40歳までに10秒台

老いを感じ始めたおっさんが、100m10秒台を目指すブログ
10年程度ですが、陸上指導経験と自分の競技経験のお話もあり

体幹部分の筋力の重要性

2016-11-22 21:33:33 | 考察
体幹トレーニング等、よく聞き、やっている場面も多く見ます。
そのトレーニングの効果の度合いや必要性はさておいて、体感といわれる
部分の筋力の重要性についてです。

体幹の定義も様々あり、肩までや腹筋周辺部分と脊柱起立筋周辺だけなど
ここではあまりきちんと定義せず、まあ、体の中心部分あたりの筋肉だと
思って話を読み進めてください。

先日ふと、腹の力を緩めて軽く跳ねた際に、よほど力が抜けていたのか、
跳んだ際の衝撃が、腹の内部を下から突き上げられるような感覚でした。
たとえるならみぞおちへのパンチ。

力が抜けている状態や、それを受ける力がなければ、この衝撃を
接地毎に内臓に受けるのかーと、考えることになりました。


長距離を走る人に、少し長め、速めで走ると、すぐダウンしてしまう人がいます。

原因として要因は複数考えられますが、要因の一つに、上記の体幹部分の弱さから
内臓への衝撃が加わり、走るのがつらくなるのもあるようです。

視点を広げて考えれば、筋力で締めることができなければ、下半身からの衝撃を緩んでいる
部分が受け、せっかく生じたエネルギーを自ら吸収し、かつそれを
自分へのダメージへと変換という、踏んだり蹴ったりな状態に陥ったりしています。

体幹部分の筋力が、大きな力を発揮する場面は非常に限られ、また出力される
力も高いものではありませんが、他の部分で生じたエネルギーを有効利用するために
体幹部分の筋力はとても重要なものになります。