たつのこ半畳記 350

坐禅会情報・四季折々の様子を伝えるときどき日記。
令和3年に開創360年を迎えている起雲山大龍寺のブログです。

★木製窓枠の補修

2023年06月18日 | 四季折々 寺事折々
長らく当山の懸案であった「本堂正面の木製窓枠」の補修工事を行いました。

本堂正面は、昭和55年の竣工から40年以上、日光や風雨にさらされており、
木枠の至るところに雨染み、白スケ、木質の傷みが見られていました。
感染症が流行する前に、本堂各所の補修工事を進めており
外壁と正面階段の手すりの塗装工事まで実施しましたが、
そこから丸3年間、補修工事が止まってしまっていました。

今回の木製窓枠は、40年の積み重ねを維持したままキレイに
そして今後一層の落ち着きが醸されるようにとの要望を出して、
木製窓枠の補修を終えることができました。

書院ができてから、本堂正面から出入りする機会は減りましたが、
本堂正面からご本尊様のお参りもお勤めいただければ何よりです。


右左の端部分は、足場を組んで作業に入ります。


作業は5月14日の施食会後から。


灰汁洗い・しみ抜き・漂白・保護塗料・ニスの部分塗布をおこないました。


同時並行で、ガラスの安定・防水のためゴムで窓枠を縁取りしました。


しみ抜きを経て、漂白の途中です。


経年の雰囲気と木目を活かした塗装です。


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