美術の先生は考える

中学美術の授業の実践を中心に、美術について考えたイロイロを紹介できればと思います。

市の美術展搬入・展示を終えて①

2019-01-31 21:13:39 | 日記

第38回弘前地区小中学校美術展、今年も開催です。
第一中学校だけあって、展示室に入ってすぐの場所を提供していただけるのはラッキーです。
せっかくですから、ファーストインプレッションを良くするための展示をせねばと意気込みました。

5年前の東北造形研の公開授業のために自作したアクリル台を今年も活用。今年は透明であることを上手く生かせた感があります。
りんごの木箱を活用することを求められるので、今年は完全に内部をパネル用スペースにしました。…内部に作品展示すると暗いので。


作品展で受け付けをしながら、一般の方々がどんな作品をどう見ているか、数年来気になって見ていました。
そこでただ「上手だねー。」と“見る”だけの作品じゃないものを展示できないかなーと思っていたんですね。
その考えも生かしつつ取り組んだのがこの題材『何と読むんでしょうか?』。
見てもらう・伝えることを目的とした作品です。
展示作業中、知り合いの小学校図工の先生が見にくてくれまして、「問いの答えはどこにあるの?」と聞いてくれました。良かった!端に置いていた“裏返して見て下さい。”の案内が見えづらいことに気づかされました。早速案内を中央に移動。
明後日受け付けをしながら、お客さんたちがどう観てくれるのかを見るのが楽しみです。


「何使ってるんだろう?」の声に応えるこのミニパネルも自分的には大事なこだわりです。

今日他の平面作品の写真を撮る時間がありませんでした…。一般のお客さんの反応と併せて、明後日以降に追記予定です。

んー、もう少し準備時間を確保できれば、途中経過がわかるような大きめのパネルも作れたなー。
それをテーブルにぶら下げたかったなーと振り返ります。
来年頑張ろう。
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県美術展搬入・展示を終えて

2019-01-10 23:04:08 | 日記
第32回を数える、青森県中学校選抜美術展の作品搬入・展示、夜の懇親会を終えて帰宅しました。


特別賞を決める審査会にも事務局として立ち会いましたが、特別な感情はなし。もうああだこうだ言っても仕方ないので、上手な子が拍手喝采を浴びる場として割り切ろうと思っています。美術展にはそういう側面もあるので。

大事なのは自分たちが先頭に立つ気持ちで工夫し続け、題材や学びや授業の取組が見える展示をし続けること。そしてそこに共鳴して同様のことをしている先生方を増やしていくことだと思っています。


今年出品した平面作品には、写真のように全てに“制作者のことば”を付けました。
そのために購入済みの四つ切り画用紙・ケント紙を、手作業で数百枚カッターでカットし、規定の台紙に規定の名札を貼っても干渉しないように、でも作品が小さくなり過ぎないようにひと手間掛けました。
自分的には絶妙と感じた縦横7㎝ずつカット作戦でした。
「是非そういうことばを添えたかった」と話した美術好きの生徒の声もあったので、満足ではあります。


立体作品に添える題材パネルは必須。余裕がなくても意地で用意します。
これがなければ、テーブル上で他の作品たちに混ざり、なんだかよくわからない混沌の一部になってしまいがち。
題材パネルは仕切りの役割も兼ねて、題材のコンセプト・学びを説明する大事なものだと考えています。

ここ数年特に作品の見せ方に注視して本美術展に関わってきましたが、少しずつ“わかる展示”、“授業が見える展示”が増えてきたように感じました。
良い傾向ですね。今後もどんどん増えていき、スタンダードになればいいなと思います。

本美術展は、
平成31年 1月11日〜13日の会期で、はちのへポータルミュージアムはっち で開催です。
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