3月10日
6時からの朝勤行に参加しました
最初に住職から掌に塗香をいただき、両手にすり込むと芳香に心身が穏やかになります
勤行とお説法のあと、「仏様の写真を撮っても良いよ」とのお言葉がありました
間近で拝ませていただきました
海抜300mの山上にあり、境内からは今治市街や瀬戸内海の多島美が一望でき
いろいろと伝説があって
仙人が遊んだとか、本尊の千手観世音菩薩は海からあがった竜女が彫り上げたという
「竜女が竜登川を伝って作礼山にやってきて
一刀刻むごとに三度礼拝して彫り上げた。作礼山の名は、このエピソードに由来している」
住職のお説法も楽しかった仙遊寺さんを後に57番に向かいました
山を下った所にお遍路小屋があり、衣服調整と傍に咲く寒緋桜を眺めながら休憩していると
同宿だった方が「今日は 間違わないように 道標確かめていきますよ!」と足早に通り過ぎました
昨日は 遍路道分岐を私も勘違いしてはいり、引き返した谷筋を そのまま進んで 途中から道がなくなり、
最後、崖をよじ登ったのがたいへんだったと聞きました。
徳島から区切り順打ちしてきたが 日程の都合で、今回だけ逆打ちされて
道標は順打ちに沿って付いているので 逆打ちは難しいと皆さんがおっしゃる!次回は考えよう。
第57番 府頭山無量寿院栄福寺
本堂 本尊:阿弥陀如来
大師堂
大師堂建物の外回りに十二支の干支の彫刻があります
第56番 金輪山勅王院泰山寺
山門はなく、石柱門が建っています
鐘楼「南無地蔵大菩薩」
本堂 御本尊:地蔵菩薩
地蔵車:石塔の輪を回すと六道輪廻の絆を断てるといわれている。
参拝者は、一回一徳を願って車輪を手前に回転させ、手を合わせて拝むのだそうです
のどかな田園の中、平坦で道もわかりやすくて助かります。 今治市マンホール蓋
55番 別宮山金剛院南光坊
山門は四天王が守護している。この山門の形式は四国霊場の中ではこの寺だけ
通りから見る山門 奥に本堂がみえます
本堂前からみる山門
本堂 御本尊:大通智勝如来
大師堂: 屋根の四隅の跳ね上がりと相輪塔が相まって荒波の中を走る船の様な様相を呈している!
54番 近見山宝鐘院延命寺
山門 :今治城門の一つを譲り受けたもの
本堂
大師堂
鐘楼堂が二つ!近見二郎:近見三郎
梵鐘・近見二郎:
宝永元年(1704)に住職が私財を投じて鋳造
除夜の鐘のみつかれる
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遍路を始めるとき、白衣を着て歩くのが恥ずかしいと思ったけれど、行き交うお遍路さんとひと時の会話や
地元の方はわかりやすく道案内してくださり、お接待もありがたく 「同行二人」白衣のおかげですね
今治は殆ど平地、お寺も道沿いにあって階段もすくなく、時間の余裕があり落ち着いて納経することが出来ました
帰宅後、納経帳の御朱印、記念印を見て旅を振り返るのもたのしいいです