「桜の名所・ワシントンD・C(アメリカ)」~口語短歌と写真で綴る「世界文化紀行」
2022-03-04 06:11:33
今年は例年に増して雪が多かったような気がします。3月20日頃が近づくと桜の便りも各地から聞こえて来ますが、春が待ち遠しいと思います。「世界文化紀行」では先駆けて世界の桜を探してご紹介したいと思います。皆さんは日本以外にも、桜の名所があるのを知っていますか? 世界の桜の名所は、日本との深い縁が今日まで続いてきた証でもあります。外国で愛でられている桜は立派な“親善大使”です。なお桜満開の写真ばかりですが、過去写真ですのでお間違いないように願います。皆さまが一時でも「暖かい・温かい」気持ちになって頂ければ望外の喜びです。
ワシントンD・C
口語短歌
「ワシントンの 桜祭りは 満開で 友好記念の 祝を祈るも」
アメリカ・ワシントンD.C.の「全米桜祭り」を紹介します。春のワシントンD.C.の最大級のイベントといえば、世界中から推定150万人が訪れる「全米桜祭り:ナショナル・チェリーブロッサム・フェスティバル」です。満開の桜と共に打ち上げ花火やパレードが催され、日本のお花見とはまた違ったアメリカならではのお花見が楽しめます。
アメリカ・ワシントンD・Cの「全米桜祭り」とは!?
口語短歌
「ポトマックの 公園に桜が 2000本 友好関係 祝して寄贈も」
毎年3月から4月までの期間、アメリカ・ワシントンD.C.にあるポトマック公園では、「全米桜祭り:ナショナル・チェリーブロッサム・フェスティバル」が開催されます。「全米桜祭り」は、友好関係を祝して、日本(東京)からワシントンD.C.に約2000本寄贈されたことを記念して行われる桜のイベントです。「全米桜祭り」では、満開の桜の下、マーチングバンドの演奏にあわせてチアリーディングが登場するパレードをはじめ、日本の伝統音楽の演奏やフードフェスティバル、打ち上げ花火、凧上げ大会など、さまざまなイベントが催されます。
「全米桜祭り」の見どころと楽しみ方
口語短歌
「見どころは ポドマック河畔の 桜並木 今は偲ぶも 二人の植樹」
「全米桜祭り」の見どころは、なんと言ってもポドマック河畔を中心に植樹された桜並木です。アメリカのなかでも最大規模の桜並木を誇るポトマック河畔ですが、この桜並木の発祥は、1912年、アメリカ大統領の夫人ヘレン・ヘロン・タフトと駐米全権公使の珍田捨巳夫人により植樹された2本の苗木に由来するそうです。今では、3,500本を超える桜が花を咲かせます。
また、特別イベントも見どころです。毎年、ワシントンD.C.日米協会が1961年から毎年開催している、「桜祭りストリート・フェスティバル」が催されます。日本の伝統技能をはじめ、日本食、ダンスパフォーマンスなどが披露され、会場は十数万人の来場者でにぎわいます。
会場(ポトマック公園)
口語短歌
「たおやかな 桜の枝が 俯いて ポドマック河畔に 捧げる命」
「全米桜祭り」の開催期間中は、多くの来場者で大変混み合います。特に、クライマックスのイベント「桜祭りストリート・フェスティバル」が行われる土曜日は、ペンシルベニア通りだけでなく、ワシントン市内では大規模な交通規制が行われます。
■ 全米桜祭り(ポトマック公園)
・住所: 510 21st St NW, Washington, DC 20006 U.S.A.
・最寄駅: メトロ(地下鉄)ブルーライン、オレンジラインスミソニアン駅
・開催期間: 〇〇〇〇年3月〇〇日~4月〇〇日
参照
https://news.arukikata.co.jp/column/event-season/North_America/United_States/WASHINGTON/59_567317_1523443692.html
https://weathernews.jp/s/topics/201803/140165/
「2021年軽井沢レイクガーデンに咲いた薔薇たち」
「ミスアリス」2021年9月7日撮影
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