北都留森林組合blog

森林組合の毎日を日記でご紹介していきたいと思いますのでお楽しみに!

第1回多摩川源流トレイルラン大会が開催されました!

2009年09月28日 | Weblog
多摩川の源流にある小菅村で第1回トレイルラン大会が開催されました。
80名を越えるランナーが秋風爽やかな小菅村の山々を駆け巡りました。
参加された皆さんはとっても気持ちの良い方ばかりでした。
これも森と触れ合うひとつの形なんだなと感じました。
森や山村のことを知ってもらうきっかけとして可能性を感じました。

詳しくはこちら
http://homepage2.nifty.com/kokopelli-village/090927.html

環境と森づくりを考える地域意見交換会出席

2009年09月26日 | Weblog
2009年9月18日(金)富士・東部林務環境事務所において「環境と森づくりを考える地域意見交換会」が開催され職員一同出席しました。

「多様な公益的機能を有する森林を県民全体で守り育て、次の世代に引き継ぐとともに低炭素社会の実現に向けた総合的な取り組みを一層推進していくためには、県民全体の理解や取り組みが不可欠である」

100名近くの人が集まり県の考えを聞いたあと意見交換を行いました。
その中で、桂川・相模川流域協議会から提案がありました。

■桂川・相模川の流域環境の保全・再生に向けては、清らかな水を生む森づくりが
必要。
■森づくりの推進には、桂川・相模川流域における木材流通の循環をつくり出すことが求められる。
■新たな費用負担を求める際には、県全域に幅広く恩恵がもたらされる事業の実施が望まれる。
・・・そこで提案・・・
★新たな税制を導入する場合には、県内の小中学校を対象に、森林・水環境保全を図ることを目的とし「流域材を活用した小中学校施設・施設整備事業」の実施を提案する。
具体的には、流域材を使った机や椅子の普及、教室に流域材の腰板を貼るリホーム事業など。

とにかく森づくりと木材消費を県民全体で考えていくことは大切である。
そして流域の中でそのことを考え、国全体へと繋げていきたい。



登山道等整備委託業務 作業員募集のお知らせ

2009年09月25日 | Weblog
北都留森林組合では、山梨県緊急雇用創出対策事業として臨時作業員を募集します。
就業を希望する方は、当組合までご連絡下さい。

1.募集人員3名
2.就業期間:2009年10月1日~43日間(但し業務進捗により多少多くなる場合あり)
3.日当11,000円~12,000円(取得資格を考慮します)
4.勤務時間:8:00~17:00(日、第2,4土休)
5.募集要項:履歴書を持参もしくは郵送
〒409-0112 上野原市上野原5273-2
北都留森林組合(担当:中田)
電話0554-62-3330
※求職中の方、上野原市在住の方を優先したいと思います。

ご不明な点は担当までご相談下さい。

以上

源流の森 林業体験 第3回開催しました!

2009年09月22日 | Weblog
第3回 源流の森 林業体験を開催しました!
今回は、間伐体験、木工体験を実施。
参加頂いた皆と一緒に森の大切さ、林業の仕事について学んで頂きました。
詳しくはHPをご覧下さい!
http://kitaturu.hp.infoseek.co.jp/090919.html

次回はいよいよ平成21年度最終回、10月12日(月・祝)です。
先着順でのお申込受付中。皆様のご参加をお待ちしております。

開催日:平成21年10月12日(月・祝)
内容:間伐体験、木工体験、作業道・企業の森見学と盛りだくさん。
お申込:北都留森林組合 電話0554-62-3330


【緊急告知】環境と森づくりを考える地域意見交換会開催のお知らせ

2009年09月17日 | Weblog
明日、環境と森づくりを考える地域意見交換会が都留市にある南都留合同庁舎にて開催されます。参加費無料、事前申込不要、どなたでも参加可です。関心のある方はぜひご参加下さい。

日時:平成21年9月18日(金)13:30~15:00
場所:南都留合同庁舎 大会議室(都留市田原3-3-3)
内容:森林の役割と現状、温暖化防止の取り組み、森林の保全等を目的とした政策や費用負担のあり方について話し合います。
問い合わせ先:山梨県森林環境部森林環境総務課 電話055-223-1632

以上

【無料】源流の森 林業体験参加募集!!

2009年09月17日 | Weblog
9月19日(土)に開催する『源流の森 林業体験』の参加募集締切りが迫ってきました。
ご参加希望の方は、明日9月18日(金)お昼12時までにお申込下さい。
お申込は先着順とさせて頂きます。
定員まであと少しです。

なお、10月12日(月・祝)もあわせて申し込み受付中。
皆様のご参加をお待ちしております。

(日程)
8:30 上野原市役所集合
9:00 森林巡回
9:30 間伐体験
12:00昼食
13:00木工体験(巣箱づくり)
15:00森林組合加工場見学
17:00上野原市役所解散

(持ち物)お弁当、飲み物、軍手、雨具、タオル、その他各自で必要なもの

(申込先)北都留森林組合 電話0554-62-3330

以上

森林再生事業化研究会

2009年09月15日 | Weblog
(社)日本プロジェクト産業協議会という経済界の政策提言機関が森林再生事業化研究会を立ち上げ「次世代林業システム」(仮称)の実現を目指していくと発表した。一森林組合として今後の動き、政策提言内容に関心を持っていきたいと思う。

【森林再生事業化研究会HP】
http://www.kentop.org/Reforestation/

日本の林業再生に向け関係省庁(林野庁、国土交通省、経済産業省)へ提言していくとしている。その動きに注目していきたい。但し、意図的なのかわからないが委員に林業関係者がひとりもいない。

なんでも「次世代林業システム」とは、広域、長期林業経営を推し進め、生産、流通、利用の一体化と全木材100%利用(カスケード利用)を図りながら、国産材利用率を50%に引き上げることを目指すとしている。特に林業・木材関連業だけでなく、住宅、製紙、建設、エネルギー、鉄鋼、機械、商社、金融機関、地方経済連合会など広範囲に連携していくことで実現を目指すとしている。

具体的な取り組みの第1弾として「地域モデル勉強会」で岐阜県、熊本県をモデル事業地として想定し、動き出す。

以下「次世代林業システムが目指す方向」より抜粋です。詳しくはHPをご覧下さい。

1)シームレスな広域の森林再生
国有林、公有林、私有林の区別を超える。一部の不在不明所有者を越える。
針葉樹・広葉樹の区別、既存の森林区分を越える。
自治体の横割りを超える。
象徴の縦割りを超える。
業界の垣根を越える。

2)需要と供給の一体化
需要の動向に応じた山側の供給体制をつくる。
日本の木材を利用した製品開発、全木材100%カスケード利用

3)森林再生に多方面の知恵と技術を結集
森林資源の循環活用について、産業界などの参画を促す。

桂川クリーンキャンペーン2009参加

2009年09月14日 | Weblog
日時:2009年9月12日(土)9時~
場所:上野原市桂川橋上下流域周辺
主催:上野原をきれいにする会
協賛:桂川・相模川流域協議会(東部地域協議会)

上野原駅のすぐ前を流れる桂川の清掃活動に参加してきました。
残念ながら多くのゴミが収集されました。
川で遊ぶ人々ひとりひとりがゴミを持ち帰る当たり前のことを実践してくれるそんな世の中に早くなってもらいたいものです。

ひとりひとりの行動が世の中を変えていく「一灯照隅 万灯照国」
一隅を照らす森林組合でありたいと思います。

坪野克彦氏の講演

2009年09月10日 | Weblog
2009年9月9日(水)株式会社フォレスト・ミッション代表取締役の坪野克彦氏の講演会に参加してきました。

「提案型集約化施業推進と経営」と題し全国の取り組み、経営に必要な要素、集約化意義等々4時間にわたり内容の濃いお話を聞くことができました。

これからは成熟された社会「顔のみえる社会」の中でどう林業の付加価値を見出していくのか、森林組合経営を造林事業からどう木材生産事業へシフトしていくのか等々ひとつひとつの話がよくわかりお陰様で頭の整理ができました。


さらに詳しく知りたい方はぜひ坪野克彦さんの本をご購読下さい。
『提案型集約化瀬江業のカンどころ』(全林協)1890円
http://www.ringyou.or.jp/publish/detail_823.html

★坪野克彦さんHPはこちら
http://homepage3.nifty.com/k-tsubono/index.htm

山の測量

2009年09月08日 | Weblog
毎日毎日山の測量班がこうして測量しています。

仕事をする範囲をぐるっと歩いて方位、斜距離、角度を調べ図面をおこします。
面積と仕事内容により国、県より造林補助金が交付されます。

しかし、3~4割が地主負担(受益者負担)のため年金生活をしているお年寄りにとって自己負担が重く間伐を辞退する方も現れています。

山梨県では地主負担分を県で肩代わりする100%補助事業「環境公益林整備事業」を実施してきました。(残念ながら今年度終了)

手入れの遅れている人工林の間伐を推進するために地主負担が大変大きな問題です。
これまで戦後植林された人工林は保育間伐(切捨て)をやむを得ずやってきましたが、これからは、切捨て間伐ではなく利用間伐を推進していきたいと思います。
世論では、切捨てなら100%補助もOKだが利用するならダメという声も聞こえてきますが木材を利用していくことでCO2削減につながります。
ぜひ国民の皆様がこの点について、ご理解を頂ければと願っています。
少子高齢過疎化で悩む山村を税金で支えて頂けるのであれば、その同じお金を山村が自立して自分の足で立ち歩けるように支援する方が国民全体にとって幸せではないでしょうか。単なる補助金制度では補助金が打ち切りされた瞬間に動けなくなってしまうのですから。
山村は、あと少し背中を押して頂ければ自分の足で歩きはじめることができるんです。
木材のフェアトレードは何も外国から購入する木材だけではありません。国内の木でもフェアトレード(適正価格)があってしかるべきではないでしょうか。

「日本の木を使うことが日本の森を守る」

林業見学・交流ツアー 2009秋開催申込受付開始!!

2009年09月04日 | Weblog
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        林業見学・交流ツアー 2009秋開催
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北都留森林組合では、全国森林組合連合会主催の林業見学・交流ツアーのホストを毎年務めています。
 林業の現場を体験して、林業就業を検討していただくための、
就業ガイダンスと、職場見学体験です。
林業の現場、森林(もり)の仕事を知っていただくことを趣旨としたツアーです。
参加申込みの受付中です。
 皆様のお申し込み、心よりお待ちしております。

  ◆ツアーサイト 詳細・参加申込みはこちらから!
  http://www.nw-mori.or.jp/tour/
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  □ 開催地域:関東

 【山梨県 山梨県森林組合連合会/北都留森林組合】●日帰り
  ● 日程:2009年10月24日(土)
  ● 集合予定地:上野原駅
  ● 集合時間:9:00(予定)
  ● 参加申込締め切り:2009/10/14(木) 12:00
  ● 参加費:無料
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※北都留森林組合では次年度緑の雇用にて数名の採用を予定しています。
 就業を希望される方は北都留森林組合がどのような森林組合かご自身の目で見て確認に来て下さい。お話をできることを楽しみにしています。
 

花と緑の郷づくりボランティア活動参加のお誘い

2009年09月03日 | Weblog
山梨県小菅村では、9月13日(日)に花と緑の郷づくりボランティア活動を実施します。『日本一きれいな村』を目指し活動しています。花の手入れ、樹木の管理などご興味のある方は1時間でも30分でも参加頂ければ幸いです。

日時:平成21年9月13日(日)
時間:8時30分よりお昼まで(都合のつく時間だけでもOK)
集合場所:小菅村小学校校庭(役場のうしろ)
持ち物:軍手、タオル、飲み物
作業内容:アジサイの手入れ、芝桜の手入れ、モミジの手入れ、三つ子山の手入れ等々(当日集まった人々で作業分担し、班ごとに分かれて作業します)

参加費はもちろん無料。一緒に花と緑の郷づくりを楽しみましょう!

問合先&参加申込:小菅の湯温泉内花と緑の郷づくり事務局(担当:藤木)
         電話TEL.:0428-87-0888
         ※当日の飛び入り参加歓迎です!村内で緑の旗を見かけたらお立ち寄り下さい。




クマ剥ぎ被害木

2009年09月02日 | Weblog
ヒノキの60年生の木がクマ剥ぎの被害にあっていました。
樹液をなめる、マーキング、爪とぎ等々いろいろと原因はいわれていますが、はっきりしたことはクマに聞かなければわかりません。

しかし、50年、60年育てた木がある日突然ズタズタになっている姿を見たときはショックです。
だからといって熊を駆除するなんてことは考えてはいません。
どうしたら共存できるのでしょうか?

できれば間伐する予定の木だけを皮剥ぎしてくれると助かるんですけど、科学が発達し、いつか熊と話ができるようにならないでしょうか。