40歳までに10秒台

老いを感じ始めたおっさんが、100m10秒台を目指すブログ
10年程度ですが、陸上指導経験と自分の競技経験のお話もあり

ケガをする人

2017-07-29 01:09:35 | その他
・真面目な人 手を抜かない人
・不真面目な人 手を抜く人
・どっちでもない人 どっちでもない

誰でもケガをします。

ただ、陸上競技(短距離)において、真面目な人のケガは
冬明け前後の、運動強度を上げているであろう時期に多いのではないでしょうか。

冬の量に重きを置いたトレーニングにより、筋肉の柔軟性の低下
そこからの運動強度が上がる時期の練習。

「真面目なのでストレッチを入念にしています。練習後、家でも。」
そんなやっていた人も、やっていない人も同じようにケガしていました。
むしろ真面目に量をこなした人の方が、多いか、重症。

ストレッチが傷病予防にあまり役に立たないことは
以前の記事にも載せており、もう少し早く知るべきことでした。

じゃあ、ケガしないためにはどうすればいいのか。
適切な筋力トレーニング。もしくはトレーニング内容の徹底的管理。

一年ぶりくらいに会った、以前指導したある人が、シーズン前に
大腿部の肉離れを患い、区切りの大会で結果がでなかったと
話していたのが今回の記事のきっかけ。

ケガをさせない指導者を、常に目指したい。

筋力トレーニングでのメリット、デメリット

2017-07-29 00:42:48 | 考察
さんざん筋力トレーニングについて肯定的意見を述べてきましたが
ここではデメリットも含めての考察。

尚、ここでの筋力は、最大パワー、瞬発性等複数の意味を持つ。

メリット
・筋力向上により競技力向上
単純により速く、より高く、より遠くへいけるベースができる。
・傷病の予防
殿筋周りの肉離れとは無縁に。柔軟性もかなり向上。
・練習の幅が増える
筋力向上で、高強度トレーニングなど正しく行える。
(誰でも真似はできます。正しく動かせるかが問題。)
・考える癖がつく
筋力トレーニングで考える癖が、競技練習でも同じように
考えるようになる。結果、効率的なトレーニングを選択できる。
・健康的になる
〇〇痛が少なくなる。私の場合は腰痛と殿筋痛。
・精神的にゆとりができる
ストレス解消。これは運動全般に言えることですが、一応。

デメリット
・筋力トレーニングだけではマイナス
当たり前ですが、競技練習もやらないと役に立ちません。
逆に足を引っ張る部分が多かったです。
1.体重増加で長距離がまったくダメに。(40kmがかなりキツイ)
2.筋力の向上を考慮せずトレーニングしてケガ。(うろ覚え練習も原因)
・時間の使い方
競技練習だけよりも、確実に練習時間は増える。
・練習を組み立てるのが複雑化
考える練習と割り切れば、デメリットとも言えないかも。

ここからは、デメリット?なもの。
・服のサイズアップを考える必要がある。
大腿部の毛が、こすれて剥げています。長距離になると擦れすぎて出血。
・エンゲル係数が上昇
サプリメントも食品に含まれるのだろうか。

他にも色々あるでしょうが、ぱっと考えてこれくらいでした。
メリットの部分は今まで多く記事にしましたが、デメリットの部分は
今回の膝痛で強く実感。

増えた筋力でいきなり不適切な動きをすれば、そりゃケガします。

スキップができない人が増加から、指導の基本を考える

2017-07-16 13:04:03 | その他
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170716-00000000-jct-soci
ヤフーニュース 「スキップできない」人が増加中? 専門家に「練習法」聞いてみた 参照

スキップが出来ない人は、以前指導した中にもいました。
よほど出来ない限り、先輩が後輩を教える様に指導していましたが
出来ない子は、教わってもなかなかできません。

そもそもスキップなんて、教わらなくても、なんとなく勢いで
できるものです。が、上記記事にある、気を付けの姿勢が
抜け落ちてると、かなり難しいものになります。

教えていた先輩たちは、教わったものでもないので
感覚や、全体のタイミング、腕振りなど、それぞれの
ポイントで説明しますが、肝心な部分が抜け落ちていたため、伝えきれてませんでした。

そのうちできるだろうと、かなりの期間任せていましたが
結局できなかった為、直接指導。指導方法は上記の記事とは
違ったと思いますが、数分程度でできるようになっていました。

私の指導力が優れている、ということではなく
指導する内容の「根幹部分」をきちんと把握し、分割して
教えるという考えがあれば、大半の人が指導できます。


職業柄、教えるということが常にあり、教えること紛いなりにもプロの自負はあります。
運動指導での対価は生じませんが、仕事で学んだ教えるプロセスは
教える場面であれば、大半の場面で応用できます。

以前参加した。元110ハードル記録保持者の方参加方講演では
赤ちゃんが歩くまでのプロセスを考える中で、急に歩くことはなく
間に必ず覚えていく工程がある。指導も順を追うべきという話がありました。

先輩たちが教えきれなかったのは、教えることのプロセスが彼らになかったので
当然といえば当然でしょうか。

運動指導が難しい、でもやらなければいけない、という状況の方は
もし職業の中で誰かに何かを教える、という場面があるならば
是非それを応用してみてはいかがでしょうか。

ただ、教わる側の準備が整っていなければ、どんなにいい指導を行っても
意味がありません。そういった場の設定や雰囲気を簡単につくれるのが
一流の指導者なのかもしれません。

2017シーズン初レース

2017-07-08 21:06:36 | 競技会記録
一年ぶりに100mの計測しました。
風はほぼなし。(風力なしの未公認レース)

12”6

二週間まえから数えて4回の競技場練習
さらにとどめの膝の故障で、昨年のSBから
落ちていないのであれば、及第点でしょうか。

レース自体は反省点だらけ
1.事情によりUPほぼなし、走ったのも
  30m(流しにも満たない速度)
2.膝を警戒して練習の意味がまったくないスタート
3.加速区間で加速らしい加速ができず
4.接地も反発もほぼ感じない、靴で走っても
  タイム変わらないであろう走り
5.殿筋の疲労感0。使うべきところがまったく
  使えていない。

まったくもってダメな走りでした。

次は10月くらいと離れていますが
ウェイトと、種目練習をきちんと両立して
ウェイトがきちんと競技力へ転換できるようにする。

久しぶりに走り、また、以前指導した選手に会えたので
良い一日でした。

過信は禁物

2017-07-05 01:24:30 | その他
先日のスタート練習から膝に違和感。
おそらく膝の捻挫。
さっさと練習切り上げて正解でした。

まあいけるかなーで数か月ぶりのスタート練習。
もっと軽いのからいけばいいものを、今週の
大会までの日数に焦って決行。

他人のこととなると、慎重になりますが
自分となると、若いころの感覚で「まあいけるでしょ」
とつっこんでしまいます。

何度失敗したことか。
大会はいけそうですが、2種目エントリーの
片方はやめる予定。ではなく、決定。

大会当日まで、今週は走ることを予定していないので
できるだけ回復させて、レースに挑みます。