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美術の先生は考える

中学美術の授業の実践を中心に、美術について考えたイロイロを紹介できればと思います。

はだいろ

2014-07-15 11:46:00 | 日記
いつからだろう。
絵の具に「はだいろ」という色がなくなっていますね。
人種差別的な問題でしょう。今は似たような色が「うすだいだい」等と表記されています。

さて、美術の授業をしていると、「先生、肌の色ってどうやって作るんですか?」と聞かれることがありますね。
まずそんな時は「ん?どんな感じの肌の色にしたいの?日本人的な感じ?」等と聞き返すことを心がけてます。
肌の色といってもほんとに人それぞれですからね。
だいたいは「色黒でも色白でもない、日本人の色が…」という話になることが多いのですが。
で、一般的な色を教えるわけです。

かつては教える前に考えさせたりしていましたが、時間に追われるように作業させるようになってからは、基本だけは教えるようにしました。
「白をベースに」と。
じゃなきゃ、何十分もひたすら格闘して濃くひどい色ができちゃったり、そんな色を塗ってしまってから、「先生どうしよう…」なんて助けを求めに来ることもあるので…。

色々考えさせてり、苦戦して成功したときの達成感を味わわせることは大事なこと。

しかし、しっかりヒントを与えるってことは大事だなと思います。
場合や生徒によっては、ちょっとやって見せるということも有効ですね。

以上。久々の投稿。
公私共に忙しさが尋常じゃない日々…。とある授業で思ったちょっとした考えでした。

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