イスラエル旅行記

旅行記が完成したので、あとは普通に。、

60.死海で浮遊体験 A

2006年09月20日 | Weblog
【写真:浮遊体験する仲間】

 マサダを下りて、スケジュール通りソドムのホテル、ニルバナに向かいます。左手の死海には、流氷のように見える塩の結晶が白く・・・・これも3度目にして初めてお目にかかりました。
 バスの中では毎回、ガイドさんから浮き方、起き上がり方を教わります。そしてホテルに到着。ロビーの壁には、各国のことばで歓迎の挨拶が彫られています。「ようこそ」というひらがなを見つけて喜びました。

 もう夕方ですが、これから着替えて浮遊体験です。私は昨年ひっくり返って、あの水を飲んでから、ずいぶん臆病になっていますが、張り切って着替えをしておられる児玉さんのペースに巻き込まれて、ついつい着替えてしまいました。下に下りて行くと、もうワイワイやっています。
「去年、エライ目にあったからね。私カメラマンになるから・・・・」
そいう私に、西さんが、
「一緒に入っておくれやす」
と心細い声で催促します。私はまず、空き瓶に水を詰めて、お土産を確保してから入りました。小室さんの奥さんと、私と西さんの3人は、柵に掴まったまま楽しみましたが(写真)、他のみなさんは、ずんずん遠くへ行って、
「お~い、こっちへ、おいでよォ~」
と叫んでいます。

「これが死海かぁ。やっぱり経験してみなきゃ、わからんもんだな」
「そうさ、いくら話で聞いたって、いくら本で読んだってさ、分かりっこないさ」
「何てリッチなバカンスなんでしょう。最高だわ」
 それぞれ、日が落ちる寸前まで興奮していました。さあ、明日の今ごろは、いよいよ国境を越えて、シナイ山のふもとにいるはずですが、どうなることやら・・・。しかし主のことばが聞こえます。
「あすのことは思いわずらうな。あすのことは、あす自身が思いわずらうであろう。一日の苦労はその日一日だけで十分である」(マタイ6:34)

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