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美術の先生は考える

中学美術の授業の実践を中心に、美術について考えたイロイロを紹介できればと思います。

弘前市立博物館

2014-06-03 23:44:41 | 日記
知っいてる人は知っている。
前川國男さんの建築が弘前には多い。
…数少ない弘前アピールのひとつである。
そのうちのひとつに「弘前市立博物館」がある。

ここで今開催されている企画展がこれ。

弘前は小さな町です。
以前も記事に載せたように美術館なんてありません。
唯一こういった展覧会ができるのが、博物館です。こじんまりとした博物館ですが(^_^;)

せっかくなので、授業でどんどん宣伝しなきゃなって思います。
今二年生の授業では文化祭のポスター制作に入っています。
もしかしたら作品に影響を及ぼす何かを得るかもしれませんから。

んー…しかし、美術館あればいいのになー。小さくてもユニークで、他では見られないような、そんな美術館。
『奈良美智美術館』欲しかったなー。

ちなみに話は戻りますが、弘前の前川國男建築のひとつに、『弘前市斎場』があります。
私が学生の頃、村上善男先生が「自分が死んだらここで火葬して欲しい」とおっしゃっていました。
村上先生はもうお亡くなりになりましたが、弘前市斎場をお使いになったのかどうかはわかりません。

弘前に骨を埋めるだろうと思われる身として、自分の生涯の最期をそんな素敵な場で終えることができるのは、ちょっと幸せかもしれないですね。

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3 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (hakusuke)
2014-06-10 21:14:26
こちらの展覧会は岡山や三重で開催されていたミュシャ展の展示でしょうか?生誕150周年とあってミュシャの展覧会が,日本のあちこちで開催され宮城県美術館でも春に巡回してきました。ミュシャは,日本人好みなのでしょうが、商業と美術の橋渡しとなった先駆者ではあるのに、商業的なのか?教科書に取り上げられない作家のように感じます。生徒たちは,作品を見ると食いつくと思います。市内であれば、何かしら生徒たちが出向けるような環境をつくってあげたいものですね。我が校は、宣伝してみたものの仙台市まで遠く,家庭環境からも、出向いた生徒はいなかったように思います。


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Re: (knjuke)
2014-06-10 23:16:04
そうですね。作品の出どころから見るに同じですね。…実はまだ見に行けていないので、あまり大きなことも言えません(^_^;)
おそらく街中の学校では「観賞教室」等、何らかの手段で生徒たちに観賞させているものと思われます。
しかし本校からはなかなか遠いので苦しいです。
「できれば行ってみて!」「中学生以下は無料だよ!」そうやって宣伝し、ポスター掲示やチラシ配布をする程度に止まっています。
数年前、博物館からお誘いがあって校長が決断。全校でバスに乗って観賞に行ったということもあったので、今は密かにそういった動きを待ちつつも、行事予定や週予定とにらめっこするにつけ、「なかなかそんな余裕はないな…」とも思ってます。
相変わらず苦しく目まぐるしい日々です(>_<)
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Unknown (hakusuke)
2014-06-11 07:29:24
我が地域も正直なところ文化施設に気軽に足を運べる環境ではありません。しかし、授業を通して作品や作家について紹介することで、いつかは美術館に出向いて鑑賞してみようかなぁ?といった気持ちを抱かせることはできると思います。実際、何名か授業中,校内掲示の働きかけもあって、時折企画展示である作品を見てきた!驚いた!といった感想を伝えてくれる生徒もわずかながらいます。文化部顧問ではなく、自分の部活動指導があり、なかなか県美に引率できないのが現状です。本来ならば、11月に行われる県造形作品展引率もしたいものなのですが・・・。ここ数年は引率していません。また、企画展は、興味深い内容ではありますが個人的には美術館にリピーターとして出向いて欲しいと願っています。そのため授業では,常設展の紹介も行います。我が県であれば、佐藤忠良さんの作品は常設されています。
ミュシャは版画の原稿をつくるにあたり、何度も植物いや自然物のスケッチを通して単純化された形として版にしたことを伝えると1年のスケッチ指導や自然物の構成等2年生の生活に生きる美術等の授業に関連項目はあると思いました。

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