旅日記

夫婦二人旅の楽しみ方 まずは近いところから

今年こそ

2015-02-25 13:28:18 | Weblog
いつも誘われていたけれど、長兄の死をきっかけに今年こそ千葉の次兄を訪ねることとなった。妹とふたりで。
主人には悪いが、兄弟水入らずなんて夢のよう。
兄もそういって喜んでいた。(主人を邪魔物にしているわけではない。)
3月2日からの3日間。お天気に恵まれますように・・・
北陸新幹線が開通してからよりも、ほくほく線のほうがのんびりできていいかな。
ところが兄は、越後湯沢の乗り換えが大変だから、金沢まで迎えに行こうかなどという。
家族で大笑いしてしまったが、私達二人は、兄の中では幼い子供のままなのだろうか。
妹と二人、珍道中で楽しんでこよう。

今日も里山海道 

2015-02-15 22:51:45 | Weblog
珠洲の木浦へ行こうという主人に誘われて、1月に続き今日も里山海道をまっしぐら。
昨日の暗い天気は嘘のよう。
海は波打ち際の白から淡いエメラルドグリーンとなり、その向こうは群青色となって空につながっていた。
最初に立ち寄ったのは「道の駅 ゆめテラス」の奥能登山海市場。珠洲の塩やハチメのから揚げなどをチョイス。
お次の道の駅は珠洲の鈴なり。木浦の所在地を確認して、大谷峠を超えて曽々木海岸へ。
ここでは道の駅「すず塩田村」。お腹がすいたのでいつもの「今新」で海鮮丼。
今回は木浦は取り止めて「今新」マスターお薦め南惣美術館へ。
奥能登の豪族であった南家は代々惣右衛門又は宗右衛門を名乗っていたので、「南惣」が屋号とされたそうな。
個人の収集で昭和46年に米蔵を改装しての美術館というから驚きである。
俵屋宗達、雪舟、円山応挙、長谷川等伯、果ては後鳥羽上皇の書蹟まで並ぶ。柿右衛門も古九谷も・・・
いつも気になっていたのに、もっと早く来ればよかった
玄関前の松の木は根元から二股に分かれて大きく枝を広げていた。樹齢450ねんだそうだ。その根元には亀の形をした石が。これは海から引き揚げてきたそうだ。
松の木と並ぶ能登霧島つつじはやはり樹齢100年。
一巡してから柚子羊羹とお茶でおもてなしをしてくださり、ほっこりした気分。
能登の人って優しいなあ。