鉄道写真

国鉄時代の写真です

★C12のHP★

2101-01-19 | 日記
蒸気機関車 C12のHP 

  
蒸気機関車 C12
〔C12〕
■C12とは
日本国有鉄道の前身である鉄道省が製造した過熱
式のタンク式蒸気機関車である。

■背景
昭和時代に入り、閑散支線の建設が進められたが
建設費を安く抑えるために簡易線が数多く建設さ
れた。
このような路線には、軸重が軽く運転コストの安
い新型の小型機関車が要求された。

■C12の製造所
川崎車両・汽車製造・日立製作所・日本車両・三菱重工業

■主な仕様
・軸配置:1C1
・動輪径:1,400mm
・全 長:11,350mm
・全 高:***mm
・総重量:50,05t
・ボイラ:過熱蒸気式
・ボイラ圧力:14,0kg/cm2
・火格子面積:1,30m2
・気筒数:単式2気筒
・気筒寸法:400mm×610mm
・弁装置:ワルシャート式
・単独ブレーキ:空気ブレーキ
・列車ブレーキ:自動空気ブレーキ
・出力:505PS

★D60のHP★

2101-01-18 | 日記
蒸気機関車 D60のHP 

  
蒸気機関車 D60
〔D60〕
■D60とは
日本国有鉄道の貨物用テンダー式蒸気機関車である。
D50を改造して、1951年から1956年まで
78両誕生した。

■背景
終戦後の1950年代、丙線区では9600型の老朽
化が著しく、新形式の機関車が望まれていた。
そこで、余剰化していたD50形の状態の良い車両
を、軸重軽減改造して、丙線規格の機関車に改造する
ことになった。

■D60の構造
・車軸配列はバークシャー
・軸重を13,67tに軽減
・シリンダ直径を550mmに縮小(空転防止)

■D60の改造所
浜松工場・長野工場・土崎工場

■主な仕様
・軸配置:1D2
・動輪径:1,400mm
・全 長:17,248mm
・全 高:3,955mm
・総重量:***t
・テンダ重量:49,00t
・ボイラ:過熱蒸気式
・ボイラ圧力:13,0kg/cm2
・火格子面積:3,25m2
・気筒数:単式2気筒
・気筒寸法:550mm×660mm
・弁装置:ワルシャート式
・単独ブレーキ:空気ブレーキ
・列車ブレーキ:自動空気ブレーキ

★C55のHP★

2101-01-17 | 日記
蒸気機関車 C55のHP 

  
蒸気機関車 C55
〔C55〕
■C55とは
日本国有鉄道の前身である鉄道省が設計した亜幹線用
旅客用中型テンダー式蒸気機関車である。

■背景
1935年から、急行客車用としてC51の後継機と
して製造されたC54の弱点(空転が多いなど)を
改善したうえで、C55形が製造された。

■C55の製造所
川崎車両・汽車製造・三菱重工業・日立製作所

■構造の特徴
・溶接工法を大幅に採用して、リベットを減少させた
・多くの部分に直線基調のディテールをとった。
・砂箱と蒸気ドームを一体化したカバーに収めた
・放射状のスポーク動輪に水かきの補強部あり
・本形式は、流線形の2次形と、全長の短い3次形がある。
 
 ■主な仕様
・動輪径:1,750mm
・全 長:20,280mm
・全 高:3,945mm
・最大軸重:13,62t
・テンダ含重量:113,04t
・ボイラ:過熱蒸気式
・ボイラ圧力:14kg/cm2
・火格子面積:2,53m2
・気筒数:単式2気筒
・気筒寸法:510mm×660mm
・出力:1,211PS
・引張力:10,680kg
・弁装置:ワルシャート式
・単独ブレーキ:空気ブレーキ
・列車ブレーキ:自動空気ブレーキ

★C54のHP★

2101-01-15 | 日記
蒸気機関車 C54のHP 

  
蒸気機関車 C54
〔C54〕
■C54とは
日本国有鉄道の前身である鉄道省が1931年に製造
した亜幹線用旅客用中型テンダー式蒸気機関車である。

■背景
1928年に製造終了となったC51の後継機C53
は軸重が大きく幹線しか投入できないため、亜幹線用
としてC51の近代化後継機として開発された。

■C54の製造所
川崎車両・汽車製造

■構造の特徴
・冶金技術の向上によりボイラー性能が向上され
 使用蒸気圧力も14kg/cm2に高めた
・シリンダ直径を狭めることにより、全体的に軽量化
 されている。
・日本の機関車として始めて除煙板を装着している。

 ■主な仕様
・動輪径:1,750mm
・全 長:20,375mm
・全 高:3,945mm
・最大軸重:13,42t
・テンダ含重量:114,30t
・ボイラ:過熱蒸気式
・ボイラ圧力:14kg/cm2
・火格子面積:2,53m2
・気筒数:単式2気筒
・気筒寸法:510mm×660mm
・出力:1,211PS
・引張力:11,680kg
・弁装置:ワルシャート式
・単独ブレーキ:空気ブレーキ
・列車ブレーキ:自動空気ブレーキ

★C56のHP★

2101-01-14 | 日記
蒸気機関車 C56のHP 

  
蒸気機関車 C56
〔C56〕
■C56とは
日本国有鉄道の前身である鉄道省が製造した軽量小型
テンダー式蒸気機関車である。

■背景
昭和初期に、閑散支線に最適の軽量小型で保守の容易
な機関車が計画された。

■C56の製造所
川崎車両・汽車製造・日立製作所・日本車両・三菱重工

■構造の特徴
・短距離向けのタンク式C12型をテンダー式に設計
 しなおしされたのが、C56形である。
・軸配列はモーガル
・テンダー側面を大きく欠きとって後方視界を確保した

■主な仕様
・動輪径:1,400mm
・全 長:14,325mm
・全 高:3,900mm
・最大軸重:10,61t
・テンダ含重量:65,53t
・ボイラ:過熱蒸気式
・ボイラ圧力:14kg/cm2
・火格子面積:1,30m2
・気筒数:単式2気筒
・気筒寸法:400mm×610mm
・出力:1,097PS
・引張力:8,290kg
・弁装置:ワルシャート式
・単独ブレーキ:空気ブレーキ
・列車ブレーキ:自動空気ブレーキ

★C61のHP★

2101-01-13 | 日記
蒸気機関車 C61のHP 

  
蒸気機関車 C61
〔C61〕
■C61とは
日本国有鉄道が1947年に製造された急行旅客用
テンダー式蒸気機関車である。

■背景
戦後、旅客輸送需要が急増し、戦時中製造がストップ
していた旅客機関車が急激に不足したため、追加製造
を決定したがGHQからの許可得られず新造ができな
かった為、機関車不足解消のため、余剰となったD51
形を旅客機に転用改造したもの。

■C61の製造所
三菱重工業・日本車両

■構造の特徴
・本形式はD51形の改造名義であるが、流用はボイラーと
 一部部品のみ。
・走行部はC57形をベースに設計
・軸配置はハドソン
・メカニカルストーカを採用

■主な仕様
・動輪径:1,750mm
・全 長:21,475mm
・全 高:3,980mm
・最大軸重:13,70t
・総重量:79,46t
・テンダ重量:48,44t
・ボイラ:過熱蒸気式
・ボイラ圧力:15kg/cm2
・火格子面積:3,27m2
・気筒数:単式2気筒
・気筒寸法:500mm×660mm
・出力:1,777PS
・引張力:12,020kg
・弁装置:ワルシャート式
・単独ブレーキ:空気ブレーキ
・列車ブレーキ:自動空気ブレーキ

★C60のHP★

2101-01-12 | 日記
蒸気機関車 C60のHP 

  
蒸気機関車 C60
〔C60〕
■C60とは
日本国有鉄道が保有していたC59形テンダー式
蒸気機関車を改造して誕生した。

■背景
東海道本線、山陽本線などの幹線の電化に伴い、C59
は他の路線に転じることになったが、C59は軸重が大
きすぎて他の路線には入ることができなかった。
その為、従台車を2軸に変更して軸重を軽減し、若干
牽引力がC59より落ちるものの、性能的にはC59と
ほぼ同等である。

■C60の改造所
浜松工場・郡山工場

■構造の特徴
・軸配置はハドソン(2C2)
・C59と同様、戦前型・戦後型が存在する。

■主な仕様
・動輪径:1,750mm
・全 長:21,360mm(戦前型)・21,575mm(戦後型)
・全 高:3,980mm
・最大軸重:15,00t(戦前型)・14,80t(戦後型)
・総重量:82,90t(戦前型)・81,59t(戦後型)
・テンダ重量:56,90t(戦前型)・54,88t(戦後型)
・ボイラ:過熱蒸気式
・ボイラ圧力:16kg/cm2
・火格子面積:3,27m2
・気筒数:単式2気筒
・気筒寸法:520mm×660mm
・弁装置:ワルシャート式
・単独ブレーキ:空気ブレーキ
・列車ブレーキ:自動空気ブレーキ

★D52のHP★

2101-01-11 | 日記
蒸気機関車 D52のHP 

  
蒸気機関車 D52
〔D52〕
■D52とは
日本国有鉄道の前身である鉄道省が製造した貨物用
テンダー式蒸気機関車である。

■背景
第二次世界大戦中、日本国内の貨物輸送は輸送力が
不足し、鉄道貨物需要が逼迫した情勢となった。
そんな中で、1200tの貨物列車を牽引でき、東海道
山陽本線、函館、室蘭本線で運用するためにD51
形を改良して誕生した機関車である。
ボイラーを可能な限り大型化して、粘着重量を高め
るとともに出力を上げた。
最大動輪周出力は1,660馬力と日本の蒸気機関車の中
では最高の出力を持つ。

■D52の構造
・車軸配置は1D1
・戦時設計のため、材料の節約や代用材を多数使用。
・鋳鋼製台枠の採用
・重心の前方移動による牽引力増加。
・船底テンダー採用による資材節減。

■D52の製造所
浜松工機部・鷹取工機部・汽車製造・日本車両・川崎車両・日立製作所・三菱重工業

■主な仕様
・軸配置:1D1
・動輪径:1,400mm
・全 長:21,105mm
・全 高:3,982mm
・総重量:85,13t
・テンダ重量:51,76t
・ボイラ:過熱蒸気式
・ボイラ圧力:16,0kg/cm2
・火格子面積:3,85m2
・気筒数:単式2気筒
・気筒寸法:550mm×660mm
・弁装置:ワルシャート式
・出力:1,660PS
・単独ブレーキ:空気ブレーキ
・列車ブレーキ:自動空気ブレーキ

★C11のHP★

2101-01-10 | 日記
蒸気機関車 C11のHP 

  
蒸気機関車 C11
〔C11〕
■C11とは
日本国有鉄道の前身である鉄道省が製造した過熱
式のタンク式蒸気機関車である。

■背景
1920年代の国鉄は第一次世界大戦の終結後の
経済の低迷や、特に都市部の並行私鉄線や自動車
の台頭などの事情から、旅客・貨物輸単位の縮小
や運転回数の高頻度化が求められる様になった。
老朽タンク機関車の代替えと、1930年に製造
された、C10の改良と大幅な軽量化により入線
可能線区を大幅に拡大することに成功した。
C10形と異なり除煙板を装備されている。

■C11の製造時期区分
・1次形:C111-C1123)
・2次形:C1124-C11140):砂箱と蒸気ドームの位置変更
・3次形:C11141-C11246):水槽容量増加、水平
・4次形:C11247-C11381):戦時設計機

■C11の製造所
汽車製造・川崎車両・日立製作所・日本車両

■主な仕様
・軸配置:1C2
・動輪径:1,520mm
・全 長:12,650mm
・全 高:3,900mm
・総重量:66,05t
・ボイラ:過熱蒸気式
・ボイラ圧力:14,0kg/cm2-15,0kg/cm2
・火格子面積:1,60m2
・気筒数:単式2気筒
・気筒寸法:450mm×610mm
・弁装置:ワルシャート式
・単独ブレーキ:空気ブレーキ
・列車ブレーキ:自動空気ブレーキ
・出力:610PS

★D50のHP★

2101-01-09 | 日記
蒸気機関車 D50のHP 

  
蒸気機関車 D50
〔D50〕
■D50とは
日本国有鉄道の前身である鉄道省が製造した貨物用
テンダー式蒸気機関車である。
当初9900形と称したが、1928年10月に
D50と改名された。

■背景
第一次世界大戦に伴う国内貨物需要の増大を背景とし
1916年頃から9600型の後継機の計画が取沙汰
され、より強力な貨物機を導入して、箱根越えなど
勾配区間での輸送単位の増大を図ることが計画された
車軸配置は、18900の成功を収めたこともあり
貨物用機も従台車付きのミカドとした9600型を
上回る高性能機が計画された。

■D50の構造
・3缶胴構成の広火室過熱式ストレートボイラ
・給水暖め器を前部デッキ上に搭載
・先台車1軸リンク式
・動輪径は1,400mmに拡大
・台枠は棒台枠構造
・弁装置はワルシャート式

■D50の製造所
川崎造船所・汽車製造・日立製作所・日本車両

■主な仕様
・軸配置:1D1
・動輪径:1,400mm
・全 長:17,248mm
・全 高:3,955mm
・総重量:78,14t
・テンダ重量:49,00t
・ボイラ:過熱蒸気式
・ボイラ圧力:13,0kg/cm2
・火格子面積:3,25m2
・気筒数:単式2気筒
・気筒寸法:570mm×660mm
・弁装置:ワルシャート式
・単独ブレーキ:空気ブレーキ
・列車ブレーキ:自動空気ブレーキ
・最高速度:70km/h

★8620のHP★

2101-01-08 | 日記
蒸気機関車 8620のHP 

  
蒸気機関車 8620
〔8620〕
■8620とは
日本国有鉄道の前身である鉄道院が製造した、日本で初めて
本格的に量産された国産旅客牽引用テンダー式蒸気機関車で
ある。

■背景
明治末期に急行用として各国から輸入された、8700型
8800型、8850型などを参考に、日本の蒸気機関車
国産化技術の確立を目的として設計、製造された。
性能的を追求して将来の輸送量が増加した際には地方線区
転用することを考慮して設計した。
車軸配置は唯一のモーガル形で、曲線の通過性能を良くし
ている。
空転しにくいのも特色のひとつ。

■8620の製造所
汽車会社・川崎造船所・日立製作所・日本車両・三菱造船所

■主な仕様
・軸配置:1C
・動輪径:1,600mm
・全 長:16,765mm
・全 高:3,785mm
・総重量:48,83t
・テンダ重量:34,50t
・ボイラ:過熱蒸気式
・ボイラ圧力:13,0kg/cm2
・火格子面積:1,63m2
・気筒数:単式2気筒
・気筒寸法:470mm×610mm
・弁装置:ワルシャート式
・シリンダ引張力:9,300kg
・出 力:759PS
・単独ブレーキ:空気ブレーキ
・列車ブレーキ:自動空気ブレーキ

★C58のHP★

2101-01-07 | 日記
蒸気機関車 C58のHP 

  
蒸気機関車 C58
〔C58〕
■C58とは
日本国有鉄道の前身である鉄道省が1938年から1947年
まで製造した、ローカル線用の客貨兼用過熱式テンダー式蒸気
機関車である。
8620形と9600形の共通の後継機として設計された。

■構造
国鉄のテンダー式蒸気機関車では唯一のプレーリー形軸配列
を採用している。
形態的には、煙室上部の煙突の前に給水暖め器を設置して
D51量産型に類似している。
国鉄の蒸気機関車としては、初めて密閉型の運転室が採用
された。
戦後製造分は、ボイラーの缶水容量や船底台車のテンダー
を採用している。

■C58の製造所
汽車会社・川崎車両

■主な仕様
・軸配置:1C1
・動輪径:1,520mm
・全 長:18,275mm
・全 高:3,900mm
・テンダ含重量:100,20t
・ボイラ:過熱蒸気式
・ボイラ圧力:16,0kg/cm2
・火格子面積:2,15m2
・気筒数:単式2気筒
・気筒寸法:480mm×610mm
・弁装置:ワルシャート式
・シリンダ引張力:12,570kg
・出 力:2,163PS
・単独ブレーキ:空気ブレーキ
・列車ブレーキ:自動空気ブレーキ

★C51のHP★

2101-01-06 | 日記

蒸気機関車 C51のHP 

  
蒸気機関車 C51
〔C51〕
■C51とは
日本国有鉄道の前身である鉄道院が1919年に開発
した、幹線旅客列車用の大型テンダー式蒸気機関車である。
当初19800形と称したが、1928年5月にC51と
改名された。

■経緯と性能・構造
高速機関車として、国産初めてパシフィックの軸配置を
採用した。
常用最高速度を100km/hとして計画され、動輪の常用最大
回転数から逆算して1,750mmと当時の狭軌用蒸気機関車で
は世界最大の動輪直径が導入された。
この動輪のサイズは以降の旅客用大型の蒸気機関車の標準
となった。
大型動輪径を採用するとボイラーの中心高が引き上げられ
るが、9600が好成績を挙げていることから2400mmを
許容している。
台枠は板台枠、動輪は1,750mmのスポーク動輪。
弁はワルシャート式

■C51の製造所
浜松工場・汽車会社・三菱造船

■主な仕様
・軸配置:2C1
・動輪径:1,750mm
・全 長:19,994mm
・全 高:3,800mm
・総重量:67,75t
・テンダ重量:43,87t
・ボイラ:過熱蒸気式
・ボイラ圧力:13,0kg/cm2
・火格子面積:2,53m2
・気筒数:単式2気筒
・気筒寸法:530mm×660mm
・弁装置:ワルシャート式
・シリンダ引張力:11,700kg
・出 力:1,175PS
・単独ブレーキ:空気ブレーキ
・列車ブレーキ:自動空気ブレーキ
・最高速度:95km/h

★9600のHP★

2101-01-05 | 日記
蒸気機関車 9600のHP 

  
蒸気機関車 9600
〔9600〕
■9600とは
日本国有鉄道の前身である鉄道院が1913年から
製造した、日本で初めての本格的な国産貨物列車牽引
用のテンダー式蒸気機関車である。
国鉄において最後まで稼動した蒸気機関車である。

■性能
初代9600型(9850形)の欠点を改良すべく
設計されたものである。
明治末期の大型輸入機の設計を参考にして、日本の
国情に合致する性能の機関車となった。
巨大なボイラーを台枠の上に火室を載せてしまうこと
により、出力は上がったが、ボイラーの中心高さは
当時の狭軌用蒸機関車最高の2,591mmとなり重心位置
が非常に高く、小輪径の動輪のため、最高速度は
65km/hと高速走行は苦手であった。
台枠は板台枠である。
初期の車両の運転台下部はS字型屈曲している。

■9600の製造所
川崎造船所・汽車製造・小倉工場

■主な仕様
・軸配置:1D
・動輪径:1,250mm
・全 長:16,551mm
・全 高:3,813mm
・総重量:59,82t
・テンダ重量:34,50t
・ボイラ:過熱蒸気式
・ボイラ圧力:12,7kg/cm2
・火格子面積:2,32m2
・気筒数:単式2気筒
・気筒寸法:510mm×610mm
・弁装置:ワルシャート式
・出 力:870PS
・単独ブレーキ:空気ブレーキ
・列車ブレーキ:自動空気ブレーキ

★C59のHP★

2101-01-04 | 日記

蒸気機関車 C59のHP 

  
蒸気機関車 C59
〔C59〕
■C59とは
日本国有鉄道の幹線用旅客用テンダー式蒸気機関車である。
1941年から1943年まで100輌製造され
1946年から1947年まで73輌製造された。
主に、東海道本線、山陽本線など主要幹線の優等列車牽引
に使用された。

■背景
1930年代後半、東海道本線、山陽本線などの二大幹線
の旅客列車は主にC53形が牽引していたが、このC53形
は三気筒の搭載により、低重心化とスムースな走行性能が
得られた半面、複雑なグレズリー式弁を備えており整備検修
に手間や時間がかかり、保守が容易な新型機関車を求める様
になってきた。

■C59の製造所
川崎車両・汽車製造・日立製作所

■構造の特徴
・軸配置は鉄道省制式二気筒のパシフィック機を基本とした(2C1)
・ボイラーD51のものを基本とし、ボイラー圧力を引き上げている。
・台枠は棒台枠、動輪は1750mmのボックス動輪
・弁装置はワルシャート式
・運転室は密閉構造
・国産最長の蒸気機関車

■特徴のあるC59
・C5916・C5931:煙室前面が角形
・C5967:ブラウン試験塗装
・C5979:グリーン試験塗装・E形過熱装置
・C5980:燃焼室・E形過熱装置
・C59108:お召し指定機
・C59124:門鉄デフを装着
・C59127:重油専燃機

■主な仕様
・動輪径:1,750mm
・全 長:21,360mm(戦前型)・21,575mm(戦後型)
・全 高:3,980mm
・最大軸重:16,17t(戦前型)・16,04t(戦後型)
・総重量:80,25t(戦前型)・79,75t(戦後型)
・テンダ重量:56,90t(戦前型)・54,88t(戦後型)
・ボイラ:過熱蒸気式
・ボイラ圧力:16kg/cm2
・火格子面積:3,27m2
・気筒数:単式2気筒
・気筒寸法:520mm×660mm
・弁装置:ワルシャート式
・出 力:1,702PS
・引張力:13,860kg
・単独ブレーキ:空気ブレーキ
・列車ブレーキ:自動空気ブレーキ