ展を開いたり、キュビスムのようにある芸術理論を掲げて制作したわけではなく、「パリ派」とはいっても、一般に言う「流派」「画派」ではありません。ピカソとマティスは、パリ派の双子のリーダーと形容されました。キース・ヴァン・ドンゲン、マリー・ローランサン、モーリス・ユトリロ、アメデオ・モディリアーニ、レオナール・フジタ、マルク・シャガール等がいます。


「シュザンヌ・ヴァラドン」1865年~1938年
ルノワール、ロートレックらの画家のモデルを務めながらも独学で絵を描き始め、エドガー・ドガに師事した女性です。ヴァラドンは、サーカスの曲芸師として活躍していたのですが、空中ブランコから転落し、重症を負ってしまいサーカスを退団。その後、母親の洗濯婦の仕事を手伝い、画家たちへ洗濯物を届けて回っているうちに、画家たちのモデルも務めるようになります。



「シュザンヌ・ヴァラドン」
「シュザンヌは多くの画家のモデルにも ドガに師事して天賦を発揮」



「自画像」1898年
参照
https://www.tabitobijutsukan.com/

ヴァラドンは、ルノワールのモデルを務めてもいます。ヴァラドンはルノワールの恋人でもあったと言われています。
「ブージヴァルのダンス」1883年


ピエール=オーギュスト・ルノワール ボストン美術館蔵(アメリカ ボストン)

ヴァラドンはルノワールの他、ロートレックのモデルも務めました。
ロートレックはルノワールとは対照的にヴァラドンを厳しい生活を生きる女性のモデルとして描きました。
「二日酔い」1888年


アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック フォッグ美術館蔵(アメリカ マサチューセッツ州ケンブリッジ)

23年7月17日撮影

「ピンクサクリーナ」
一重咲きの5枚の花弁が桜のようなハート型で、おしべも美しいバラです。わずかに紅をさしたようなピンクの花弁が咲くにつれ桜色となり、散り方もひらひらと桜の花のようで優雅です。花付きもよく、どんどん新しい花が上がってきて、1房に1~15輪もの花がまとまって咲きます。ピンクサクリーナは黒点病に強い修景バラです。うどん粉病に強い。鉢植えや花壇、オベリスクなど使い勝手が良いので、用途やシーンを選ばずに用いやすい品種が多いです。シュラブローズは冬に強い剪定をして木立ちにしてもいいし、トレリスとかオベリスクに誘引しても楽しめます。ベランダで楽しめるつるばらと言う感じです。
品種名 ピンクサクリーナ
咲き方 四季咲き
花色  淡いピンク系
香り   中香
作出年 2006年
作出者 Meiland
作出国 フランス


参照
https://www.baranoie.com/shopdetail/000000002384/

「フレンチローズとエコルド・パリ⑰」~プリPSルドーテ

2023-08-29 06:40:43 | Rose Library
「フレンチローズとエコルド・パリ⑰」~プリPSルドーテ


23年7月17日軽井沢レイクガーデンに行って来ました。そこは4つのローズガーデンより分かれていますが今回はフレンチローズガーデンを撮影しました。フレンチローズガーデンとエコルド・パリとは何の因果関係はありませんが、最初の1枚目撮影したのがモーリスユトリロでした、彼は後期印象派の後のエコルド・パリ派と呼ばれています。そこでエコルド・パリとフレンチローズを掲載・解説してみたいと思います。


「エコルド・パリ」とは~

1928年、パリのある画廊で開催された「エコール・ド・パリ展」が語源だといわれています。印象派のようにグループ展を開いたり、キュビスムのようにある芸術理論を掲げて制作したわけではなく、「パリ派」とはいっても、一般に言う「流派」「画派」ではありません。ピカソとマティスは、パリ派の双子のリーダーと形容されました。キース・ヴァン・ドンゲン、マリー・ローランサン、モーリス・ユトリロ、アメデオ・モディリアーニ、レオナール・フジタ、マルク・シャガール等がいます。


「アンリ・ルソー」1844年~1910年
19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍したフランスの素朴派の画家。20数年間、パリ市の税関の職員を務め、仕事の余暇に絵を描いていた「日曜画家」であったことから「ドゥアニエ(税関吏)・ルソー」の通称で知られる。ただし、ルソーの代表作の大部分はルソーが税関を退職した後の50歳代に描かれています。



「アンリ・ルソー」
「いつの世も戦争体験悲惨さで 画家の感性影響受ける」



「戦争」1894年
ルソーが本作《戦争》を描いたのは、1870年のフランコ・プルシアン戦争や1871年のパリ=コミューンより20年以上経過した後のことであった。彼は依然としてこれらの出来事の影響を大きく受けていた。中央では、しかめ面をした女性が剣とたいまつを持っている。ローマ神話の戦争の女神ベローナのようなこの女性は、モンスターのような馬に乗っている。暗い地面は死体の山で覆われており、カラスがその死肉をついばんでいる。木々は黒く焦げたようであり、雲は赤い。逸話や物語の要素を使わずに、ルソーはイメージで出来事を伝えている。多数のギザギザした形や、特に色の選択が、このイメージに寄与している。希望を表す緑は皆無であり、哀悼と地の色である黒と赤が画面を支配している。
参照
https://www.musey.net/16947

23年7月17日撮影

「プリPSルドーテ」
コロンとしたカップ咲きの花は、フランボワーズピンク色で中央がアプリコット色のグラデーションに。 開花が進むにしたがって淡くなっていきます。多花性で5~6輪の房咲きになり、照り葉のしなやかな枝に咲く。 ジャスミン、スズラン、バニラ、ティーローズ、干し草の強い香り。 花名の「ピエール=ジョセフ・ルドゥーテ賞」は、フランスのガーデニングやボタニカルアートの 優れた本に与えられるもので、ベルギーのアストリッド王女により命名されました。
品種名 プリPSルドーテ
咲き方 返り咲き
花色  黄みがかったピンク系
香り   中香
作出年 2009年
作出者 GUILLOT
作出国 フランス


参照
http://www.omoriplants.com/commodity/rose/guillot/prix-pj-redoute.html

「フレンチローズとエコルド・パリ⑯」~ノバイア

2023-08-28 05:46:59 | Rose Library
「フレンチローズとエコルド・パリ⑯」~ノバイア


23年7月17日軽井沢レイクガーデンに行って来ました。そこは4つのローズガーデンより分かれていますが今回はフレンチローズガーデンを撮影しました。フレンチローズガーデンとエコルド・パリとは何の因果関係はありませんが、最初の1枚目撮影したのがモーリスユトリロでした、彼は後期印象派の後のエコルド・パリ派と呼ばれています。そこでエコルド・パリとフレンチローズを掲載・解説してみたいと思います。


「エコルド・パリ」とは~

1928年、パリのある画廊で開催された「エコール・ド・パリ展」が語源だといわれています。印象派のようにグループ展を開いたり、キュビスムのようにある芸術理論を掲げて制作したわけではなく、「パリ派」とはいっても、一般に言う「流派」「画派」ではありません。ピカソとマティスは、パリ派の双子のリーダーと形容されました。キース・ヴァン・ドンゲン、マリー・ローランサン、モーリス・ユトリロ、アメデオ・モディリアーニ、レオナール・フジタ、マルク・シャガール等がいます。


「佐伯祐三」1898年-1928年
佐伯は画家としての短い活動期間の大部分をパリのモンパルナス等で過ごし、フランスで客死した。佐伯の作品はパリの街角、店先などを独特の荒々しいタッチで描いたものが多い。佐伯の風景画にはモチーフとして文字の登場するものが多く、街角のポスター、看板等の文字を造形要素の一部として取り入れている点が特色である。作品の大半は都市風景だが、人物画、静物画などもある。



「佐伯祐三」
「独特のパリ街角を荒々しく 旺盛に描く都市風景を」



「テラスの広告」1927年
佐伯祐三のアトリエから程近い、ポール・ロワイヤル通り周辺のカフェを描いた作品です。右上の"UZO SAHEKI/ A PARIS/ NOV 27/ HOTEL DU MARCHE"という文字から、この作品は2度目のフランス滞在時期である1927(昭和2)年の11月に制作されたことがわかります。画面を踊るいくつもの黒い文字は、作品全体の中で装飾的に再構成され、画面に動きを与える要素として重要な役割を果たしています。この作品は、佐伯の没後開かれた1929年の第4回一九三〇年協会展の特別陳列に出品されました。
参照
https://www.artizon.museum/collection/category/detail/192

23年7月17日撮影

「ノバイア」


「フレンチローズとエコルド・パリ⑮」~ピエドウ

2023-08-25 06:54:19 | Rose Library
「フレンチローズとエコルド・パリ⑮」~ピエドウ


23年7月17日軽井沢レイクガーデンに行って来ました。そこは4つのローズガーデンより分かれていますが今回はフレンチローズガーデンを撮影しました。フレンチローズガーデンとエコルド・パリとは何の因果関係はありませんが、最初の1枚目撮影したのがモーリスユトリロでした、彼は後期印象派の後のエコルド・パリ派と呼ばれています。そこでエコルド・パリとフレンチローズを掲載・解説してみたいと思います。


「エコルド・パリ」とは~

1928年、パリのある画廊で開催された「エコール・ド・パリ展」が語源だといわれています。印象派のようにグループ展を開いたり、キュビスムのようにある芸術理論を掲げて制作したわけではなく、「パリ派」とはいっても、一般に言う「流派」「画派」ではありません。ピカソとマティスは、パリ派の双子のリーダーと形容されました。キース・ヴァン・ドンゲン、マリー・ローランサン、モーリス・ユトリロ、アメデオ・モディリアーニ、レオナール・フジタ、マルク・シャガール等がいます。


「オシップ・ザッキン」1890年~1967年
ロシア出身の彫刻家、日本ではあまり知られていないようですが、日本国内にはたくさんの作品が点在しています。オシップ・アレクセーエヴィチ・ザッキンは、ピカソやブラックらによる「キュビズム」から着想を得た彫刻を制作した彫刻家としてパリを中心に活躍しました。なお、ザッキンはレオナール藤田とも親交があり、藤田の勧めもあり、二科会外国会員として二科展に出品を続けた親日家としても知られ、多くの作品を日本でも見ることができます。



「オシップ・ザッキン」



「三美神」
参照
https://sdart.jp/archives/882

23年7月17日撮影

フレンチローズ「ピエドウ」
「淡いピンクに絞りが特徴の、カップ咲き、中輪房咲きの花。ダマスクにティとパウダーの中香。四季咲き性。樹勢が強く耐病性も強い、シュラブ樹形のバラ。トゲは多い。うどんこ病に強く黒星病にも強い。無農薬でも育つとても丈夫なバラ。月に一度の薬剤散布を行えば、一年を通して綺麗な株姿を維持できる。また葉を落としたとしても何事もなかったかのように枝葉を伸ばしなおし、繰り返し咲く。樹高が高め、ガーデンなら半ばから後方に。秋には枝が伸びるので、場所によってはオベリスクやトレリスなど支柱を上手に使うと良いでしょう。名前の由来は、名前はフランス語で小さなラブレター。
品種名 ピエドウ
咲き方 四季咲き
花色  ピンクグラデ
香り  中香
作出年 2010年
作出者 デルバール社
作出国 フランス


参照
https://www.flowerpark.or.jp/flower/rose-book/181/

※8月26日(土)~8月27日(日)はお休みです。

「フレンチローズとエコルド・パリ⑭」~シフォード

2023-08-24 06:43:20 | Rose Library
「フレンチローズとエコルド・パリ⑭」~シフォード


23年7月17日軽井沢レイクガーデンに行って来ました。そこは4つのローズガーデンより分かれていますが今回はフレンチローズガーデンを撮影しました。フレンチローズガーデンとエコルド・パリとは何の因果関係はありませんが、最初の1枚目撮影したのがモーリスユトリロでした、彼は後期印象派の後のエコルド・パリ派と呼ばれています。そこでエコルド・パリとフレンチローズを掲載・解説してみたいと思います。


「エコルド・パリ」とは~

1928年、パリのある画廊で開催された「エコール・ド・パリ展」が語源だといわれています。印象派のようにグループ展を開いたり、キュビスムのようにある芸術理論を掲げて制作したわけではなく、「パリ派」とはいっても、一般に言う「流派」「画派」ではありません。ピカソとマティスは、パリ派の双子のリーダーと形容されました。キース・ヴァン・ドンゲン、マリー・ローランサン、モーリス・ユトリロ、アメデオ・モディリアーニ、レオナール・フジタ、マルク・シャガール等がいます。


「モイズ・キスリング」1891年~1953年
モイズ・キスリング(1891-1953)は、ポーランドの古都クラクフの裕福な仕立屋の息子として生まれました。明るく鮮やかな色彩で、異国的な情感の女性像を描くことで知られるエコール・ド・パリを代表する画家のひとりです。地元クラフクの美術学校で、印象派の影響を受けたユゼフ・パンキェヴィッチ(1866-1940)に師事。その後、1910年にパリへ出て画家として本格的に絵を描き始めました。パリへ出た当時、第一次世界大戦開戦前ということで生活は苦しかったといいます。しかしキスリングと同郷の画商、アドルフ・パスレルや東欧出身のユダヤ系の支援に恵まれるなど、経済的な困窮はなかったのだそうです。



「モイズ・キスリング」
「モデルたち嫉妬の渦に巻き込んだ 逸話の残るキキの艶姿」



「モンパルナスのキキ」1925年
参照
https://artmuseum.jpn.org/mu_monparunas.html

23年7月17日撮影

フレンチローズ「シフォード」
やや波打つ花弁がやさしく重なる中輪花で、5輪前後の房咲きに。クリームピンクからクリームイエローに変化しながら開花するので、花房全体として淡いグラデーションが美しいです。樹形は小型のシュラブでまとまりよく、耐病性も強いので育てやすいバラ。花名は、「シフォン”のようにやさしく柔らかい」花のイメージから名付けられました。
品種名 シフォード
咲き方 四季咲き
花色  クリームイエロー
香り   微香
作出年 2011年
作出者 ドリュ
作出国 フランス


参照
https://hanahana-shop.com/products/doa39849

「フレンチローズとエコルド・パリ⑬」~アンナプルナ

2023-08-23 06:55:10 | Rose Library
「フレンチローズとエコルド・パリ⑬」~アンナプルナ


23年7月17日軽井沢レイクガーデンに行って来ました。そこは4つのローズガーデンより分かれていますが今回はフレンチローズガーデンを撮影しました。フレンチローズガーデンとエコルド・パリとは何の因果関係はありませんが、最初の1枚目撮影したのがモーリスユトリロでした、彼は後期印象派の後のエコルド・パリ派と呼ばれています。そこでエコルド・パリとフレンチローズを掲載・解説してみたいと思います。


「エコルド・パリ」とは~

1928年、パリのある画廊で開催された「エコール・ド・パリ展」が語源だといわれています。印象派のようにグループ展を開いたり、キュビスムのようにある芸術理論を掲げて制作したわけではなく、「パリ派」とはいっても、一般に言う「流派」「画派」ではありません。ピカソとマティスは、パリ派の双子のリーダーと形容されました。キース・ヴァン・ドンゲン、マリー・ローランサン、モーリス・ユトリロ、アメデオ・モディリアーニ、レオナール・フジタ、マルク・シャガール等がいます。


「ペール・クローグ」1889年~1965年
芸術家として、紙のドローイング、イラスト、ポスターから、舞台装置のデザイン、彫刻、記念碑的な絵画まで幅広い分野にわたって活動した。1930年にノルウェーに戻ってからは、オスロの国立芸術デザイン大学で教鞭を執った。1946年には国立芸術アカデミーの教授に任命され、1955年から1958年までは同アカデミーの所長を務めた。ニューヨークの国連ビル内にある国連安全保障理事会室の壁画を制作。その他にも、オスロ大学の物理・化学棟やオスロ市庁舎など、多くの公共施設に大きなフレスコ画を描いている。コペンハーゲン国立美術館には6点の作品が収蔵されている。



「ペール・クローグ」
「見つめよう国連壁画今の時期 再建目指して未来への希望」



「国連安全保障理事会会議場の壁画」
安全保障理事会の会議室でまず目を引くのは、ノルウェーの画家、ペール・クロフが描いた油彩壁画です。 そこには灰から飛び立つ不死鳥が描かれ、第二次世界大戦からの世界の再建を象徴しています。 下方部分の暗い不吉な色の上に、よりよい未来への希望を象徴した明るい色でさまざまなイメージが描かれています。

23年7月17日撮影

フレンチローズ「アンナプルナ」
白、丸弁高芯咲き、中大輪房咲きの花。ダマスクにティの強香。
四季咲き性。樹勢は普通で耐病性も普通、木立樹形のバラ。トゲは普通。うどんこ病は普通で黒星病も普通。ときどきの薬剤散布で良く育つ丈夫なバラ。月に2度の適切な薬剤散布を行えば一年を通して綺麗な株姿を維持できる。葉を落としたとしても、樹勢により枝葉を伸ばしなおし、繰り返し咲く。樹高がやや高め、ガーデンなら半ばから後方に。名前の由来は、ヒマラヤ山系の名山から。
品種名 アンナプルナ
咲き方 四季咲き
花色  白・アイボリー
香り   強香
作出年 2000年
作出者 デルバール社
作出国 フランス


参照
https://www.flowerpark.or.jp/flower/rose-book/31/

「フレンチローズとエコルド・パリ⑫」~ローズジネルジック

2023-08-22 06:56:42 | Rose Library
「フレンチローズとエコルド・パリ⑫」~ローズジネルジック


23年7月17日軽井沢レイクガーデンに行って来ました。そこは4つのローズガーデンより分かれていますが今回はフレンチローズガーデンを撮影しました。フレンチローズガーデンとエコルド・パリとは何の因果関係はありませんが、最初の1枚目撮影したのがモーリスユトリロでした、彼は後期印象派の後のエコルド・パリ派と呼ばれています。そこでエコルド・パリとフレンチローズを掲載・解説してみたいと思います。


「エコルド・パリ」とは~

1928年、パリのある画廊で開催された「エコール・ド・パリ展」が語源だといわれています。印象派のようにグループ展を開いたり、キュビスムのようにある芸術理論を掲げて制作したわけではなく、「パリ派」とはいっても、一般に言う「流派」「画派」ではありません。ピカソとマティスは、パリ派の双子のリーダーと形容されました。キース・ヴァン・ドンゲン、マリー・ローランサン、モーリス・ユトリロ、アメデオ・モディリアーニ、レオナール・フジタ、マルク・シャガール等がいます。


「フアン・グリス」1887年~1927年
パリでは同じスペイン出身のピカソと出会い、1908年にはピカソを通じて、ジョルジュ・ブラック、ギヨーム・アポリネール、アンドレ・サルモン、そしてマックス・ジャコブと知り合い、活動を始めました。キュビスムの絵画を始めるのは1911年以降のことです。この間グリスはピカソやブラックの制作を冷静に見つめ、そこに提起される造形的問題と可能性を研究して、キュビスムの新しい方向性を模索し始めました。ここで絵画は、客観的事実から出発するのではなく、画家の創意から出発する創造的なものとなりました。この作品はまさにこの時期、1912年末から14年までの間に制作されたもので、パピエ・コレやトロンプ= ルイユといった手法が使用され、現実の再構成としての画面がつくられました。



「フアン・グリス」
「新しい方向目指し模索する 造形的なキュビスム絵画」



「新聞と開かれた本」1913年
参照
https://www.artizon.museum/collection/category/detail/165

23年7月17日撮影

フレンチローズ「ローズジネルジック」
資生堂とデルバールのコラボレーションで誕生。繊細なモーブ色のフリルが優雅に重なり、類いまれな美しさと香りに高貴な気品が漂う。この薔薇に導かれて、クレ・ド・ポー ボーテのオードパルファム”ローズシネルジック”が生まれた。エモーションブルーは2013年度より品種名がローズシネルジックに変更となりました。ローズシナクティフは「ローズシナクティフ」と命名される前は、ローズシネルジックという名で流通していました。その前はエモーションブルーという品種名でした。
品種名 ローズジネルジック
咲き方 四季咲き
花色  赤紫
香り  強香 
作出年 1999年
作出者 デルバール社
作出国 フランス


参照
https://roseraie.jp/barazukan/rose-synactif/

「フレンチローズとエコルド・パリ⑪」~グリマルディ

2023-08-21 06:47:17 | Rose Library
「フレンチローズとエコルド・パリ⑪」~グリマルディ


23年7月17日軽井沢レイクガーデンに行って来ました。そこは4つのローズガーデンより分かれていますが今回はフレンチローズガーデンを撮影しました。フレンチローズガーデンとエコルド・パリとは何の因果関係はありませんが、最初の1枚目撮影したのがモーリスユトリロでした、彼は後期印象派の後のエコルド・パリ派と呼ばれています。そこでエコルド・パリとフレンチローズを掲載・解説してみたいと思います。


「エコルド・パリ」とは~

1928年、パリのある画廊で開催された「エコール・ド・パリ展」が語源だといわれています。印象派のようにグループ展を開いたり、キュビスムのようにある芸術理論を掲げて制作したわけではなく、「パリ派」とはいっても、一般に言う「流派」「画派」ではありません。ピカソとマティスは、パリ派の双子のリーダーと形容されました。キース・ヴァン・ドンゲン、マリー・ローランサン、モーリス・ユトリロ、アメデオ・モディリアーニ、レオナール・フジタ、マルク・シャガール等がいます。


「アレクサンダー・アーキペンコ」1887年~1964年
アレクサンダー・アーキペンコはキエフ出身アメリカ人前衛芸術家、彫刻家、およびグラフィック・アーティスト。キュビズムに影響を受けた独創的な彫刻スタイルで最もよく知られる。1887年、当時ロシア帝国であったウクライナの首都キエフで誕生。彼はウクライナ人として人々の記憶に残りたいと思っていたという。そして1964年にニューヨークで亡くなるまで、常にウクライナ人としての自身のルーツに誇りを持っていたといわれる。芸術家としてのアレクサンダー・アーキペンコは、キュビズムの流れに多大な影響を受けていたが、中でも特に影響を受けたのがパブロ・ピカソの作品である。アーキペンコは特定の人物ではない女性像の彫刻を制作する際に、単純化の形式を通して幾度もピカソの手法を取り入れている。



「アレクサンダー・アーキペンコ」



「シバの女王」1961年リンデン彫刻庭園
参照
https://ja.wikipedia.org/wiki/

23年7月17日撮影

フレンチローズ「グリマルディ」
鮮やかなオレンジとクリーム色の絞り。やわらかく波打つ花弁の抱え咲き。耐病性に優れ樹はコンパクトに良く茂り強健。四季咲き性も非常に強い優秀な品種。名はピカソがアトリエとした南フランスのグリマルディー城に由来する。1999年モンザ国際バラコンクール銀賞受賞。名前は、フランス南部の都市アンティーブにある城の名称で、この城は画家パブロ・ピカソのアトリエでした。現在はアンティーブ・ピカソ美術館になっています。
品種名 グリマルディ
咲き方 四季咲き
花色  オレンジにクリームの絞り
香り   中香
作出年 1999年
作出者 デルバール社
作出国 フランス


参照
https://keihan-engei.com/rose-collection/14000

「フレンチローズとエコルド・パリ⑩」~ニューイマジン

2023-08-11 07:17:58 | 昭和世代のつぶやき
「フレンチローズとエコルド・パリ⑩」~ニューイマジン


23年7月17日軽井沢レイクガーデンに行って来ました。そこは4つのローズガーデンより分かれていますが今回はフレンチローズガーデンを撮影しました。フレンチローズガーデンとエコルド・パリとは何の因果関係はありませんが、最初の1枚目撮影したのがモーリスユトリロでした、彼は後期印象派の後のエコルド・パリ派と呼ばれています。そこでエコルド・パリとフレンチローズを掲載・解説してみたいと思います。あくまでも画家と薔薇の関係ありませんのでご留意願います。


「エコルド・パリ」とは~

1928年、パリのある画廊で開催された「エコール・ド・パリ展」が語源だといわれています。印象派のようにグループ展を開いたり、キュビスムのようにある芸術理論を掲げて制作したわけではなく、「パリ派」とはいっても、一般に言う「流派」「画派」ではありません。ピカソとマティスは、パリ派の双子のリーダーと形容されました。キース・ヴァン・ドンゲン、マリー・ローランサン、モーリス・ユトリロ、アメデオ・モディリアーニ、レオナール・フジタ、マルク・シャガール等がいます。


「レオ・マイケルソン」1887年~1978年
エコール・ド・パリのメンバーでもあった彼は、西ヨーロッパやソ連、アメリカでも展覧会を開きました。"永遠なる移民"また"永遠なる学生"と描写されることもありますが、それは彼が常に新しいスタイルを取り入れたからでありました。 彼はどこでもスケッチが出来るように、常にパステルを携帯していました。彼の友人であったマルク・シャガールはミヘルソンに関して、彼が知る中で最も色彩に優れている画家だと語っています。


「レオ・マイケルソン」
「色彩に優れた画家ミケルソン 永遠なる学生と描写されるも」



「画家レオ・ミケルソンの肖像1922年」

参照
https://ja.wahooart.com/@@/8LJA97-Lovis-Corinth-(Franz-Heinrich-Louis)

23年7月17日撮影

フレンチローズ「ニューイマジン」
白地に紫色ががかった濃い赤色の絞りが入り、数輪から10輪以上の大房で咲く。 平咲きで開くと黄色いシベが見える、香りは中香でスパイシー香。 樹形は半直立性で枝はしなやか、枝先はやや下垂する。 花壇で利用する場合は冬季剪定では樹高の1/2位を目安に切り戻す。 小型のつるバラとしても利用でき、オベリスクやフェンスに向く。
品種名 ニューイマジン
咲き方 繰り返し咲き
花色  白に赤紫の絞り
香り  中香
作出年 2004年
作出者 デルバール社
作出国 フランス


※8月12日(土)より8月20日(日)までお休みします。