~つれづれに~

♪ 歩くの大好き~山歩きで見た花 庭に咲く花のこと
 布・糸・針も大好き。 手作りのことなど・・・・・ 

大台が原 大杉谷から日出ケ岳へ

2017-04-25 | 日記
富山県の黒部渓谷、新潟県の清津峡とともに日本三大渓谷のひとつである三重県の大杉谷をあるきました。

22日:登山口に入るとすぐ「大日嵓」です。  高さ100m越の一枚岩の中間を道が掘ってあり、岩場の登山道で左側は断崖。道幅は広く、しっかりした鎖が取り付けてありますが、油断はできません。かなりの急登や激下りもでてきますが良く整備されていて そのような所には必ず鎖が設置されており 大変助かりました。
つり橋も11あり 高度があるので歩き始めが怖かったけれど しっかりしていて 心配したほど揺れなくてよかった。
歩いているときは 景色を楽しむ余裕はないけれど 休憩のときに見る 春の山は笑ってやさしく、エメラルドグリーンの清流の美しさに感動しました。苔蒸した山は雨の日がいちだんと風情があるのでしょうが 歩くのは大変です。晴れた日に歩けてよかった。

断崖に沿って歩くので写真をとる余裕はなく 開けた川原でほっと一息 シャッター押して 景色を堪能



大杉谷一番の落差を誇る 千尋滝 (落差135m)

シシ淵-奥に見えるのは にこにこ滝 
登山道に上がって少しすすむと にこにこ滝が良く見えます
 
お天気に恵まれ足もとがかわいていたので 思ったより楽にあるけました。 

23日:昨日に引き続き渓谷を奥に進みます。
山小屋からの登山道は険しく急登でしたがすぐに 七ッ釜滝が見えてきました。日本の滝100選です。
 
 
この後、水平ですが岩をくりぬいたり削ったりした登山道は黒部の下の廊下をおもわせます。(映像しか見たことがないけれど)
そのあとは、山の斜面から川に大きな岩が積み重なっている大崩壊地があらわれました。平成16年9月の台風による災害で山肌が大きく崩れ通行不能になり 開通までに10年かかったと聞きます。今は隙間から草木が芽を出し育っていました。



この後も滝が次々と現れ何度もつり橋をわたってダムを過ぎ、最後の堂倉吊り橋から堂倉の滝が見えました。

ここで渓谷歩きが終わりです。

ひかげつつじが良く咲いていました。さいごにやっと目の前に 

山の中に入りかなりの急登をひたすら登って一旦、 林道に出ました。粟倉小屋で早い昼食タイム。
林道から山道に入るとまたシャクナゲ坂はまた急登です。
シャクナゲ平まで来ると所所に残雪があり。何歩か雪を踏んで山頂に到達。
真っ青な空に 真っ青な熊野灘。360度の大展望です。一気に疲れが吹き飛びました。
 
正木ケ原の奥に大峰山脈

熊野灘 尾鷲湾




展望台から景色を楽しみ 正木ケ原を抜けて駐車場に無事ゴール。
二日間お天気に恵まれたのと 最初に厳しい山行きと添乗員さんに脅かされていたおかげ?!で 思っていたより楽に二日間あるきとおせました。透き通った川の色はは忘れられない色で、自然の美しさとともに脅威、も感じた山旅でした。 
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