::::aiweb::::日本一周の旅

できる限りリアルタイムでの更新を目指します。
ましたました。

太  [札幌~旭川~層雲峡~]

2005年07月16日 | 北ニホン / ~05.07.22
2005,07,16

昨日とまったく同じパターンにより、夜は日記を書きながらそのまま寝、朝気持ち悪く起きる。
顔くらいは落として寝ないと、もう若くないんだからね。シミのもとね。
今日はホテルの朝食サービス(きよしの好物とみそ汁)を食べ、フィルダ郎をお迎えに。
かわいい彼が傷付けられていないか念入りチェケ。どうやらノープロブレムのようである。
今日はフィルダ郎で、ママンとふたり旭川へ。
伯母たちはガタンゴトン旭川へ。
伯母たちの手荷物をフィルダ郎に積んだもんだから、苦しがるフィルダ郎。スマン。

ママンが当時通っていた野幌の大学を見たいというので、ちょっと寄り道。
せっかく行ったというのに、懐かしがるどころか「覚えてない」と繰り返す。37年も経ってればそんなもんか。ざむねん…。
江別から高速に乗り、ばびゅーんとワープ。
待ち合わせの駅には、昨夜一緒に食事した従兄弟夫婦と、伯母ふたり、伯母のご主人がすでに着いていた。
従兄弟夫婦はふたりで奥様の実家へ行くらしく、ボクらは高砂酒蔵を見学。国士無双のお蔵だ。
利き酒と言われ舐めてみるが、やはり一般的な日本酒をおいしいなんて思えるのはきっと棺桶にカタアシ突っ込んだ頃であろう。
そのあと東へ国道を進み、層雲峡へ到着。
天気はビミョーになってきた。ホテルへ荷物を入れ込むと、ロープウェイ乗り場まで歩いて行く。
ロープウェイ乗り場の頂上は霧で見えない…。が、5人は乗る。
頂上に着くと案の定霧雨。ここでは晴れ女小菊も役立たずだ。
次のリフトの手前まで散策。散策路にはコンクリートが使われていて、環境に見合っていないと感じたが、コンクリートが乾く前にやってしまったのだろう、キツネやシカの足跡がたくさん並んで刻まれていて、なんともめんこい。
ロープウェイを降りれば、下には花がいっぱいのホテルロード。
その一角にある足湯に少し浸かると、不思議なことに帰る足取りはかるがる。

ホテルでの夕食前に、ひと風呂浸かりに行く。
久しぶりに体重測定、そして目を疑った。
えーと、出発から…、3キロ…?
まぁ1キロくらいはすぐに変動するから大目にみたとしても(言い訳)、2キロだよね?
夏っていつも3キロくらい痩せるはずだよね?
久しぶりに測るっつっても2週間とかじゃ?
ヤバイ、ひじょーにヤバイ。
最近気付いたんだけど、ボク、パンとアイスをこよなく愛していたみたい。
ここ1週間くらい毎日アイスは食べている。ひどけりゃソフトクリーム2つとか、サーティワントリプルとか?
たばこをやめて、ごはんがよりおいしくなったのは間違いないが、この増加率、糖尿病へまっしぐらぐら。
ショックを受けながら本日のディナーはバイキング。
デブは野菜から食ったわけですが、デブだからジンギスカンも食べたし、バターロールも両手にいっこずつ持ってしまうきよし食い、デザートはフルコースで締めはやっばりアイス。デブコースである。
みなさんもご一緒にいかがです?


昨日の走行キョリリンは、302キロロンであるるん。ね、眠い…。
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再  [札幌~洞爺湖~]

2005年07月15日 | 北ニホン / ~05.07.22
2005,07,15

ぶっ飛んでいたせいで、お風呂にも入ってない状態で起きる。
あぁ、うちにいる時は毎日こんな感じだったなーと思い出す。
旅に出ている方が明らかに規則正しい。
ぴゃっとお風呂に入り、朝9時、フィルダ郎を迎えにゆく。
助手席指定だったチャリは、後ろの布団に乗せられ、助手席は久々にすっきり。よく見るとダッシュボードの下の方に、チャリでガリッといった傷を発見。しょんぼりする。
綺麗になった助手席に母上小菊を乗せ、本日は洞爺湖までのドライブでございます。
VIPなので、もちろん交通手段は高速ですの。フフフ。
室蘭あたりで厚かった雲も、晴れ女小菊により洞爺ではすっかり晴れていた。

西山火口散策路は何箇所か入口があるらしい。
荒れた幼稚園の中には、噴火で降った土がいっぱいあって、きれいに草が生えていたり、地面のアスファルトは隆起して大変なことになっていた。
思い描いていたよりはマシだったけども、なかなか興味深い場所だ。
お隣りの昭和新山も見に行く。ここの噴火亭というラーメン屋さんで味噌ラーメンを食べるのだが、これがおいしかった。味噌ラーメンバンザイ!
そして洞爺湖畔からルスツを抜け、帰りは景色を眺めながら下道を走る。
中山峠の道の駅、望羊中山で休憩。そのまま駐車場へフィルダ郎を収め、ホテルへ戻る。
今日も300キロ走ったが、不思議とたいして疲れていない。行きの高速がよかったか?
伯母さんたちのところへ行くと、すでにかおりさんと、今日は従兄弟のたーちゃんも来ていた。今日もみんなでお食事だ。
今日はイタリアーン。めるしー。
本格的石窯でカリカリピッツァ、パスタを食らう。
ピッツァ焼きが気になり、オープンキッチンのガラスに張り付いて見ていると(大迷惑)、無論シェフに話し掛けられる。
名古屋でちょっとやっていたことを話すと、ピッツァの世界大会(!!)に出た時の写真を見せてくれ、名刺までいただく。
「ただいま求人中です」と。
久々に見ると、すごくおもしろそうに見えるなぁ。
おなかいっぱい食べまくり、もと道庁の赤レンガを見て、札幌市の花火の音(今日は花火大会なのだ)を聞きながらホテルへ戻った。


昨日の走行キョリっちは16キロっちでーす。
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都  [札幌~]

2005年07月14日 | 北ニホン / ~05.07.22
2005,07,14

本日も晴天、クルマは蒸されむんむんしながら起きる。
昨日からの停泊場所は、国道に面した小さな公園。
準備を早めに終え、ぽかぽかでキモチがいい風を楽しむ。
ヤスヒラくんのバイクで公園内をニケツ(立ち)したり、ベンチで走り抜けるリス(!?)を見たり。
そして恒例のスーパーで遊ぶ。
パン屋は外せないよね。アイスクリームもだよね。
サーティワンのダブルを頼むとトリプルになっちゃうなんてキャンペーン、見逃せないよね。
いつもはカップで頼むアイスクリームをコーンで頼んだせいで、倒れそうなトリプルを一個ずつ片付ける。なんならファミリーパックでもよかったかな。(でぶ自慢)
お昼も近くなり、とうとうここで、ヤスヒラくんとはお別れである。次会うならば、そこは本州であるだろう。その時までアディオス。またいつか会いましょう。

彼はスーパーで時間を潰す為、スーパーへ消えていった。
僕は待ち合わせをしていたので札幌駅に向かう。
地域一安いらしい(知らんけど)駐車場に停め、待ち合わせ場所の緑の窓口へ行こうとすると、「遅れます」との旨が近代機器によって伝えられる。
すぐさま回れ右。最初に目についた、近代機器を売り付けるショップへと時間潰しで入店。
そこの名はドコモショップ。偵察という名の冷やかし。
仕事を辞めて、早くも4ヶ月半。この業界はホントに目まぐるしい変化をする。すでに知らないことがいくつかあって驚いてみたり。

そうしている間に待ち合わせ人が揃ったようだ。
岐阜からやってきた母、横浜の伯母さん、北見の伯母さんの3人である。
今日からは旅ではなく、ホテル泊まりの旅行になるのである。
とりあえずはお昼ご飯を食べに、駅と併設しているデパートの回転寿司へ。
昼から寿司とは、いきなりの旅行気分なのだ。
たらふく食べたあとは、タクシーを捕まえて、札幌ファクトリーへGO。
タクシーとか滅多に乗らねーぞ?
札幌ファクトリーは、昔の札幌ビールの工場の跡地に、いろんなお店が入っている。
昔風の赤レンガの建物や、ホップを炊いた時の煙突やら、道内には観光名所としてよくある光景だ。
そこでロイズのソフトクリーム(でぶでーす)を食べたり、写真展を見たり。
そうしていると時間は16時をまわった。ひとまずホテルにチェックインしに、再びタクシーで駅へ戻る。
ホテルに着くと、もう一人待ち合わせしていた方、従兄弟の奥様かおりさんが待っていた。
今日は女5人でお食事会なのだ。
荷物を部屋へ入れると、まだ時間があったので、北大散策へぞろぞろ向かった。
桜の木を見ていると、さくらんぼがなっていた。普通の桜でも実をつけるなんて知らなかったなぁ。
で、デカいボクがジャンピングしてもぎとり、みんなで試食。すっぱい。
母が理学部の前で、父がここで勉強していて、どこそこの喫茶店で初めて出会ったのだと、嬉しそうに語る。彼女にとっては思い出深い場所なのだろう。
ポプラ並木を見ながら歩いていると、伯母さん2人と母の3姉妹は植物の名のあてっこに必死だ。
そろそろ予約している時間である。
かおりさんセレクト、すぐ近くのひまわり庭というしゃれた創作料理屋へ連れて行ってもらう。
ボクはまったくと言っていいほど飲めないくちだが、久々に飲むカクテルがおいしくて、かおりさんオススメの日本酒、すずの音というのが日本酒だというのにものすごくおいしくて感動!
料理もなかなかおいしくて、大変贅沢させていただきました。ごちそうさまです。
ホテルに戻りゴロゴロしていると、疲れていたのか、いつの間にか意識はぶっ飛んでいた。


き、昨日の走行キョリは、さ、330キロだったんだな。
ぼ、僕はおにぎりが食べたいんだな。
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駆  [北見~深川~鶴沼~]

2005年07月13日 | 北ニホン / ~05.07.22
2005,07,13

おはようごじゃいます。
天気は快晴、サイコーだ。
昨夜は久しぶりに夜中まで起きていたのでにゃむにゃむ。
ひとつの部屋で、2段ベッドの上にYUKIちゃん、下にボク、しうサンとマリリンはオフトンだ。気分は修学旅行だった。ウキウキ。
どう寝たらそんな風になるのか、とても不可解なYUKI博士(もちろん実験は失敗)の頭を見ながら、朝から笑わせていただく。
YUKIちゃんはなんでも作る。ここではごはんのことだ。
朝、パンがないから、と小麦粉からハーブ入りナンを焼く!スゲー!
チキンの香草焼きやら野菜を包んでいただきまーす。これがオイシイのです!見習います…。ごちそうさまでした!

今日しうサンは西へ、ボクは東へ向かうのでお別れだ。
3人で会ったのはきっと楽しさ2倍だったと思う。
本当に楽しかったです、YUKIちゃん、しうサン、YUKIちゃんママ、マリリン、ありがとう!!

さー、今日も走るぞー。
10時半に北見を出る。爆走あるのみ。
そろそろ疲れたなぁと感じ、道の駅ライスランド深川に着いたのは13時過ぎ。走り過ぎ。
ライスランド深川は今日来場者200万人突破らしく、ちいさなイベントをやっていた。
200万人目の方らしき人が、戸惑いながらちいさなイベントの主役にされていたよ。あらら、きょどってるよ。
今日は暑い!今まで寒いほどの気温で過ごしていたもんだからめまいがする。
久しぶりのでぶ汁放出です。

さらにまだまだ走る。
次の休憩所は、道の駅つるぬま、15時到着。
暑すぎて豆乳ソフトクリームを頼むが、ソフトクリームも暑さにやられ、ものの3分でやや死亡だ。
おかげでマッハで食べなくてはならず、味がよくわからんかったぞ。
にっくき暑さめ!

まだまだまだ走る。
1車線から2車線になったところで右レーンに入り、遅いクルマを罵りながらの爆走。
ばびゅんと飛ばす中、左レーンに怪しいクルマ発見…。
念には念を。そいつの後ろに車線変更。
ボクの後ろを走っていた右レーンのクルマがばびゅんと走り抜けた。
ボクの前のクルマは右レーンに入り、走り抜けたそいつ目掛けて、あの赤いくるくるのをにょーんと登場させたのだ。
やった!やっぱりか。
覆面を見破った喜びと、自分が捕まらなかった安堵感。
捕まった人には悪いが、超うれしー!!
みなさんも走りやすい国道は細心の注意を!
ボクもスピード出す時は、いつも真剣に周囲をまんべんなく見渡しますよ~。

目的の札幌駅に着いたのは16時過ぎ。約5時間半のドライブである。もちろんくたくたである。フー。
これで出発してからの東日本はすべて(トーキョーはなしよ)制覇だ。なんだか満足。
今日の寝床探しを始める。もちろん札幌市内でだ。
いろんな公園をあたってみるが、どれもイマイチ…。
疲れ過ぎて、どーでもよくなってきはじめたころ、セルフのガソリンスタンドを見つける。
ずっと雨が続いていた中、晴れたらフィルダ郎を洗ってあげようと思っていたのだ。
ひとつき半ぶりの洗車は、こってりな虫くんがぺったりしすぎていて非常に苦労する。
ピカピカになったフィルダ郎を見て満足し、寝床はたいしたことない公園で妥協した。
札幌市付近をうろうろしていたヤスヒラくんと待ち合わせ。
せっかく久しぶりに会ったのだが、暑さと疲れのダブルフルコースにてテンションは低く、あまり寝てないもんだから眠たく、22時しょーとーでーす。


昨日の走行キョリは52キロ。
写真は石北峠なのれす。
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嬉  [~北見~]

2005年07月12日 | 北ニホン / ~05.07.22
2005,07,12

本当に久々に暑くて目覚める。
予報どおり、天気は晴れのようだ。やったね。
ここ、道の駅おんねゆ温泉はかなり広め。
おかげで朝っぱらから観光バスが続々停車する。観光客は続々トイレへGO。
時間をずらして車を降りるも、すぐに入ってきたバスにやられる。

今日はリンクしている2人と会う約束をしている。
一人は「ユキイロのたび」YUKIちゃん。
もう一人は「SOTO」しうサン。
YUKIちゃんは6月24日に日本一周を終えて北見に戻っていて、いつかは会いたいね、という話になっていた。
それとは別に、しうサンとは以前近くに滞在していたこともあって会いましょうか、という話になっていた。
たまたまそれが同時期になり、どうせ日本一周繋がりならば3人一緒に会いましょう、ということになったのです。

北見市民会館にて昼頃待ち合わせ。
ボクがいちばんのりである。
ワクワクドキドキ!!
そこに現れたのは、白いクルマでのYUKIちゃん。はじめまして!!
バイクで来るもんだとばかり思っていたので、ビックリしながらもご挨拶。
しうサンはまだ連絡がつかないので、先にYUKIちゃんが見つけてくれていたカフェへ行くことに。
カフェめしにて、最近ずっと食べたくて食べられなかったカレー(キーマだった)を頼む。
2人してご飯を食べ終えた頃、しうサンから連絡。もうすぐ着くらしい。
そして、しうサン登場!!
ものすっごくビックリしたのが、ボクはずーーーーーーーっとしうサンは男性だと思い込んでいたのに、実は女性だったのだ!!
しうというHN(自己紹介での名前も男性風)、キャンピングカーで旅をしていることなどからして、完全に疑いもしなかった。不意打ちだぜ。
思いがけず、突然2人も女性の旅人と出会えて、なんだかテンションは上がり気味だ。
女性の旅人自体初めてに等しいのである。
しうサンはボクらを待たせたお礼として、パフェをご馳走してくれた!!あじがとう!!

気がつけばカフェには約4時間ほど居座っていて、天気もいいしそろそろ行くか、と店をあとにする。
しかし、店の外に出れば、しうサンのばかでかいキャンピングカーが停まっているもんだから、ボクとYUKIちゃんでキャンピングカー探検。(カフェの駐車場でね)
初めて見たよ、キャンカーの内部。
スゲーの。ほんっとすげーの。
しうサンのは多分、そこらを走っているものより大きいんだと思う。すごいしか言えないもん。
めちゃくちゃ欲しい・・・。
しうサンはコインランドリーに洗濯をしに行くというので、ボクはYUKIちゃんに付いていき、YUKIちゃん宅にお邪魔させていただく。
YUKIちゃんがご飯を作っている間は、さんざんネット三昧。
ご飯が出来たら、ちゃっかり頂いたりなんかしちゃって。
本当においしかったです、ゴチソウサマです!!
YUKIちゃんのママパパと団欒していると、しうサンから洗濯が終わりそうだとの連絡。
方向オンチだと言っているしうサンの為に、ボクがコインランドリーまで迎えに行く。
しょうがねぇなぁ、しうサンよ。ボクは一回通った道ならバッチリなはずなのだ。(8割方)
そして、しうサンと愛犬マリリンもお邪魔させていただき、ご飯をご馳走になり、だんらん団欒。
途中で課長さんも来たりして、YUKIちゃんと一緒に友達の誕生日プレゼントだと言いながら、エログッズ作成に余念がない。(かなり本格的でスバラシイ!)
こんなにたくさんの人とご飯を食べることも、こんな家庭で楽しくお話することも、旅をしていると感じることがほぼできないことなので、とても楽しい。
ついにはお風呂に入らせていただき、しうサンとふたりしてお泊りまでさせていただいてしまうことに。
本当に突然来たのに、すみませんでした。
なんだかとても楽しくて、嬉しくて、あったかい日でした。


昨日ノ走行キョリハ294キロデス。
ココ来ル為、ガンバテ走リマシタ。ツカレタアル。
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失  [由仁~滝川~留辺蘂~]

2005年07月11日 | 北ニホン / ~05.07.22
2005,07,11

走り続けて、着いた先は道の駅マオイの丘。マオイってなんだ?
朝明るくなってから気付いたのだが、ここは駐車場が広くて、なぜかキャンピングカーがずらりと停まっていた。およそ6台ほど。人気停泊場か。

本日も雨でのスタート。今日こそどんどこ走るのだー。
基本的には同じ道を通ることや、引き返すということがひっじょーにイヤなのだが、道内ほぼ1周を終えてしまってからでは、そうも言っていられないのである。
多少距離が遠くなるくらいであれば、進んで違うルートを選ぶのだ。
そんな理念のもと、もと来た道を東へ戻る。仕方なく。

やっぱり長く走ると、北海道の道路事情が変わっていると思わされる。
というより、飛ばす人と飛ばさない人の差が大きく、たいていの人が煽られても譲らない。
気付いていないのか、譲るという考えがないのかなんなのか。
走っていると、降っていた雨はやみ、時折青空さえ見えるようになったぞ。久しぶりに青い空を見たなあ。
道の駅たきかわに着き、初いももちを食べてみた。甘辛い砂糖醤油が正月をフラッシュバックさせる。意外とおいしい。
道の駅とうまで、でんすけという黒いスイカを見つつ更に走る。
層雲峡をするりと抜け、滝をちょこっと拝む。
石北峠は霧だった、あーぁ。

走ってばかりの今日、留辺蘂に着いたのは夕方過ぎ。
道の駅おんねゆ温泉のトイレには、「食器洗い禁止」としつこく貼紙が。
「防犯カメラ設置!悪質な場合は通報します」
そこまで書かれちゃさすがにできませんよ、以前一体何があったのですか?ということで、近くにあったキャンプ場までご飯を作りに行く。
そこにはライダーさん2人がテントを張っている最中であった。
こんちはー、と挨拶だけ済まし、黙々とパスタを作り始めると、どこから来たんですかトークが始まる。
パスタを作る手は休めずに話していると、「今夜一緒に飲みませんか?」と誘われるのだが、今日は疲れているので早く寝たいし、このキャンプ場では停泊したくなかったのでお手柔らかにお断りした。
ご飯を食べると、近くのつるつる温泉という、ネーミングに疑問を抱く温泉へ入りに行く。
貴重品はフロントに預けるらしく、預けて入浴。
温泉はあたまが痛くなるほどたまご臭い。
硫黄じゃなくてたまごなのだ。ちょっと気持ち悪い…。
早めに上がって、預けていた財布を受け取ると、財布が開いていた。
ん?
とりあえずクルマに戻り、確かめてみる。
もともといくら入っていたか定かではないが、毎日の支出を30分ほどかけて計算すると、約1万円計算が合わない。そう、足りないのだ。
しかし、フロントの人が盗るなんて考えづらいよな~、でもちょうど1万ってのも変な話だし…。
散々悩んだあげく、聞きに行った。
もちろん、「えぇ、盗りましたよ」なーんて言うはずもなく、「えぇっ!?本当ですか。ここは僕以外誰もいないし、大体そんなことしたらクビですからねえ」と言われる。
こんな時、心理学を勉強していたら、動揺しているかどうかなんかを見抜けるのかなぁ、なんて考えながらトボトボ帰った。


昨日の走行キョリは138キロナリ。
我輩少しブルーナリ。
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怠  [室蘭~千歳~]

2005年07月10日 | 北ニホン / ~05.07.22
2005,07,10

大雨だ。
横なぐりだ。
どうしてだ。
どうしてなんだ。
ここ最近ずっと雨じゃないか。
雨はキライじゃないが、こんなに降られちゃまいっちまうよ。
昨日降られて行けなかった地球岬は、今日も行けない。
洞爺湖の散策路も行けない。
雨だとなーんにも楽しめないのだ。

本日サンデーな為、テレビもニュースをやってくれない。
お子様向けありがちアニメや、中川家の波瀾万丈くらいだ。
ついつい、たいして興味のない中川家の今までを、長々と見てしまうオレってだめなやつ。
見ながら今日の準備は終了。
準備したはいいが、はて、どうしよう。
そう、ネットがしたかったのを思いだし、図書館を探すと室蘭市立図書館がヒット。
古いモニターは目がチカチカして非常によろしくないが、セキュリティは甘かったのでしたいことができ、まぁ満足。
そこでメール受信、ぴるるるるるるー。
少し前に、電子おてまみをいただいたノグチさんからである。
ノグチさんはaiwebを見て下さっていて、ご自身も現在道内に旅をしに来ていたということで、会うことになっていたのだ。
ものすごく近くにいるらしく、図書館まで来てくれるらしい。
で、登場。ハジメマステ。
ノグチさんは35歳、奈良のドライバーである。
彼も地球岬に行きたいとのことだったので、2台で向かう。
もちろんまだジャージャーね。
傘をさして歩くも、傘が折れそうな勢いだ。海は無論よく見えない。しかもサムイ…。
やっぱ雨の日、外出ちゃだめね。危険キケン。ピショビショクタクタアルヨ。
どこかお店へ入ろうかと思っていると、ちょうどお昼時だしご飯にしますか、と、ノグチさんオススメラーメン屋「山岡家」へ行く。
なんと!ご馳走になってしまいました。ありがとうございます!いぇーい。
ラーメン対談約5時間。ラーメン屋に5時間滞在は新記録ですねぇ。
ノグチさんは有給休暇消化ちゅうの旅。この旅が終わったら中国へ留学するそう。
そんな話やら、ボクのこれからのルートを話合ったりしながら、そろそろ出ますか、とラーメン屋をあとにする。
なかなかおもしろかったです、留学頑張ってくださいね~。

夕方16時半、ようやく走り始める。やっぱり雨の日はスピード出せないし、見づらくてデンジャラスなんだよなぁ、なんてブツブツ言いながら走った。
写真は昨日の地獄谷。

昨日の走行キョリは186フォー!
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霧  [新冠~苫小牧~登別~]

2005年07月09日 | 北ニホン / ~05.07.22
2005,07,09

またきた。
とうとうきた。
皆が待ち侘びている週末が。
道の駅なんてどこもかしこも朝から大賑わい。
この新冠の道の駅でも、花の市場が出没、朝から駐車場は満車です。
ああ、イヤダ。週末はいつでもキライさ。週末が楽しみだなんて、学生の時だけさ。
でも気になって見に行ってみると、観葉植物全品半額の札が。
ほ、ほしい…。
そこをぐっと堪え、ウチのクロトンやらぱきらたちは元気だろうかと、思いを馳せる。ぐるぐる。

新冠はサラブレッドの街らしい。少し西へ進むと、サラブレッド銀座という牧場ばかりが連なる道路がある。
むちむちな筋肉美を一度拝んでおこうと、銀座に足を踏み入れる。
ちょっと違ったハイジの気分。柵付近にいる奴らに近づいて撮影しようとすると、徹夜したような充血した目をしているやつを発見してしまい、ハイジもげんなりだ。
そしてオウマさんを正面から見ると、意外にもブサイクなことに気付きさらにげんなり。
さて、昨日も浦河町でお世話になったのだが、肝心なことをし忘れていたのを思いだし、苫小牧図書館へネット閲覧をしに行く。
残念ながら、苫小牧はセキュリティ万全のようだ。書き込み出来ないどころか、BBSもブログも見れやしない。
しばらくして出てからネットカフェを探すも見つけられない。
それこそ図書館で調べればいい、と気付いたのは大分あとのことである。シマッタ。
その途中、3冊¥100の素敵な古本屋をみつける。
3冊¥100の棚には、少し前ボクが1冊¥100で4冊買った本があった。見たくはなかった。
もうけっこう時間がたっていたので、今日のメインディッシュの登別へいささか急ぐ。
そう、天気が悪いとは言え今日は週末なんだった。の割には観光客が少ない感じ。
地獄谷は硫黄山と変わんない、大湯沼は水面に湧き出てくる湯がコポコポしていておもしろかった。
が。とうとう雨が降り出す。
テンションが下降気味になりながら、日帰り温泉さぎりの湯へ行くと、ここが大繁盛で駐車場がえらいことになっていた。
停めるスペースはあるにはある。しかし、この自慢のゴッドハンドをもってしても超困難な駐車なのだ。
試行錯誤した結果、15分ほどかけて無事駐車。
このゴッドハンドに手間取らせやがって。
それよりも温泉に浸かっている間に、ゴッドハンドをお持ちでないドライバーにフィルダ郎が傷つけられないかが超心配である。
その割には2時間ほどゆっくりして出てくるボクである。
そうそう、このあたりの電柱には、「登別といえば…、クマ牧場」とあるのだが、違うだろうよ、何横取りしようとしてんだよ、とツッコミたい。
国道36号はよく捕まえられているのを見た。
で、思い出した。
ずーっと北海道上陸してから思ってたんだけど、北海道の2車線って、まさか左が追い越しってな常識?
みんな右にいるんだよね、でもってスローなの。
左は早いの。そんでもって煽られたら左のカーが右にゴーなの。
おかしい…。
誰か道内の常識を教えておくれやす。


昨日の走行キョリーンは181キローン。雨サザーン。
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久  [大樹~えりも~]

2005年07月08日 | 北ニホン / ~05.07.22
2005,07,08

ようやく降っていない朝が来た。しかし相変わらず寒い。
最近よく寝る。ハンパナク寝る。
夜は早けりゃ22時前に意識不明、朝は遅けりゃ9時まで寝てる。
この睡眠時間は小学生でもないぞ。無意識に疲れがたまっているのかにゃー?
今朝も例外なく、だらだらと過ごし、ノーメイクという手抜きにも関わらず出発は11時。

以前HPつながりの旅人に、広尾からえりもまでは、じゃり道になろうとも海岸線ギリギリを走ってください、すごい景色に出会えます、とアドバイスを受けていた。
国道236から336、道道34を走った。これ以外により海岸線に近い道はあったのかな?
あいにく、雨は降ってなかったものの、霧が出始めていたので、そこまでスンバラシイ景色には出会えなかった。
きっと晴れていたら積丹半島の海岸線と似ているんだろうな、と思った。
やはり天気がパッとしないとやる気が出ないのはいつものことで、走り屋のボクとしては珍しく、時速60キロくらいを保って走る。
道内の走り屋はボクに限らないね、後続車は続々とボクを抜きにかかる。
そんな時には、さっさと抜いてくれ、と左に寄せるわけだが、気付くとなぜか無意識に70キロくらい出てしまっている。
意地悪したいわけじゃないんだ。
調子がいい時にはボクもガンガン抜くけれど、抜かれるクルマは抜かれる瞬間、なぜかスピード上げるの。なんでだろ。

てれってれ走って、えりも岬とうちゃーく。
風が強いと聞いていたので、防寒して車外へ出るとそうでもない。
しかし寒さは真冬です…。
どれっくらい寒いかってゆーとー、えっとねー、まずねー、息が白くてメガネが曇るでしょー、んで、手がかじかんでメールが打ちづらいでしょー、あとはハナたれてるかどうかわかんないくらいかなぁ。
伝わった?
とにかく寒いので、写真だけパチッと撮っちゃってクルマへ戻る。
岬というのは意外と呆気ないものである。
自分の頭の中で地図を張り巡らせ、今自分はここの端っこにいるんだ、とイマジネーションしない限り、単なる海岸なのである。
あーコレ理屈っぽいねぇ。でもホントのこと。その地を踏んだって、想像できなければ楽しくなんかない。
ちなみにボクはある程度できますが、なんせ現実を見てしまうほうなので得意ではないかも、です。
とまぁ、話が全然関係ないほうへいってますが、要はえりも岬行ったどーってことね。

再び走り出すと、天気はどんどん悪化していく。
霧だ、霧。見えませんよー。
久しぶりにネットをしようと思いたち、図書館を探すといい具合にはっけーん。
1時間まったりとメールチェックやネット閲覧。
あぁ、パソコン。タノシスギ。
ご満悦にて図書館を退場。
もう夕方だし、お腹が減ったのでご飯を作る。
しめじとネギを取り出し、恒例くんくんチェック。
よくよく見ると、アラ白カビさんこんにちはー。
ソッコーさよーならー。
こんなに寒い毎日だってのに早過ぎだぜ、しめじくん。ネギさんはよくもったほうだね。
こんな調子じゃ、西日本はさらに自炊なんてできやしねぇぞ?
やっぱりナマモノを持つのは避けるべきだったか…。
結局玉ねぎとパスタを一緒に茹で、カルボナーラソースを絡める半調理。それくらいが限界かなあ。
冷蔵庫ほしいけど、スペース的にもキツイし、電源も乾電池というわけにも、シガーライターというわけにもいかんだろーなー。
どれだけ考えても良いアイデアは浮かばず、黙々とパスタを喰らう。
白カビさんと友達になってしまったしめじくん達を捨てたかったので、トイレ付近をウロウロ。
「道の駅で出たゴミ以外は捨てないでください」
「ゴミはお持ち帰りください」
最近コレ多いのね。まー当然なんですけどね、旅人は困るのね。
ここはゴミ箱自体はあるはずなのに見当たらない。
ゴミ片手に肩身せまーくゴミ箱を探していると、「ゴミですか?」と、道の駅の人らしきに声をかけられた。
しまった~、怒られるかな~、と思いきや、「捨てておきましょうか」と言われたのである!
あれぇ?ボク片手にゴミ、片手に鍋持ってたよね?
明らかに自分のとこのゴミってバレてるよね?そんでもいいの?
「あのー、ナマゴミと缶なんですけど、いいんですか?」
「…えぇ、大丈夫です」

…の間はなんだろう。
まぁいっか。ホントはダメだろうに、おじさんありがとう。


昨日の走行キョリは33キロだったとです。
最高新記録かと思ったとです。
でも函館で10キロっていうのがあったの、忘れてたとです…。
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耐  [中札内~忠類~]

2005年07月07日 | 北ニホン / ~05.07.22
2005,07,07

七夕である。
しかし雨がやまないのである。天の川なんて見えそうもない七夕である。
これで何日目か。じゃーじゃー降り続ける君は嫌がらせでしかないな。
雨に文句を言ってみたところで嫌がらせは変わらず、より一層強く降り続けたりしちゃうので、もう今日は読書する!

買ったのに読んでいない本、推定7冊。
本は好きだ。でも旅のが好きだ。
旅の途中で気になる本があるとついつい買ってしまう。気になる本(雑誌も含め)とは基本的に一期一会だと思っているのだ。
今逃したらもう手に入らないかも…、と思うがゆえ、買ってしまうわけだが、旅の最中はもちろん旅の方がおもしろいので、本がたまっていくという塩梅なのだ。
今日は最も気になっているクラブハーレーを読むことに。
ふんふん、専門用語がようわからん。
わからんとこはヤスヒラくんに聞いてみるが、イマイチわからん。
とりあえずボクが好きなのは、クラシックとアメリカンらしい。しかも旧いのがイイ。
ハーレーになると、車体もビッグだが、プライスもビッグだ。むう。あとどれくらい先になったら乗れているのだろう…。

昼が過ぎても雨足は変わらず、気温はまぁ息が白いくらい?
寒すぎるしお腹も減ったので、久しぶりにカップラーメンを食べる。
寒い中食べるカップラーメンってオイシサ2倍だよね。しかもシーフードヌードルね。限定ね。
ここ、なかさつないの道の駅は今年4月にリニューアルしたらしく、とてもキレイで、おいしそうな食べ物がちょこっと置いてある。
その中にジェラートがあったのね。食べたくて見に行ったら、シングル¥250、ダブル¥300。
だからぁ、山形の天童でも同じ料金設定だったけど、¥50の差だったら間違いなくダブルにされちゃうんでないの?
で、迷わずカマンベールチーズとキャラメルのダブルにしたわけですが、カマンベールチーズを推しているだけあってウマイ!!
中札内の道の駅に来たら食べてみてね~。

そうこうしているとあっという間に夕方。
ヤスヒラくんはテントを張ったままだ。
ボクは少しでも動きたいので、連泊する彼を置いて移動することにした。
少し南へ下った道の駅忠類は、ナウマン温泉がある。
ナウマン温泉の由来は知らないが、なかなかキレイで居心地よかったので、気付けば2時間も入っていた。

今日の写真はとっておきの利尻富士。
礼文から見た最高の利尻富士だよ。
雨だと写真も撮れないよ。


昨日の走行キョリは37キロでした。
こんなに走らなかったのは初ですな。
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続  [帯広~中札内]

2005年07月06日 | 北ニホン / ~05.07.22
2005,07,06

今日も起きると雨である。ちなみに明日も雨らしい…。
雨だけならまだしも、これだけ寒いと、何もやる気がおきないのだ。この寒さは10度を切っているはず…。
昨日と同様、ダラダラ日記を書いたり、本を読んだりしているとあっという間にお昼だ。
今日は六花亭本店が目的地。
帯広駅で本店の場所を聞くと、歩いて行ける距離だったので、駅にクルマを置いて行く。
本店へ入ると、そこはまばゆいほどのお菓子の世界。
どれが欲しいとかじゃなくて、店ごと欲しい。
そんな野望はさておき、北海道に来たら必ず食べるバターサンドに狙いを定めて突進していくと、ちらりと見えたショーケースに生ケーキが!!
ケーキケーキ!!
いやっほーう!おいしそー!
しかもなんでこんなに安いんだ!?
ショートケーキも、生チョコケーキも、スフレチーズも何もかも¥100~である!
高くても¥300もしないのだー。
興奮しすぎておねいさんに、「どうしてこんなに安いんですかっ」と、小学生のごとく質問してみると、おねいさんはたじろぎながら苦笑を浮かべ、「みなさまによりおいしく召し上がっていただく為です」とさ。
なかなか機転きくじゃないのさ。ちっ。
値段はシャトレーゼ並でも、商売根性はさすが六花亭、感心感心。
で、チーズケーキをこよなく愛すボクは、スフレチーズと、3時間以内に食べないといけない(わけでもない)サクサクパイ(本店限定、しかし釧路にもあるらしい)を購入。
その場でサービスのコーヒーと共に食べました。ウマー。
でもここは椅子がなくてゆっくりはできないので、チーズプリンとコーヒーゼリーとバターサンドは、駅前長崎屋の中のテーブルで食べました(買い過ぎ)。

ここではまた本屋で長々立ち読みをし、食品売場でうろちょろしてみる。
雨がまったくやまないので、今日の寝床へ移動。
予想気温5度の中、道の駅の屋根下でご飯を作り、急いでクルマに戻って毛布へくるまった。

今日の写真はフィルダ郎の総走行キョリ。
たまたま見たら、ラッキー8だー!っちゅうことで撮ってみた。
7月10日でフィルダ郎がウチの子になって早1年。その当時は12700キロだったのに、たった1年で26000キロも走らせている。
無理をさせているかも知れん。今だって、以前青森でオイル交換してから3700キロも走ってるのに、ついついオイル交換を忘れてしまっている。
もっと可愛がってやらにゃあいかんなぁ。


昨日の走行キョリは171キロ。
でらちょうどイイカンジで走ったがや。
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雨  [富良野~帯広~]

2005年07月05日 | 北ニホン / ~05.07.22
2005,07,05

起きると外はアメ。雨降りである。
むう、やる気ナッシングだ。準備は超手抜き、ノーメイクだ。
最近この日記を夜書いていると、いつの間にか眠ってしまっているので、続きを朝書くのだが、朝書くとなるとなんだか出発がかなり遅くなってしまう。
朝だと時間をくってしまうらしい。
今日も朝やっていたら、あっという間に10時になっていた。

雨なのでどうしようか、と考えて、まずはスープカリーを食べに行くことにした。
スープカリーが有名なのは札幌なのだが、元祖といわれる「きたぐに家」という店の分店が富良野にあるらしい。
初スープカリー。オーダーしてから出てくるまで、えっらい待たされた。
まさか今煮込んでるなんてことはないよね…?
出てきたブツ。しゃびしゃびスープそのものだ。具はチキン、じゃがいも、人参、ピーマン、タマゴ。
スープカリーで具を煮込むのではないんだね、野菜たちはカレーの色をしていない。あとから盛り付けているだけか。
味は、ふーん、といった感じ。何かが物足りない…。
もっとおいしくできるんじゃないかなあ。
おなかもいっぱいになって、雨宿りの為、ぷうさんにも教えていただいた富良野チーズ工房へ。
来てみたら、来たことがあるのを思い出した。
チーズQ&Aをやってみたり、試食したり。
だめだー、チーズはきらいじゃないが、カビをつけるのはいかん。セメントの味がする。
隣のアイス工房へ行って、かぼちゃとチーズのジェラート(もちろんダブル。でぶだから)を食べる。ウマイ!!
ここではチーズの勉強をするも知れていたので、そんなに時間がつぶせなかった。仕方なく出発だ。
帯広までのあいだ、テントを張れそうな場所がないので、とりあえず道の駅南ふらのへ。
ここもまたビッミョー…。
帯広まで走ることにした。
狩勝峠は濃霧だ。寒くて寒くて暖房をつけた。するとあれよあれよとガラスが曇る。雨の日とかってこれが嫌なんだよねえ。
あ、そうそう、狩勝峠で思い出しましたが、7月1日、62日目の日記に書いた日高狩勝峠は誤りで、あれは日勝峠でしたー。すみません。
帯広に入り、スーパーで休憩。
今日はグルメの日。帯広では有名な豚丼を食べるのだー。
元祖といわれる「ぱんちょう」に行くも定休日。おう、タイミングばっちしじゃねいか。
元祖は諦め、「新橋」へ。
豚丼。それは豚がのっているどんぶり。
どんぶりテンコ盛りの光る白飯、ご主人誇る濃いめのタレをからめて焼いた甘く香る豚。ご飯の下には秘伝濃厚タレ。
で。まぁフツーだった。
ひとつだけケチをつけるなら、ご飯の量と豚のバランスが悪すぎて、豚丼というよりタレ丼だねってこと。
さぁさぁ、気温11度(しかも雨、風アリ)にて冷えたカラダを筒井温泉にて暖め、今夜の寝床に向かうぜえ。


昨日の走行キョリは163キロでぇ~、超いい感じで走ったってゆうかぁ。
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眠  [三笠~富良野~]

2005年07月04日 | 北ニホン / ~05.07.22
2005,07,04

足がかゆい。とってもかゆい。
裏ではない、甲の方だ。
虫に刺されたようだ、蚊ではない。
気がつくとめちゃめちゃ腫れてるじゃん!!
ブヨかー!!
ブヨはかゆいし痛い。しかも治るのに1週間くらいかかるし、治っても痕が残る。
いつの間に。サイテーだ…。

朝から虫刺されで気分悪く、洗濯をしたいのにコインランドリーも見つけられんかったもんだからできないし、ちょっと天気悪いし、風強くて寒いしー。
やる気でねぇよ、ということで昼までダラダラ。
お隣りのイオンへ行って、カフェでダラダラ、ビレバンでダラダラ、本屋でダラー。
3時間くらいはいたのかな、本屋では最近気になり過ぎているバイクの雑誌を見る。
バイク自体どんな種類があるのかも、なーんにもわからないくせに、買った本はクラブハーレー。
ちょうどハーレーに乗る女の子の特集だったし。この本高かった~。
中型二輪取らずに、一気に大型取れるのもわかったぞ。

なんだかカフェなんかでお茶したりすると、フツーの生活をしているようだ。贅沢な気分。
帰りに道の駅の直売に寄る。
ここ三笠の直売はいつも安い。
よく見るとたまに、「も~これダメでしょー」てなキャベツがあったりするのだが、そんなのは3玉¥100とかになっちゃってて余計に安い。
主婦の血が騒ぐ。ナス¥100とシメジ¥50をお買い上げ。ナスは6本もハイットルヨ。いやっほう。
さてさて、移動しますか。
重い腰を上げたのは午後3時。

東へ行くことにしてみる。
もう行き先なんて超きまぐれ。大体まわっただろーと思っているだけに、その時の気分、天気で決めている。同じ道だろうがノープロブレムだ。
富良野へ向かう途中、桂沢湖というのがあったので寄ってみた。
クルマを降りようとした時、旅始めて以来の大失態に気付く!!

サンダルがなーい!!!

ボクね、運転する時ハダシなの。
だからいつも靴じゃなくてサンダル履いてんの。
サンダル脱いだらすぐに運転できるわけ。サンダルが好きなわけ。
でね、変に潔癖だからね、ハダシで運転するからね、足元は汚したくないの。
先にお尻を運転席に乗せて、靴またはサンダルを外で脱いで、ちゃんと靴(またはサンダル、ってもうわかったって?)の裏と裏をパンパンして砂やらを落としてから、やっと乗車なわけ。
もうわかったと思うんだけど、サンダルだけ脱いで、そのまま出発しちゃったわけ。

も、これすっごいショックね。しかもサンダル3足あるんだけどね、いちばん気に入ってるやつなの。
出てきてから20キロ強は走っていたよ、でもすぐに戻ったよ…。
こんな無駄なランはいらんかったー…。
戻ってもすでになかったらどうしよう…という不安はすぐに消え去る。あーよかった。

無駄な時間をくったせいで日がおちてきた。
目的の山部太陽の里キャンプ場に着くと小雨が降り出した。
ここは駐車場からかなり山の中へ歩いた場所にキャンプ場があるみたいなので却下。
次は中富良野森林公園キャンプ場。ここは今年から有料になったというのに、お金払ってまでは泊まりたくないような設備である。
ヤスヒラくんが泊まったことのある日の出公園キャンプ場は、同じ値段ですごくよかったようなのでそちらへ移動する。
ここはいいどー。トイレがキレイなのはもちろん、シャワーもコインランドリーも24時間使えるし、休憩室も24時間利用可。
バーベキューなんか出来るスペースも22時まで照明がつくしね。
腹ペコだったのですぐさまパスタを作り始める。
…寒い、サムイ、さむい!!
気温は一体何度だ?風速は何メートルだい?
寒すぎて、真冬に着ていたキルティングジャケットを着ても、その上にヤスヒラくんのレインウェア(もうボードウェアと変わらない)を着込んでもサムイ!
無論くつしたなんて装着済みだ。
調理の際の、風除け秘密兵器も今日は出番なしである。
ヤスヒラテントの中で調理するしかなかったのだ。
食べていたら、どこかのおじさんが、バーベキューサイトで肉を焼いているからおいで~と言ってくれ、いそいそとパスタで膨れた出っ腹をユサユサさせながら向かう。
そこにはそれぞれ旅をしているひと、4人が集まっていた。
旅を始めてから、初めて女性に出会った。しかも愛知県らしい。バイクらしい。うらやましい。
あっ、韻ふんだや。


昨日の走行キョリは125キロっす。
自分、昨日はサボったッス!
写真は名もない滝ッス。
嘘っす、名は忘れたッス!押忍!
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晴  [余市~札幌~]

2005年07月03日 | 北ニホン / ~05.07.22
2005,07,03

騒がしくて目覚める。
起き上がってみると、駐車場がクルマで埋まっているじゃないかー!
道の駅スペースアップルよいちは満車。何があるのか。
ひとが集まっている隣のニッカの工場の方へ行ってみると、白いテントが並ぶ。お祭り?
いちごが安かったので買って、おじさんに聞くと、北海ソーラン祭というのだと言う。
そういえば昨夜も騒がしかったなぁ。
工場内をぐるーっと回って、タコ焼きととまとも買った。
満車にも関わらず、のんびり準備をしつつタコ焼きを食べる。
このタコ焼きがまたマズイ!おじさんの人柄で買ってしまったようなもんだが、ソースはほとんどかかってないし、中はタコしか入ってない。
キャベツも天かすもなーんもなし。小麦粉食べてる状態ね、わかる?
タコ焼きがマズイとなんか悔しいね。いちごでお口直し。

今日からは予定がまったくなしなので、どうしようかと考えあぐねていると、ヤスヒラくんからメールだ。
久しぶりに会うか、となり道央へ。
のーんびり走る。
そろそろ洗濯をしたかったので、コインランドリーを探しつつ走るが見当たらない。旅人の為に、ナビの機能でコインランドリー検索を作っていただきたいぞ。
今度は¥100ショップを探す。これは日用品のお店で検索すると、運がよけりゃダイソーの名前が出てくるのだ。
今日はばっちし、小樽のベイなんちゃらというでっかいでっかいデパート(?)兼ヒルトンに行く。
¥100ショップは憩いの場である。ここなら無駄に2時間はつぶせる自信がある。店の存在は、旅人には欠かせないハズだ。
今日の入手品はクーラーボックス。つっても単なるハッポウスチロールだぴょん。
ファイヤーライダーズのナガサワさんに野菜なんかの保存として、車内にそのまま置くよりは、ハッポウスチロールに入れておいたほうがましだ、と聞いていたのだ。
たまたまベストなサイズを発見したので購入うぅ。
あとはケーキ屋さんで段ボールをゲット。
こいつはご飯を作る際、北海道はどこにいても大体風が強くて、時間がかかったりと困難なので、コンロごと段ボールに入れて調理しろとの、これまたファイヤーライダーズのヨネハラさんのアドバイスなのだ。
あとは細々したものを見てまわり、たいしたものは買っていないのにホクホク顔でクルマへ戻る。
お金がない時の買い物は、なぜか何を買っても楽しいのだね、ワクワクしちまうよ。
今日は快晴だし、るんるんで窓なんか全開にしちゃって国道5号を走っていたら、さすが札幌、渋滞に巻き込まれた。
巻き込まれてから、「この先渋滞区間が続きます」とか案内されてもねえ、ナビさんよ。

注文は山ほどあるぞ、ナビ野郎!
まず、トヨタ純正だからといって、トヨタの店全部検索できなくてもいいんだぞ?
そんなの収録するなら、ネットカフェと、銭湯と、コインランドリーを収録してくれ。
あと、わけのわからない道は案内しないでくれ。
「もうじき直進です」、そんな案内いらなくね?
ここどっち?っていう重要なとこでちゃんと右か左か教えておくれ。

こんな感じでウチの子はちょっと足らんですな。
その割にはよくやってくれていますよ、感謝してます。
札幌を抜け、道の駅三笠へ到着。奴はまだ来ていないようだ。
早速ワクワクしながら、買ったものの整理整頓。
京都ファイヤーライダーズにしばらくお世話になっていたので、久しぶりに開ける食料袋。
野菜を見ると、見た目はいけそう。
しかし袋を開けると、ほうれん草が異臭を放つ!半分のタマネギも苦しいニオイだ!
ハッポウスチロールに入れられずに逝ってしまった野菜達、すまんね。
今日買った大根が、君達の代わりにちゃんと入るからね。
そうこうしていると奴が現れた。
会った第一声が、「あれ、焼けた?太った?」
確かに両方間違ってはいないだろう…。しかしやっぱヤバイか。
そのまま隣にあるイオンへ行き、今夜の買い物と試食大会(パン屋の巻)。
今晩のメニューは、ブタバラ肉のジンギスカン風、豚汁、大根サラダでございます。
彼が買ったばかりだという網を使いたかったらしく、ジンギスカン風なのだが、バラ肉は焼肉には向かないね、アブラばっかだしね。
ボク、共食いになってるよ。


昨日の走行キョリは220キロなのねーん。
今日どこも行かなかったし、写真は洞爺湖で我慢してねーん。
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別  [洞爺湖~ニセコ~積丹~]

2005年07月02日 | 北ニホン / ~05.07.22
2005,07,02

またもやVIP待遇にて目覚めたaiでございます。伸びができるってすてきー。
朝から大浴場へ行き、温泉に浸かったりなんかしちゃって、ぶいあいぴーだね、びっぷびっぷ。

とうとうヨネハラさんもナガサワさんも、今日の夜のフェリーで帰ってしまう。
さみしいが、最後の日だからこそ楽しむのだ!

洞爺湖をあとにし、ニセコへ向かう。
ニセコは以前道の駅だけ行ったが、まったく見ていない。フャイヤーライダーズに続き、道道を走る。
道の駅ルスツ230から、細川たかし記念碑まで行ったが、あまりのショボさにビックリだ。
前来た時にはすっかり忘れていた、羊蹄山の涌き水もしっかり汲みに行く。
ニセコの駅はカレー臭が駅いっぱいにしていたけども、メルヘンなかわいらしい感じ。
カレー臭もまたメルヘンだ。
そこから五色温泉へ。入りはしなかったが、でっかい湯畑を見る。草津よりも大きいぞ。

そこから積丹半島の方へ抜ける為、道の駅いわないへ。
ここは港がすぐ近くにある。
ここも前来た時に気になっていた、漁師のごはん処とうたっているさびれたお店へお昼ご飯を食べに入る。
いろんな定食があり、イクラやウニ以外はほとんど¥600。安い。
ボクとヨネハラさんはホッケ定食、ナガサワさんはイカ刺し定食。
おいしかった~。ここでもまたご馳走になってしまう…、本当にアリガタイです。

ここからは半月前に来たルートとまったく同じ。
今まで旅してきた中で1番気に入っている、積丹の神威岬へ行く。
岬の少し手前にあるパーキングに入るところまで同じである。
ここでは羊蹄山で汲んで来た涌き水を沸かしてコーヒータイム。
ヨネハラさんは、この景色にこのコーヒーはニッポンいちや、と繰り返す。こんな些細なことだけど、贅沢な気分になるのは同じである。
今日はずっとすっきりしない天気だったが、なぜか神威岬の時だけ見事に晴れた。日頃の行いがものをゆうんスね。
神威岬の削られた岩場、青すぎる海、咲き乱れる花々は、撮っても撮っても撮りきれない。
デジカメは所詮メカニック。人間の肉眼にはかなわん。人間ってよくできたイキモノだよね。
何度見ても飽きないこの風景は、いつ来ても同じであってほしいと願いつつ、神威岬をあとにする。
お次は余市。
ここへ来たら外せない柿崎食堂。あの激安イクラ丼だ。コレステロールのかたまりだ。
また道の駅へクルマとバイクを停めて歩いていく。
積丹の方でもやっていたが、余市でもお祭りがあるみたい。賑やかだ。
柿崎食堂は人の熱気で暑かった…。土曜だったからか、すごいお客さんの数。
イクラ丼は相変わらず安くておいしかった~!!
ボクは小樽まで行ってしまうと寝れる場所がなくなってしまうので、ファイヤーライダーズとはここでお別れだ。
本当に2日半、超楽しかったです!
かなりお世話にもなってしまいました、ありがとうございます。
記念撮影をしまくり、握手をして別れる。

旅が終わったら、真っ先にメットを買いに行こう。
メットを片手に京都の消防署へ行って、社会見学してからタンデムしてもらうんだー。
免許もとって、いつかはみんなでツーリングに行きたいね。
紳士やったと書いといてくれや、といわれたが、おもしろいという形容詞はこのひとたちの為にあるのかと思うほどピッタリであった。


昨日の走行キョリは303キロでござる。
セッシャ、こんなに走ったのは一度自宅へ帰った時以外はないのでござる。
にんにん。
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