北都留森林組合blog

森林組合の毎日を日記でご紹介していきたいと思いますのでお楽しみに!

農林中金森林再生基金第2回事業発表会にて発表してきました!

2017年07月31日 | Weblog

【森林再生基金は、荒廃した森林が、地球温暖化防止をはじめとした多面的機能を十分に発揮できない状況を踏まえ、民有林の再生事業に対して助成を行うことで、森林の多面的機能が持続的に発揮されることを目的とした公益信託です。本基金は、森林施業の今日的課題の一つである「施業集約化」や「搬出間伐等」の取り組みを更に加速化させるため、荒廃林の再生事業の中でも、特に、地域の模範になり、高い波及効果が見込まれる事業や、先進性のある事業に、重点的に助成を実施し、地域の中核を担う林業事業体の事業実施態勢の整備をサポートすること】

今回、全国5カ所のうちのひとつに当森林組合が選ばれ1年間、事業を実施して参りました。

その報告書が こちら

「好ましい森林とは、気象災害に対して安全性が高く、生産力に優れ、長期的に見て需要への弾力性が高く、生物多様性が高く、景観的に優れ、かつその維持管理が低コストでする森林である」これは藤森隆郎先生が著書『林業がつくる日本の森林(築地書館)』の中で述べられているあるべき森の姿であるが、当森林組合では、そんな木材生産と環境保全の両立した調和のとれた林業を目指していきたい。

それは、けして簡単なことではないことはよく理解しているが、森林資源は再生可能な無限な資源であり、林業は自然を相手に生産と環境の調和を図りながら、創意工夫を重ねながら創造的な仕事をすることで、いかに人類の幸福に貢献していけるかに関わることのできる大変面白いやりがいのある仕事である。

そして、働く我々がキラキラと輝くことで林業を、若者が憧れる魅力ある職業にしていきたいと思います。


小菅村の道の駅に積木広場

2017年07月25日 | Weblog
北都留森林組合で製作販売している積木を小菅村に納めさせて頂きましたが、小菅村道の駅内に積木広場コーナーができ訪れた方々に積木に触れ合う機会が出来ました。
私達が搬出したスギ、ヒノキを職員がひとつひとつ心を込めてハンドメイドで作った積木です。小菅村の道の駅を訪れた際には、ぜひ遊んで行って下さい。

なお、同積木は一般販売も開始しておりますので、購入希望の方は当組合本所までお問い合わせ下さい。



「How Google Works 私たちの働き方とマネージメント」

2017年07月24日 | Weblog

『How Google Works (ハウ・グーグル・ワークス) ―私たちの働き方とマネジメント』 エリック・シュミット 他(日本経済新聞社)

なるほど林業の世界でも参考になる言葉が沢山ありました。

「ユーザーを中心に考える」
「もっとも価値があるのは知性」
「従業員には大きな自由を与えコミュニケーションを通じて全員がおおよそ同じ方向に進むようにした」
「改善にたゆみなく努力する」
「スマートクリエイティブを惹きつけるには、企業文化、戦略、合意形成が大切」
「組織はフラットを保つ」
「組織は機能別とし事業別にしない」
「ひとつの組織はピザ2枚で足りる規模が良い」(アマゾン創業者ジェフ・ベゾス)
「社員に責任と自由を与える」
「優れた仕事は楽しくなければならない」
「自分には絶対に成功させるというケタ外れの情熱と夢を実現するだけの合理性、強い意志、粘り強さ、一心不乱に取り組む姿勢が大切」
「出来る人は大抵誰か外の人の仕事をしている」
「経営者の一番大事な仕事は採用」
「自分の情熱と仕事を結びつけることのできるのは究極の贅沢。そして、間違いなく幸せに繋がる道」(シェリル・サンドバーグ)
「自分自身が自分の下で働きたいと思うような上司になれ」
「大きな挑戦は大きな才能を持つ人材を惹きつける」
「10倍スケールで考える」
「70対20対10のルール。
「仕事時間の20%を好きなプロジェクトに使って良い20%ルール」等々

特に「経営者の一番大事な仕事は採用」や「大きな挑戦は大きな才能を持つ人材を惹きつける」にはゾクッと来ました。優秀な若者たちが魅力的な森林組合だと求人募集に大勢集まってもらえるように良い仕事をして行きたいと思います。

【北都留森林組合では平成30年春卒業予定の新卒者の採用募集中です】

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