たつのこ半畳記 350

坐禅会情報・四季折々の様子を伝えるときどき日記。
令和3年に開創360年を迎えている起雲山大龍寺のブログです。

★愛知と東京の行事がかぶり…

2018年03月31日 | 四季折々 寺事折々
毎年3月28日・29日に妙厳寺(豊川稲荷)の開山忌に随喜させていただいていますが、
今年は仏教情報センター主催の「いのちを見つめる集い」が大龍寺を会場に開かれようになり、
3月の集いは、会場が大龍寺に決まる前から、3月29日に開催されることになっていました。



開山忌というのは、そのお寺の初代住職の命日の法要です。
妙厳寺は全国的に知られてもいる大きなお寺ですし、
曹洞宗のお坊さんの系譜のひとつである寒巌派という
派を代表するお寺でもあるので、お師匠さまと私が揃って
開山忌にお焼香させていただくことは大事なお勤めです。

一方で、「いのちを見つめる集い」は
普段は佛教に関する電話相談を運営しているセンターの
定期的なリアルの仏教講座で、大龍寺がかいじょうとなって2回目。
しかも3月の講師は曹洞宗のお坊さんで中野にあるお寺の御住職さん。
こちらも不在で全てお任せしてしまうのは難しい状況でした。



今回はやむを得ず、
 28日 車で愛知県へ開山忌へ
 29日 朝の法要まで随喜して、単身新幹線で集いへ
 30日 新幹線で愛知県に戻り、車で帰ってくる
という慌ただしい感じになってしまいました。





29日朝です。日の出直後の朝の光が、本殿に差し込みます。
そのようになることを計算して建てられているのだと思いますが、
当初設計したとおりに、今でも朝日が差し込んでくるということは、
影を作るような高い建物が東方向にないということですから、
今日の東京ではまず考えられない素晴らしい環境です。





全国各地の信者さん、講の会員さんのご供養をしています。
東京の信者さん、講の立ち上げなどに祖父は関わってたそうです。
大龍寺の講、太田家の先祖代々の供養もしていただいています。





かつて法堂があった場所に、現在は参拝者の受け入れ施設・研修施設が建っており、
同じ建物に法堂も含まれており、ご本尊さまもお祀りされています。







29日午後です。大龍寺に戻り「いのちを見つめる集い」の準備、そして講座が始まりました。
ハワイで12年間にわたり曹洞宗の寺院で執務していたお坊さんによる講座です。
ハワイの日系人やアメリカ人の宗教事情をみることで、自分自身の信仰について考える講座でした。





さあ、30日この午前中に新幹線で愛知県に向かいましたが、
家を出るまさに5分前に幼稚園に通う娘に「一緒に行こう!」と。
今はまだ新幹線の切符が必要ないのでできる荒技でした。



豊川駅について、なぜかスケートの小平選手の真似だというポーズ…







5歳。このようにして豊川稲荷をお参りするのは初めてのことです。





その日のうちに師匠を乗せて帰りに日帰り温泉に寄って帰宅しました。
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