バスの内装日記

本内容につきましてバス会社に問い合わせるのはご遠慮ください。特定車、社用車は取材の対象外とします。

都営バス B-E008 リフト付き貸切車

2021-10-11 11:22:43 | その他

都営バスでは2019年11月19日にリフト付きの貸し切り車を南千住に1台、渋谷に2台導入しました。目的はパラリンピックの選手輸送と貸し切り車の追加導入です。塗装についてですが2006年導入の5台に関しては南千住の2台は桜、渋谷の3台はイチョウでしたが今回の導入では南千住、渋谷にかかわらずイチョウ塗装でした。    また都営バスはバスツアーをやっていないため乗車難易度はものすごく高いですが今回は某輸送にて撮影できました。 運転手さんには許可を得て撮影しています。

車内について紹介します。

車内は黒系の洋風な都営バスオリジナル柄の座席になっておりリフト設置のため補助席の数は少し少なくなっています。一番前の座席は3点式シートベルトになっており安全性が高いです。座席はリクライニングになりかなり倒れるようになっているためフルで倒すのは後ろの人がいない時だけのほうがいいと思いました。まあフルで倒す人はなかなかいないでしょう。カップホルダー、網ポケットがついていない代わりにテーブルがついています。空港に行くリムジンバスのような雰囲気です。私的にはすごく豪華だと思いました。座り心地は2006年度の貸し切り車はものすごく硬めの座席ですが2019年導入車は柔らかい座席になっています。ふかふかで快適な座席です。さらに充電器もついています。長距離乗っても窮屈ではないでしょう。またヘッドカバーは2006年度の貸し切り車は布製でしたが2019年度の貸し切り車は合皮製となっていました。

リフトについている部分の座席は折りたためるようになっているほか肘おきの下の部分が布製になっています。またリフトの部分は開閉できるようになっているほかリフト部の後ろの窓が小さくなっていました。また上部はリフトの部分のみ荷棚が小さくなっていました。

最前部はこんな感じでテーブルがついているほかカップ入れがついていました。なかなかカップ入れのついている観光バスは珍しいです。テーブルは少し小さめですがついています。運転席は標準的です。