40歳までに10秒台

老いを感じ始めたおっさんが、100m10秒台を目指すブログ
10年程度ですが、陸上指導経験と自分の競技経験のお話もあり

腕振りは必要?短距離・長距離について

2016-11-05 22:20:22 | 考察
最初に結論から書くと。どう考えても必要。
下半身の力の方向性の制御、ねじれの抑制と
必ず必要になります。が、短距離、長距離での
重要性は少し異なるのではないでしょうか。

短距離
日本女子最速、福島選手の腕振りがかなり特徴的で
一番速い福島選手の腕振りがああなんだから、そこまで
影響しないんじゃないのかな、と考えたりもしましたが
福島選手が特徴的な腕振りをしているだけで、重要性を
無視する要素にはなりえないのが今の考え。

といっても、腕振り無視を考えたのは遥か昔、陸上を始めた
ばかりの時ですが、かなり適当な考え方です。

自分でやればわかりますが、まずはスタート時
前への倒れこみを利用し、スタートをする際
倒れるのを抑制し、かつ足の力を前へ導きます。

スタートの速い人をみれば、腕の振りがかなり力強く
速いのがわかるかと思います。ただ、ある程度の
体重に対しての腕の筋力がなければ、効果は少なくなります。

また、中間疾走時、意識してしっかり振ることで、反発の利用を
スムーズに行えます。しっかり振ると、それだけ疲れますが
増すスピード感はかなりあります。またピッチのコントロールにも
つながります。

もちろん、正しく振れなければ意味はなく、逆効果にもなりえます。

長距離
これまた対して影響ないんでない?むしろ振ったら疲れんじゃないの
という考えでした。短距離同様に振ったら当たり前ですが、疲れます。
それ以外でどうかというと、きれいに触れると、短距離同様
前への進行をスムーズに感じられます。長距離の場合は
腕でスピードが増す、というよりも、腕で全身運動の調整をする
という使い方の方がしっくりきます。

スパート時には当然短距離同様に振り込む必要はあります。


短距離、長距離ともに、速い人を真似するのがよいですが
単一のデータではなく、多くのデータから考え
自分に合い、速く走れるものを見つけてみましょう。

群れでの練習は避けるべき・2

2016-11-05 16:46:59 | 陸上競技
同じ運動をする場合、目標や目的に個人差があるため、避けた方がいいんでないの
というのが前回の内容。

ただ、団体での練習を否定しているわけではありません。
前提として、同一、もしくは多少の差異はあれど、ほぼ
変わらない能力のもの同士が練習する分には、非常に
有益な結果を得られるでしょう。

同じタイムのもの同士が競ると、短長ともにタイムの伸びが
あり、特に長距離に関しては顕著です。

本日競技場で練習しましたが、ある団体は指導者がおり、
各個人に練習について常にアウトプットを行っていました。

別の団体は、指導者はおらず、まとまって競技ごとに
練習をしていました。

後者の団体は、スタート練習を行っていましたが、大学生という
こともあってか、非常にきれいにスタートをする選手がいましたが
残念ながら、スタート練習する前に、もっとすることあるんじゃないの?
って方も結構いました。練習自体は、うまい人の為の練習になっていました。

団体に所属した経緯や、目的は人によって大きく違うので、一概に
それでいいの?とは言いませんが、少なからずタイムの上昇を
目指す場合については、目的や目標が明確にない、考えていない
練習については、避けた方がよいでしょう。

一緒に活動することが楽しい、交流の場、健康の為、などなど
スポーツは競技力の向上以外にも、有益なことがたくさんありますが
競技力の向上を目指すなら、きちんと指導を受けられる環境か
もしくは自分で考えることができなければ、大きな伸びは
期待できないものです。

20161105練習内容

2016-11-05 16:40:11 | 練習日記
競技場での練習
すこし入念なUP後
30のスタートスタブロ無し 3*3
110加速走り1*3
バウンディング100m1本 2本目いこうとしたけれど
臀部がきつくて断念、代わりに台へのジャンプ1*10
補強
PU3*10
Worms3*10
SQ3*10

少しだけ走れる距離が増えた?
補強がやはり偏るので、いろいろやらないといけない。

頑張ります。